toriさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

アインシュタインの法則
E = mc2 
質量許せるとしても光速ましてやその2乗にエネルギーが等しいとは
どういう頭なのだろう?

映画界のアインシュタインと呼ばれるクリストファー・ノーラン監督
(私
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.5

オリジナルのイタリー版が多くの国でリメークされているらしい

カルチャー、夫婦関係など国の事情に当て嵌めてなんぼでも作れそう 
おいしいビジネスモデル

ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

4.2

無計画に醜く膨張する大都市
見境なく乱立するビル
スパゲッティ状態の電線

中心部は魅力的だけど空港から中心まで向かうバスからの眺めはまさにそんな感じだった
それでも東京よりは遥かにましだが

「ウォ
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マリと子犬の物語(2007年製作の映画)

3.5

犬の映画はボックスティッシュのお世話になるが
何故かこの映画は大丈夫だった

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.2

出会と別れのシーン
お互い何度も何度も振り返るけどすれ違い
そしてあっけなく..

エスター(2009年製作の映画)

4.0

聞きしに勝るとも劣らぬおぞましさ

観終わってテレビをつけたら「レオン」をやっていた
同じ年頃の少女を演じたナタリー・ポートマンに癒やされた

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.9

戦争と呼べば大義名分があるように思えて(見せて)許されるかも知れないが暴力と殺人以外の何ものでもない

マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

メアリー・J・ブライジ目当て軽く観始めたが結構ハードだった

目、舌、玉のどれを切り取るか決める究極の選択
救いのあるラストで選択は正しかったように見えるが
実際そううまく回復するかには疑問が残る

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.2

ジャケ絵のように彼も主役なのだが邦題では置いて行かれてしまい
不憫

書き物では到底表現できないビジュアルと世界観
映画の良さを噛み締めながら観た

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでいたので冒頭の二人を見るだけでウルウルしてしまった

デロリアンのようなタイムマシンごと過去に行けばなんとか
未来に戻れるだろうが、体だけ行ったら装置やそれを作る技術がないから
戻れない
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

3.7

お金や時間をかた本編より
エンドクレジットで流れる笑い声、数枚の実写真と
この言葉がヒットラーと今後もなくなることのない戦争の狂気を雄弁に
語っている

Don't rejoice in his de
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.5

世界中で愛される黒澤明の理由がわかる
映画は単純明快を良しとする代表例

椿三十郎の名前の由来
椿を使った敵陣への突撃符牒をめぐる御婦人方のユーモラスな会話
ラストの血ドバドバなど理屈不要一流のエンタ
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生きものの記録(1955年製作の映画)

3.8

核爆弾の恐ろしさや核実験にパラノイアとなった主人公
親戚一同安全なブラジルに移民しようと旗をふる

この映画の舞台は原爆投下敗戦間もない時代
そんな直後なのに日本人は核の恐ろしさを忘れてしまっている
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.8

長崎の方言と坂

年老いて認知症になるのは特に悪いことではないことをユーモラスに描いている
特に叔母様方のボケ具合が好きだ

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

1.0

ラ・ラ・ランド的を期待していたがあまりに退屈で途中で観るのをやめた

ロッキー(1976年製作の映画)

4.2

生卵5個丸呑み
エイドリアンとのぎこちない恋
冷凍牛サンドバック
アポロが差し出したアメリカン・ドリーム
15ラウンドの死闘
そして”エイドリアン”
数々の名シーン

しかしこの映画が名作である本当の
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.2

ナチスへのディスりと叩きのめしをこれほど露骨にやった
映画は知らない ハリウッドのユダヤ人もさぞ喜んだだろう

クリストフ・ヴァルツのヒールっぷりも最高

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.5

古典的ラスト

手塚治虫「火の鳥」
身勝手な人類のために地球上のすべての生物が死滅
その数十億年後にナメクジが進化した生物が地球を支配
彼らもまた他の生物を巻き込み死滅
また数十億年後に炭素、水素、窒
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.5

今回2回目

初回よりはるかに強い怒り、悲しみ、嘆き、諦めなどのネガティブな
感情を味わった

ラストで小日向文世演じる裁判官が読み上げる判決主文
殺したいほど憎たらしい

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.2

いかにもガイ・リッチー

愛する妻のために身を張るマシュー・マコノヒー
ボスに絶対のロイヤルティを示すチャーリー・ハナム(よく知らないが多分この役者)
部下の落とし前をつけるため迅速的確な行動を取るプ
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僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

3.8

自閉症の人たちと彼らの家族のドキュメンタリー

あるアフリカの国では自閉症は悪魔が取り憑いているとされ、
母親は魔女だと忌み嫌われる

あるお父さんは自閉症という言葉を使わず「Challenging
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.5

悲しいかな強烈なラブシーンしか印象に残っていない
頑張って記憶を絞り出しても ストイック vs 身勝手くらいしか出てこない

グンダーマン 優しき裏切り者の歌(2018年製作の映画)

3.5

冷戦下東ドイツ舞台
秘密警察シュタージに西ドイツに亡命を図る隣人を密告していた主人公
3K職場で働いてもいた彼の心の歌

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.6

あの流れであのハッピーエンド的終わり方は自分好みでない
フランス映画のくせに

カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.8

名優3人は馬と女性監督役に負け
映画自体も「尼さんは殺し屋」に負けた感はあるが
単細胞の自分はこの映画十分楽しめた

アオラレ(2020年製作の映画)

3.6

横断歩道を赤で渡ったら見ていたお父さんが子供に
「あれは人間のクズだ」と私に聞こえるように言っていた

コロナなストレスもなく温厚な私だからこの親子は怖い目に合わずにすんだ

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

4.0

舞台は架空の島なので架空なのかも知れないが
かつて聞いたこともない方言だった
ロケ地は知多辺りだからあの辺で話されていても
不思議はない感もあり
作品同様たとえ難いテースト

佐藤二朗と仲里依紗 超怪
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

痛快

老人ホームで余生を送るじいさま
どこかで見たことある???
!!!途中わかって面白さ倍増

しがない男を挑発したらとんでもないやつだった
というランボー的ストーリー
ただしこいつは一人ではなか
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

右脳的コメント
ひたすらカッコいい
ノリノリで何度か座席から立ち上がり踊りだしたくなった
自宅で飲みながら観たら天国だ

左脳的コメント
歌詞和訳のおかげでデヴィッド・バーンのメッセージ性に始めて気づ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

世に聞く認知症の症状が体験できる

頑固になる、隣の部屋に行って自分はここに何しに来たのか
忘れる、物がなくなった時自分を疑う前に周りの人にどこか知らないかと聞くなど幼児退行以外自分にも思い当たる節が
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.5

こういう生き方もいいが自分がして見たいとは思わない

こういう映画はいいが続編を追いかけたいとは思わない

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.6

憎き日本軍にもかかわらずリスペクトが垣間見える

反面ゼロ戦のような特攻をアメリカ人はできないだろうとあざ笑う日本人を
不気味に描いている

スマイル、アゲイン(2012年製作の映画)

3.5

悪くはないが記憶に残らない映画No.2
個人的に好きなサッカーだったからNo.1は免れた

喜びも悲しみも幾歳月(1957年製作の映画)

3.8

オイラ岬の灯台守さ♫
子供の頃オイラ岬という岬があると思いこんでいた

灯台守という職業がかつてあって(今もあるのかも知れない)
船の安全な巡航に欠かせなかったこと
東西南北日本津々浦々任地を転々とし
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

4.0

エンリオ・モリコーネの音楽
若きクリント・イーストウッド
黒澤映画のリメークとくれば
楽しくないはずない

熟成された「許されざるもの」の片鱗がちっらと見えた