からから亭さんの映画レビュー・感想・評価

からから亭

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ジュブナイル(2000年製作の映画)

3.1

ジュブナイルというタイトルが「子供向けですよ」と言っているように思うので見なかった作品。ゴジラ-1.0の公開をきっかけに放送されたのでちょっと拝見。銚子っぽい風景があるなぁと思ってみていたら、ロボット>>続きを読む

GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

2.5

2022年夏映画。大人が思い描く「子どもたちはこうあって欲しい」的願いを子供の口からセリフとして語らせてしまっているところが、気恥ずかしく説教じみて感じてしまう作品です。
 映画ハリーポッターが200
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

2.9

キングコングとゴジラ、日米の人気キャラのどちらも殺してはいけないし、悪者にしてもいけないという気配り映画。熱海のお城をぶち壊して、なし崩しに両者海に消えていくラストはかなり締まらない。
 ただし、シナ
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ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.3

デストロイアの意匠は平成ガメラ2のレギオンを彷彿させる。でも、小さいデストロイアが合体して巨大化するのはヤッターマンみたいだし、パトカーに逃げ込んだヒロインを執拗に攻めまくる(けど傷ひとつつけない)シ>>続きを読む

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.3

伊福部昭じゃないなぁこの音楽、と思って聞いていたが、エンドクレジットを見たら「すぎやまこういち」だった。ドラクエか!
ていうか、むちゃくちゃショスタコーヴィチです。交響曲全集を切り貼りしたみたいな音楽
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

2.9

■色々無理な設定に納得感が無い
 これまで(TVシリーズ)の思春期症候群は基本的に「思春期特有の感情のこじれ」が原因で起きていて、「自分と向き合うこと」「勇気を出して素直になること」で、事象を乗り越え
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.8

原作未読組、上原ひろみファン、ジャズは歌モノ以外を広く聴く(BLUE NOTEの名盤などが1500円とかで売り出された頃全部聞いた(笑))私ですが、右肩上がりでどんどん前のめりになって引き込まれてしま>>続きを読む

WXIII 機動警察パトレイバー(2001年製作の映画)

3.6

■渋い怪獣SF映画
 後々述べますがパトレイバーが出てくる必要はほぼ無くて、世界観を繋いでいるのは「川井憲次の音楽」と、湾岸開発と消えていく下町の風景、ベテラン刑事と新人のバディものであること。
 ス
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.6

古楽が好きなので、一番気に入ったシーンはジジイ達が参加してカントリーロードを合奏するシーン。天沢くんのヴァイオリンソロなんて、並の中学生ではちょっと手が出ないくらい上手い(笑) そしてパソコン通信時代>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.1

久しぶりに再見して、しみじみ傑作だと思う。脚本とテンポの良い演出、明るい絵柄、爽やかなキャラデザ、いろいろな要素がピッタリ収まって、最高の青春映画になっている。
私は「原田知世」版実写のリアタイ世代だ
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

2.0

■「呪怨」何故かJホラー監督が描く魔女宅、悪意が酷い
 冒頭からキキの出発前後のシーンを見て「やっぱり日本の風土に魔女は違和感がある」と思う。厳しい。
 キキの実家は何か不思議な崖にへばりついた山奥の
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.4

歌と映像が素晴らしい。類まれな才能にセカイが熱中するという設定なら、このくらいいい曲でないと駄目だろう、というハードルをちゃんと超えてきた。
 とはいえ、ストーリーに関してはこれと言って秀でた所はない
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.4

気合の入った山、山村の自然の描写と田舎の人情話が素晴らしい。『サマーウォーズ』の田舎描写の良さに通じるものが有る。
反面、人狼の子供の育児と子どもたちの成長譚に関しては、まあ普通。
しかし、10歳の弟
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劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005年製作の映画)

1.5

原作と、TVシリーズ1,2と見てきたけれど、この劇場版は作る意味があったのか疑問でしかない。
 原作のパラレルワールドの話らしい。
 べつに「原作改変」がどうのこうのコダワル派では無いのだが、作品を通
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.7

■今や「大家族の集まる風景」の方がバーチャル。でも田舎いいね。
 TVで再放送されたので、久しぶりに見返しました。
 2009年の映画だと、まだガラケーの方が多数派だったのかなぁというのが時代感を感じ
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.5

私はオジサンだが三国志を読んだことはないしゲームもやったことがない(人名を知っているくらい...)なので、何が「新解釈」なのかは、ぜんぜんわからない。
 でも『勇者ヨシヒコ』の仲間と思って見たら、とく
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.0

もしもこの作品に「期待はずれ」を感じたとしたら、それは
「プロモーションが滑った」ということではないのかな、と思います。不条理ギャグの巨匠「三木聡」が怪獣映画を撮って『シン・ゴジラ』の後日談になるはず
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怪獣の日(2014年製作の映画)

4.0

話題の問題作(?)『大怪獣のあとしまつ』からの流れで『怪獣の日(2014)』の存在を知った。
 同じ怪獣の死体の扱いを題材にしているが、本作は明らかに原発事故と廃棄物処理をテーマとしている。しかし、導
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日本沈没(2006年製作の映画)

1.1

沈まんのかい。
 宇宙戦艦ヤマトで古代君が特攻するシーンを見て以来、この手の特攻エンドは脚本家の無能(無策?)を象徴していると思いますが、それにしても「沈まんエンド」はあんまりじゃないでしょうか。
 
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

1.9

NT=オカルト
 永遠の命がどうとか、本物だ偽物だとか、延々と喋っているけれど、とにかく喋りまくっているだけで、ストーリーの骨格が頭に入ってこないしテーマがわからない。いや、「ニュータイプとサイコフレ
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ゴジラ対メガロ(1973年製作の映画)

1.0

アニメの方に「ジェットジャガー」が出ていたので、ちょっと本家を見てやろうかと思ったのですが、お~これは凄いことになっている。
「ゴジラシリーズ」の第13作だそうです。13作目でここまで落ちたか~(汗)
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

4.5

つっこみ999連発~敢えてSFとして読む
・オープニングに登場する宇宙船が『2001年宇宙の旅』っぽい。
・作画監督:小松原一男、美術監督:椋尾篁、音楽:青木望、この三人は天才。
・メガロポリスの車が
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.0

これは変顔3Dアニメ~
3Dの質感~世界観:
 有名作で言ったらトイ・ストーリーの延長上にあって、時代なりに進化していて、オープニングのチェイスシーンは感心しなかったけれど、本編に入ってからは「これは
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メトロポリス(2001年製作の映画)

3.0

世界観:
 デザインワークが凝ってる。手塚キャラはちょっと古風に見える。3Dの背景はものすごく凝っている。
 世界観は当時やたらとはやっていた「スチームパンク風」で当時は「レトロフューチャー」に見えた
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