eyeさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

"君の名前で僕を呼んで"
CALL ME BY YOUR NAME(2017)

人と人が真剣に向き合うとき
誰かを心から想う気持ち

それが真っ白な純粋さで
表現されてい
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私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

3.5

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"私たちのハァハァ" (2015)

"アイスと雨音"の監督でもある
松居大悟監督の作品

去年"アイスと雨音"も
鑑賞したけど気分が乗れば
感想を書きたいと思います
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

"岬の兄妹" (2018)

「また真理子が居なくなった」

冒頭足に障害を持った兄 良夫
の言葉からストーリーは始まる

"累犯障害者"(著 山本譲司)
売春する知的
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脂肪の塊(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

"脂肪の塊" (2017)

これが自主製作映画...汗

テーマにしても
クオリティにしても
圧巻で圧倒

"戦慄のダークファンタジー"
と謳われていた作品

事前にストーリー
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"放課後ソーダ日和"(2019)

少女邂逅のスピンオフで
アナザーストーリー

冒頭から
紬とミユリが出てくる

2人はかつて喫茶店にいて
一緒の時間を過ごしてい
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

"イカリエ-XB1"(1963)

"人類はやがて遭う"

スタンリー・
キューブリック監督
"2001年宇宙の旅"

その5年前

チェコスロヴァキアで
制作されてたSF
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『夜の浜辺でひとり』(2017)

"覚悟しかない"

これは映画の
キャッチコピーだけど

"強い決心を持って
前へ歩き出す人"

に向けられてる
メッセージでも
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それから(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

"それから"(2017)

何を隠そうこの物語は
フィクションに持ち込んだ
ノンフィクション

ホン・サンス監督は
現在進行形で
キム・ミニと不倫中

実生活を芸術に落とし込むとは
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シスターフッド(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

"シスターフッド"(2019)

このシスターフッドって単語

"女性同士の連帯"って意味があって
元々政治的な意味合いもすごく強い

"女性たちのそれぞれの生きづらさや
マイノリティ
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2018)

原作を読んでないため、
映画との差異は分からないが…

志乃ちゃんは吃音の問題を抱えてる(※劇中1度も吃音や吃りなどの単語は表現されない)
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

The Witch/魔女(2018)

一切の予備知識なく鑑賞

冒頭から中盤まで

組織から抜け出すシーン
組織内でジャユンを
連れ戻そうとするシーン

が淡々と描かれる

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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

"バーニング 劇場版"(2018)

『在ると思い込むのではなく無いことを忘れる』

村上春樹氏 短編原作でイ・チャンドン監督が"納屋を焼く"からインスパイアして、大幅に脚色した作品

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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』(2017)

カンニング界のオーシャンズ11降臨。

タイ発のこの映画の何がすごいって、、常にハラハラ・ワクワク・ドキドキなんだよね。

しかも、、
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We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"We Margiela マルジェラと私たち"(2017)

この映画を観る人それぞれにMargielaに対する想いや意識があると思う。

この映画を観る前、ふと自分が
「Margielaを
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生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"生きているものはいないのか"(2011)

前田司郎氏の原作で、元々は劇団五反田団が2007年の舞台作品を映画化した物語。

殺人ウイルスやら信憑性のない噂、怪しい都市伝説が囁かれる町で前触
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

"カランコエの花"(2016)

この映画について思ってることを吐きだしたいので、ちょっとレビューを書いてみようかと。

よろしければお読みくださいませ。

劇場公開されてたのは昨年で、渋
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

"少女邂逅"(2017)

去年、渋谷UPLINKにて劇場鑑賞し、今回はDVDで改めて鑑賞。

観返すとけっこう考えが出てきて、まとまらない感じなったし、長いけど、よろしければお読みください。
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

"21世紀の女の子"(2019) 

山戸結希監督の企画・プロデュース。

14人の女性映画監督と1人のアニメーション監督が

"自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーが揺
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"チワワちゃん"(2019)

『ヘルタースケルター』・『リバーズエッジ』に続く岡崎京子氏原作の映画化第3弾目。

1994年に発表された短篇集の表題作。

現代のSNSが搭載されたアップ
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歯まん(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"歯まん"(2015)

3/2上映に先駆け、渋谷UPLINKにて先行試写会で鑑賞。

女子高生の遥香の肉体が変化し、初めてのセックスの最中に自身の局部で恋人の性器を食いちぎって殺害してしまう
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霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

霊的ボリシェヴィキ (2018)

このタイトルなんぞ?
ってふつう思う。

"ボリシェヴィキ"っていうのは、
レーニン革命党派の名前のこと。
ロシア語で多数派を意味する。

元々オ
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泳ぎすぎた夜(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『人間ももともとはけものと同じ生きものだった。言葉がないと、意味の仮面がはがれて、いのちのナマの姿が見えてくる。』
谷川俊太郎/詩人

この言葉に集約される映画。

第74回ヴェネチア国際映
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あみこ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

"あみこ"(2018)

「ねぇホントに愛し合ってるなら踊って見せてよ」

音楽家 坂本龍一氏・俳優 池松壮亮氏・ZAZENBOYS 向井氏など錚々たる面子が絶賛。PFFアワードで観客賞を受賞
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早春(1970年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

"早春"(1970)"

『死ぬほどの恋に落ちたんだ』

と掲げられている

15歳のマイクが年上のスーザンに対する想いを描いていく映画

日本では去年まで全くパッケージ化されず、
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blank13(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"blank13"(2017)

実話から派生して作られた映画

俳優の齊藤工さんの初監督作品

本編70分っていう
絶妙な時間で構成されてる

13年前に突然失踪した父が
余命3
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

去年観ようにも観れず、
今年に入りようやく観れた

オトナの青春映画

そもそもオトナに
青春あるのかって
話は置いておいて


男2と女1では
友情・恋愛の関係性は
一筋では
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

映画史に燦然と輝く

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件

「この映画に一日を費やす価値がある」

「家族について完璧な映画」

とまで言わせしめてる

肝心の内容だが…

先ず
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

クレイジーヤンキー影山兄弟vsコミ障+ストーカー柴田さん

の構図だが、まあバイオレンス

しかもどちらもサイコパス

実際後半には銃乱射のマシンガンで
もはやかなり振り切れ、やりたい放
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

"グッバイ・ゴダール"(2017)

この映画はStacy Martinに尽きる

ゴダールとアンヌの日々を描くなかで、革命に傾倒からの思想偏向・思想先鋭がみられていく

関係に陰りが見え
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