ワナドワさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

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髪の黒い鈴木敏夫を初めてみた。宮崎駿と鈴木敏夫がカメラに向かって語り続ける。両人ともインタビューとかラジオとかで積極的に色々語る人だけど、何方も発信するに足る話題を選択している人で、先日みたワイズマン>>続きを読む

クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

4.0

素敵な影絵で始まる。終わりの影絵も素敵。何故ワイズマンのカメラが侵入した時期にクレイジーホースの休業、改革が起こるのか。何故世界中数多の人々の風景を動く画で記してきたフレデリック・ワイズマンが此処の時>>続きを読む

祇園囃子(1953年製作の映画)

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画面の端に障子やら壁やらあって自分が覗いてる感覚になれるし、画面のなかに二つの空間があってそこを跨ぐ移動とか楽しい。東京が列車とホテルでしかない。

初国知所之天皇(1973年製作の映画)

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先輩がつてで借りてきた。元は8時間程の作品で喫茶店のテレビとかで流しっぱなしにされていたモノらしい。私がみたのは劇場用に編集された2時間程の釈のものだった。2つの画面が常に横に並んでそれぞれで異なる時>>続きを読む

大菩薩峠(1960年製作の映画)

4.0

冒頭から市川雷蔵の辻斬りの様子。剣の腕を確かめる為か、其れとも何なのか。二役を演じたという中村玉緒。彼女の扱いに関しても市川雷蔵が誰かと刃を交えるきっかけでしかない、と思えてしまう。映画でそういうのは>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇場以来2度目の鑑賞でデカプリオのオカルトっぽい骨相学とやらを真面目に聞いていた自分がいる。何故あの会食はデカプリオの弁護士の隣に誰も座らないのか。しきたりでもあるのか、それともシーンを成り立たせる為>>続きを読む

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

メチャ胸糞悪い物語だっただけに最後のカットが救いで。悪人は一人しかいなかったがこの男、スピルバーグあたりが撮ったらヒーローにもなり得たんではないかな、と。おもしろかった〜

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

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ロジャー・ディーキンスが関わっている画面。彼は『ランゴ』にもアドバイスをしていた。

極めて危険なので見つからないコトを祈れ、と言われているドラゴンと見つめ合ってしまう。触れるか触れないか、とか土に記
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.9

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嬉しいコトに試写会に当たった。

ラストカットのホーキング博士が初めて彼女を目撃したあの時が反復された時。又は彼女がホーキングの一挙一動に瞳を傷付けられた時の彼女の髪がふわりと浮かぶような光。
ホーキ
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

雪を降らせる装置や撮影用のクレーンの赤さ。何度も同じシーンを撮るコトが画面を見るコトの困難さを優しく教えてくれる。

愛を描こうとする人間達が愛に翻弄されるという構造めいたもの。

「映画製作は駅馬車
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

4.0

3Dもみたい。人形だからと言って汚いモノを作ったら汚く見えるし、醜いモノは醜い。家の中と庭と井戸への道と服屋。場所も人物も表情豊かなのが心地よかった。木々やら花、袋みたいなのもストップモーションなのだ>>続きを読む

名探偵ホームズ2 海底の財宝の巻(1984年製作の映画)

3.9

海軍将校の犬の顔で『風立ちぬ』の軍人達の顔を想起する。兵器を愛するが、軍人は馬鹿にしたい。

名探偵ホームズ1 青い紅玉(ルビー)の巻(1984年製作の映画)

4.0

DVDの特典映像で示されていた宮崎駿の言葉を考えると、この映画は漫画映画への夢が詰まっていると思えてならない。この映画は『カリオストロの城』の次作に当たるが、公開に至らず埋葬されたものをスタジオジブリ>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最近のイーストウッドは実在の人物の人生をダイジェストにして置く。コレが議論を呼んでいる様子を見ていると確かに最近のイーストウッドは、『恐怖のメロディ』やら『ホワイトハンター ブラックハート』を撮ってい>>続きを読む

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.1

ウェス・アンダーソンの人物の肩に対して直角の位置に置いてあるカメラをみると安心する。癒しがあった。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

2.0

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サッチャーというなの人間が夫の幻想と共に人生を振り返る、ていう構成。イギリスの歴史を少し勉強した気分になった。

メリル・ストリープの一点押し、という感じ。

酒にシャーっと淹れるアレは何だろう。靴を
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

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クリストファー・ウォーケンがいい。踊るウォーケンが見たい人に勧めたい。

いくら時間が進んでもケイト・ベッキンセイルを決して醜く撮らないこの作りてが好き。

音楽の趣味が凄く好みだった。特にグリーのシ
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マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.5

レディー・ガガが出る画面が殆ど合成という驚き。足浮いてた。
『シン・シティ』の特装版を買った時、特典映像でロバート・ロドリゲスがタコスの作り方を教えてくれたが、『マチェーテ』のシリーズも買うと何かある
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ペントハウス(2011年製作の映画)

3.4

毎週末このくらい楽しい映画がやっていたら良いのに。
見せなくていいトコ省いて結果とそれと有象無象の笑顔で終わるのが凄い。無駄にドラマあ無いと言ってイイのかも。感謝祭のスヌーピーはスペクタクルだった。
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さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まだ2Dしかみれていないが上手く工面できれば3Dも、、、、

何一つ理解出来ないけれど楽しんだ。その代償に映画館に割と高い傘を忘れた。ていうか普段から映画を読もうとしていないから別に良し。

犬、首輪
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メタルヘッド(2010年製作の映画)

4.5

かかっていた曲はメタリカの1曲しかわかんなかったけど大体好き。丁度最近アンヴィルのドキュメンタリーみた。主人公が変なメタラーに影響されてメチャクチャやる訳ではなくそうせざるを得なくなってからやるの感じ>>続きを読む

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち(2009年製作の映画)

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この人らの生き様。家族と夢と、、みたいな。リップスとロブ・ライナーの口論みたいな、あんな友人俺には居るのか、と羨ましく思う。
口論の後のロブ・ライナーが丘を上がる、とかストーンヘンジにちょっとだけ触る
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

3.1

ボンジョヴィ流れた!
マイケル・ベイの復権を願ってみるも驚くコトにやたらと下品。
でもこの色彩感覚は割と好き。
ザ・ロック先生何してんすか?
やたらシブ過ぎて浮いてるエド・ハリス。筋肉に取り憑かれたア
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ホワット・ライズ・ビニース(2000年製作の映画)

3.4

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what lies beneath 下に何が横たわっているか
寝起きのハリソン・フォードはストーンズTシャツ。
ドライヤーで鏡の曇りを取り除き、カーテンを開けて娘を起こし、隣人について説明する為に窓辺
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

この主人公の人、めっちゃいい声してるわ。裏山
前半、編集の手法にビビる。アクション繋ぎなど糞食らえ、と聞こえた気がする。ブレーキかけらんないってのがまた。バイクが棺になっちゃった。

ロボジー(2011年製作の映画)

4.2

エンドロール。ミッキー・カーチスこと五十嵐信次郎がStyxのMr.Robotを唄う。こういう吐息の続きみたいな歌い方好きだ。時折現れるアニメーションも可愛い。
吉高由里子の可愛さ。狂人だけど。狂人と思
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

久し振りに地上波で映画みるとコマーシャルの度にコンビニ行きたくなったりするな。カットされてるシーンとか無いよね?
この映画も含めて最近みた邦画には安易な切り返しを避ける格好良さがあった。『抱きしめたい
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glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー(2011年製作の映画)

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グリーには多くの素晴らしい曲を教えられたと思う。どんな人間にも開放された空間。グリーというドラマに影響を受けた人々へのインタビュー。
グウィネス・パルトローの登場。彼女の唄うのがForgetYouなの
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抱きしめたい 真実の物語(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

タクシードライバーの映画だった。北川景子が美しいのは義務教育の過程で学んだ気がするが、錦戸亮が格好良いのは今日初めて知った。
洗車場の引きの画なんかスモーク焚いてるハリウッド映画みたい、、、
北川景子
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

字幕出して見てるとサザンの唄にまで字幕出してくれる親切。
特典映像をみてCGの能力に驚いた。
老人と若者と子供。部屋の感じで生き残った男達の現在の身分やら何やら。日本家屋の部屋間に扉が無い感じ。戦争で
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