ワナドワさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.6

月面カーチェイスや宇宙猿に費やした前半も良いが、『ロストシティZ』の結末に対応しているのみにしか見えない後半も良い。先代の遺産、負の部分は切り捨てて役に立ちそうなトコだけ引き受ける。

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.5

マクガフィンっぽく出てきた生の眼球を踏んづけて以降、何故戦っているのかよくわからないまま30分くらいカーチェイスが続く。

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

映画術の先生の講義って感じの、毒にも薬にもならない印象。ラストの能天気さは、あまり好みではなかった。そのまま去れよ、と思った

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.1

会話の映画だが、立つ座るに乏しく退屈。若メイクのデニーロが食料品店の主人をボコすロングショットで足腰曲ってなさすぎて萎える。アル・パチーノが演じていた人物とその背景が面白い。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

5.0

台詞の映画。本音しか言えない集団の中に、一人だけ偽っている女が混じって破綻を生んだ瞬間の景色がエグい

来る(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

小松菜奈がオムライスの夢と言うのみで終わった方が好みだった。作り手の照れが表れた様な編集が割とウザい。岡田准一の腹の傷の位置が曖昧になって終わるのも不満

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.0

大して動けない代わりに立ったり座ったりを繰り返す老人

ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2018年製作の映画)

3.7

サーフボードが無いせいか、古い戦争映画みたいな撃ったロボ/撃たれた船の切り返しばかりで疲れるが、
アネモネが気に入らない奴を殴りながら徐々に真実に到達しつつある感じは爽快だった。
続編の情報が全く出て
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

3.4

ザ・三池崇史の雇われ仕事。竜巻よりも白煙の方が面白い

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.2

70年くらい前のアメリカ映画が好きな人が作っている印象。長過ぎるエピローグの頭と尻は、二人の笑顔で締めていて良い。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

お話だけ読むと、スピルバーグぽい不気味な者との友情と別れの話だったが、“お姉さん”の表面に不気味さは無い。

序盤、空中でペンギンに変化するコーラ缶をアオヤマ君が注視している隙に、お姉さんが糸で以って
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

窓枠のフレーム内外を突き抜ける青い鳥になるか、
水槽の中で泡と戯れるのみのフグになるか、どちらかを選べ、と迫ってくるかのような迫力。という印象。

ユーフォニアムのTVシリーズも観てみようと思った。

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.2

数日に別けて鑑賞したせいか、マックィーンがレースのディレクションの際に言う“二人だけの合言葉”が全くピンと来ず

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

出生、性別、バンドの解散、寿命等の課題がすべてライブ・エイドにおける最高のパフォーマンスを成す為だけにあるかのような作劇がよかった。シンガーに任せていたら、こうはならなかっただろう、とも思った。

ANON アノン(2018年製作の映画)

4.5

『タイム』(2011)よりも気に入っている。終盤にクローネンバーグ風味がある(かなり『コズモポリス』(2012)っぽい印象)。

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

4.2

車椅子の疾走と禁酒セラピーの繰り返しのみで映画は充分になるらしい。『ファイト・クラブ』(1999)のセラピーへの参加したさを超えた。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.3

マリーゴールドの花弁が、橋や契約書から単なるオレンジ色へと扱いが変わってゆく様も面白かった

ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

4.8

以前は参戦を望んでいた一次大戦の戦線で、ジャングルの幻想に取り憑かれる場面が特に良かった。その幻想のきっかけとなるロシア人占い師の出鱈目な登場も面白いと思う。
また、”置いていかれた“シエナ・ミラーと
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

5.0

素敵な顛末だとも思うし、キアヌが声をやっているキャラが小粒だが良かった

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

4.2

あの素晴らしい『エージェント・ウルトラ』(2015)の二人の顛末を、何故かウディ・アレンが撮っている不思議な映画。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

Playstation Video

サントラがカッコいい。

何だかんだ言ってもスパイク・リーは、映画は職業に関する運動を2、3回撮っておけば
あとは何だっていいと知っている、と思った。

ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

3.5

Netflix

サクッと見れてサクッと忘れる(内容を)。
メリル・ストリープの大変身とショットガンの撃ちっぷりが印象的

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.9

バトラーが ロシア人艦長と船員の間にある絆を信じて、浮上を決断をする場面の出鱈目さがよかった