ぱるみん9999さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ぱるみん9999

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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

まったく心当たりのない拒絶に遭って、まさかまさかと思ってるうちに強い報復を受けて、それならこっちも強く出るぞと思いきや、もっと強い襲撃を受けて、とうとう愛するロバを失って、足元では妹にも故郷を見捨てら>>続きを読む

神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.8

これはとても面白かった
最初はよくある展開で、この長さでどうやって引っ張るのかと期待してなかったけど、院長とのバトルが始まってから二転三転、私にとってはニヤリとするラスト
殺人事件の犯人探しではなく、
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.6

前作もそうだけど、出だしは最高で謎とか伏線とか見落とさないぞと必至で見るんだけど、終盤謎解きが始まった途端になーんだって気になる
それがミステリーでしょと言われる方とは感性が違うので仕方ないとして
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

前回も今回も飛び出すメガネで鑑賞
前回はジェイクの心の変化と人間とナヴィとの絡みが軸だったような気がするけど、CGって凄いなというのが感想だった
今回はCGだからってどうだってんだよとその美しさに感動
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.0

二人の友情と人生が交差しながら進んでいく
なるほどWeb小説原作らしい展開
それでも嘘くさくないのは二人の演技が素晴らしいから
友情が深ければ深いほど、憎しみもまた伴われる、そして他には代えられない相
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.6

注目するところはソマリアの内戦ではなく、北と南の協力という人間ドラマなんだろうけど、内戦の描写が強すぎて、テーマが薄く感じてしまった
協力するところはそりゃそうだろと思ったけど、ケニアの空港に降りた時
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

恐竜と妖怪には点が甘いのでしょうか
ラストに走り回る恐竜たちを見るだけで胸が熱くなります
私はこれで満足、楽しめました
ただ大画面で見たかった

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.7

よく見るとエノーラはあまり美人ではないところがいい
前回からの出演者は引き継がれていて、今回はラストにワトソンも出てきたから、そろそろシャーロックも派手に動いてほしいとシーズン3を待ってる

パイプライン(2021年製作の映画)

3.5

そこそこに楽しむだけなら十分だけど、中途半端なドラマのような安易なつくりに思てしまう
これがいつもの韓国ドラマならひとりひとりのサブストーリーやら、キャラクターやら、人間関係やらを盛り込んで膨らませて
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GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

3.8

宇宙飛行士の話であってそうではない
ガガーリンという名前のついた団地が老朽化して取り壊される話
ユーリという顔に似合わない名の彼がかなり可哀想で健気
じゃがいもではなくズッキーニ作って生き延びたのかと
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.6

いつみたのか忘れたけど良作でした
機能的な建物を見て癒されるという感覚が理解できなかったけど、これを見るとなんとなくわかる気がした
喪失や思いの通りにならない現実から逃れたい思いと整然として考え抜かれ
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RRR(2022年製作の映画)

3.7

男は筋肉
正義は筋肉
ダンスは筋肉
友情は筋肉
劇場にひとりきりしかいなかったけど、まだポストカード配ってたわ
私的盛り上がりシーンは檻から猛獣たちが飛び出した突撃
それにしても筋肉最高

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

人生拗らせて生きてきてなんでも知ってるような顔してた演出家が、逆に若い子から人生を教えられた話

長い話ではあるけどだらだらと捏ね回すような不快感はなかったし、無駄な描写もないと思う、そこそこどのシー
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母の残像(2015年製作の映画)

3.3

個々の感情は理解できるけど共感できない
それは若者を自分とまるで違う生き物と思ったり、日本人はそうは思わないかもと言ったり、感覚の違いを殊更強調したりする感情に似てる
なんだか微妙な話だけど、それぞれ
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.7

あー怖い、ホラーより怖い
日本で同じことが数多くできるとは思えないけど、主役二人の友情と心理描写を見逃すまいと、ガン見してたら疲れました

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

プレスリーのロックンロールがゴスペルやブルースから生まれたとは知らなかった
黒人音楽と白人音楽の融合とあの骨盤ダンスはあの時代になんとも画期的すぎて、時代が付いてこれなかった、早過ぎたってことですか
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.7

ものづくりの過程で逆風に晒されて、誤解や感情のぶつかり合いもありながらの、ひとつの作品に収束していくスタッフたちの思いがよかった
みんながアニメを愛してるアニメ愛を感じた

心に残る作品を作るという意
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.4

香港は雨が多いのか、熱帯なのか
セリフもウェットに感じて、まとわりつくような湿度が高い作品でした

実母が他にいることを知ってから荒れたのか、養母のせいで荒れてるのか
自堕落な生活してるくせに養母を責
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.9

1回目、何度も寝落ちしながらも最後まで見て話が理解できたのは、3人の視点から重複して物語が繰り返されるからだと後から知った
そこで2回目、同じ場面が微妙にニュアンスが違うのが面白かった
そしてえげつな
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.6

記録
エールより音楽の先生が先生らしくて、シモネタはややマイルドに感じて、二人の関係もなんだかソフトタッチ、配信が吹き替えだったからか知った話だったからか

私はエールの時の方が文句言ってた気がするけ
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パーフェクト・ゲッタウェイ(2009年製作の映画)

3.6

前半すごく面白くて気になって止まらなかった、途中で回想のようにネタバレシーンが入ってそこでやっと一息、トイレにでも行こうかという感じ
そこからはアクションと駆け引きでまた違った感じになったんだけど、十
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり容疑者Xは超えられないかな

原作が原因なんだろうけど、殺人に至る過程が弱いと思う、前作真夏の方程式もそうだけど、殺したことを隠す必要があるかどうか、その時正直に警察に言っとけばそんなに歪んだ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アクションは文句なしにかっこいい
ヤクザ映画好きだから、殺戮、血みどろ、反社描写も全然大丈夫
驚いたとこは小さなパンツでランニングマシーン漕ぐ北村一輝とラストでどっちを選ぶとか言って一瞬で殺された坂口
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

そこまでやるか、新幹線飛んだ
細かいことは気にせず楽しもうと臨んだ作品ですが、妙に気になるのが機関車トーマスネタ
これだけは調べていけばよかったわ

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

けっこうハラハラドキドキして、手に汗握って、目を半分閉じて見ました
ネタバレ解説とか、この場面の意味はとか盛り上がる人もいる作品だと思いますが、私はとにかくジーンギャケットの口から食道辺りがあまりにち
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.2

韓国映画にも適当に作りましたはあると思う、責めたりはしないが、いろいろ勿体無い、宝石店のシーンでラスト読めてました
検事役の俳優さん割と好きなので、悪者と知りながらもう一捻りないかなと期待してました、
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劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.6

TV版では綾瀬はるかのキレの良いアクションと台詞が好きだったから、記憶喪失の時間が長くて、つまんなかった
西島さんとの仲のいいシーンが見たかったな

さがす(2022年製作の映画)

3.8

はっきり言って警察や学校の先生他、中学生が1人になった場合にもっとちゃんとやることやるとは思う、殺人事件ももっと調べると思う、そこら辺が雑というか、そんなことあるか?と思う、けど
この大阪の西成の辺り
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声もなく(2020年製作の映画)

3.5

タイあたりの農村の話だと思ってたら、韓国
こどもとの心の交流がもっと深まるかと思ったらそうでもなく
死体処理であっても定期的な収入とまともな相棒のいた始まりから、こどもを預かるようになってからじわじわ
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.6

斉藤由貴の魔性と突然現れた窪塚洋介のかっこよさが際立ってたわ
でも細かいことを言うとじつは気に入らないところがけっこうある
お兄ちゃん急に消えなくてはならない訳としては弱いような気がするし、永瀬さん死
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.7

大作と言われる邦画をみても文句ばかりつける私ですが、こんな映画なら好きなんですよ
こういうのって他の国には作れないような気がするから、海外に売り出すならこんなやつかなと思う
殺陣はダンスにちょっと似て
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.4

前半あのヤクザの般若さんのセリフが多くて、聞き取りにくくて何言ってんだかわからなくて見るのやめようかと思ったけど、前野朋哉と暗殺集団が現れてバトルが始まってからが断然面白くなった
殺陣がきまるとカッコ
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.5

コリン・ファース&ジュード・ロウ
全般ジュード・ロウ が魅せて、最後にコリン・ファースが締めるみたいな
ジュード・ロウ 最高でした

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.3

私は古いタイプの人間だから小説を書くとか、本を作るとかいうことには真摯に向き合ってほしいと心の根っこの部分で思っていて、だから松岡茉優がいてくれたことが救いで、見ている間はその展開がどうなるかを面白く>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.7

韓ドラで似たようなあり得ない殺人事件のやつみた後で、犯人が刑事を利用して自分の思い通りにする設定は無理があるとか思ってたけど、これは変にリアリティあって、まさかの実話ベースの韓国作品だったとは
後半に
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