冒頭から主人公を犯人だと思い込み、それも精神病だからという色眼鏡でみてしまっていた。それをひたすら思い知らされる。
ただ純粋に、彼は娘に会いたかった。それだけだったのかもしれない。
人間関係を歪んだ形でしか築けない犯人に同情さえもおぼえた。どこか儚く映える犯人の阿部サダヲの表情の作り方が完璧過ぎて。目の奥、ひかりを一切宿さずに笑うあの気味の悪い笑顔がわすれられない。もう少しなにか>>続きを読む
うだうだ難解な説明を促す戦争映画と比較して、痛烈なほど人間のむごさ、戦争による洗脳、子供だからこそ染まらずに無垢さ故の死が浴びるようにわかりやすくも脳髄に刻まれる作品。誰も死ぬべきじゃない。差別が肥大>>続きを読む
悪魔払い系が苦手だったんですけど、飽きずにみれた!いちいち武器が厨二心を擽ります。(笑)デビルメイクライ好きな人は好きなんじゃ?
破壊力抜群の演技力の持ち主が勢揃い。広瀬すずの「人は見たいようにしか見てくれない」があまりにも心に刺さる。2人が幸せなら、それでいい。