まるかさんの映画レビュー・感想・評価

まるか

まるか

ナイン・ソウルズ(2003年製作の映画)

3.0

メンツが濃い!多い!
冒頭の國村隼からやられた。
時代に取り残された侍のような9人の不器用な生き様を見届ける。

そばかす(2022年製作の映画)

2.0

邦画独特のわざとらしさが目につく
全編にわたって説教臭くて『多様性について』の教育番組を観ているようだった。
ラストの北村くんの台詞が唯一の救い

自分らしく生きることは大切だけど、
他者と合わせずス
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

4.0

うごーー、どんどん誰の目線か分からなくなっていく展開面白すぎる!!
主人公って誰?私って何?
という問いを、強烈な残虐描写で彩る
真っ赤な鮮血で自分の手元すら見えない…

悪人伝(2018年製作の映画)

3.0

ヤクザと警察のタッグという展開は面白いけど、テンポがあまりに悪い。
それと武井壮みたいな熱血主人公が合わなくて、より長く感じてしまった…
90分くらいでまとめてほしい。

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

4.0

神のせいでも、悪魔のせいでもない。
アイスランドの荘厳な土地は、この愚かな人間の物語の行く末を静観する…
厳しい自然環境で剥き出しになった山
というより最早”岩”は、まさしく神の如く霧と雨に包まれそび
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

とんでもない悲劇だけど、
それでも生きていく人間の力強さを感じた。
この手の実話で父親が
やたら悪く描かれていないのも斬新
良い悪いは別として、純粋に息子たちが苦しみながらも父親を愛していたことが伝わ
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.0

ミアゴスに“普通”がぶち壊されていく

この奇想天外で危険な架空リゾートに
ゾッとするようなテーマがいくつもあって最高だった!
マスクのデザインほんと好き

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.5

きっともうしばらく
この世界から抜け出せない。
スクリーンの中に漂うふたりの空気や
視線、詩的な会話が頭から離れない。
音楽も良かった、、泣
Blu-ray出たら絶対買う

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

シーン一つ一つは好きだけど
物語が少々とっ散らかりすぎてるのと、主人公ミー坊が能天気すぎてノレなかった。
のんの学ランが中性的で素敵
夏帆とのツーショットがとにかく良い。
柳楽くんの表情も最高

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

少し期待しすぎたかな
キャラクター同士の駆け引きが物足りず、もっとグサグサ入り込んでほしかった。
世の中これだけ貧困の格差が激しいと
ほんとに笑い話じゃなくなってくる…

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

キューブリックの『博士の異常な愛情または〜』からコメディを一切排除したドキュメンタリー映画のよう
やはり日本人として、原爆の誕生に対する彼の国との感覚の違いにはショックを隠せなかった…。
が、ノーラン
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

4.0

大筋はとてもわかりやすい。
着地点も”誰もが想像する場所”があるにも関わらず、絶対にそこへは落とし込まない。落とし込んでくれない。
からくり部屋を、誰かに監視されながら堂々巡りしているようだった。
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i ai(2022年製作の映画)

3.5

計算されたハッピーエンドへの
アンチテーゼ、まさに映画パンク
マヒトが、GEZANが伝えてきた
エンドロールのその先を
まさに映画館で観る。強烈な体験

社会風刺的で過激なメッセージではなく
「花を見
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

4.0

好きすぎる〜!!
スーパージャスティス拳ジェイクと
可愛いくてクールなヒロイン
美しいビーチと陽気なバンド
そしてアホな敵
これ以上何を求む??

コナーマクレガー面白すぎた!
ヤツはアホターミネータ
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.0

これはめちゃくちゃ良かった。
終わり方ジーンとくる
それまでがほんとに悲劇と喜劇の際

青い春(2001年製作の映画)

4.5

ヒリヒリする青春
ミシェルガンエレファント初聴き
魂に響く音と荒々しい映像…!!

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

辛い決断の連続に疲弊しまくり
手持ちの武器がほとんどないような状態でのゾンビサバイブはあまりに過酷だ…
マドンソクの肉体と笑顔の安心感が最強
チェウシクが好き

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

ゼンデイヤ…!!!
オースティン・バトラー!!!
この不穏な終わり方…良すぎる…
結局、男の子は選ばれ者に憧れるのよ

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.5

「枯れ葉」からのビギナーですが、
あの作品に漂っていた不穏な空気は、本作でより鮮明に感じることができました。
その中でもやっぱり、無感情なようで温もりを感じる不思議なキャラクターづくりが好きです。

花とアリス(2004年製作の映画)

2.5

この時代独特のノリというか
コミカルさについていけるかどうか
数日後には内容なんて忘れてしまう

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

精神に否応なしに入り込んでくる感じが怖すぎる…!!
じめっとした温度感とどこか人間味が欠如した登場人物たちが好き
アリアスターが好きなのも納得

来る(2018年製作の映画)

3.5

後半の面白さエグい。
もうこれは仕様だから仕方ないけど、妻夫木のキャラがキツ過ぎて見てらんない。
松たか子とピンク髪ショートパンクな小松菜奈がめちゃくちゃ良い。

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.0

マシューヴォーンのスパイ映画はもうお腹いっぱいかも…
サムロックウェル大好きだし、
ブライスも大変美しいんだけど
なんだか監督自身の作風に縛られ過ぎている気がして、正直またこの感じでやるの?!と思って
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インソムニア(2002年製作の映画)

4.0

いつもの激シブ革ジャン刑事なアルパチーノかと思いきや、そこはやっぱりノーラン
白夜の田舎町と内務調査によって睡眠時間と刑事としてのキレを徐々に奪われていくことに…。
ロビンウィリアムズの本心が見えない
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.5

これが劇場公開されないのも何かの皮肉なのか
人種差別問題がよりセンシティブに扱わられるようになった影響で、その裏返しみたいなおかしな状況になっている現代
0か10しかないのか?5はないのか?みたいなテ
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

カマラ最高!!
推しと同じ空気吸えてる〜
っていう喜びが伝わってくる!
宇宙物語はもういい加減飽きた。

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.5

さすがに敵が可哀想になってきた笑
今回は過去作と比べると、敵の狂度が低めなのでよりそう感じる。
いつメンがいないと思ったら、広域捜査隊に異動してたのね
班長のキャラとか周りの人たちも好きだったから少し
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.5

大迫力の銃撃戦とぶちぎれギレンホール
映画館で味わう価値がある。

アーメッド、とんでもない鋼の肉体と精神力を持った人だ…
命の尊さを知っている人間が、敵という理由だけで平然と引き金を引いている現実は
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

なんて愛おしい映画なの
音楽も小物も、もちろんこの2人も
こんな理不尽でで残酷な世の中だからこそ、誰かを愛することの尊さを忘れないでいたい。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

たしかに凝った演出とか
派手な展開はないんだけど、
物凄く心を動かされた。

“死人に口無し”とはまさにこのことで、確証のない証言と想像がブラブラ〜とひたすら心の底に蓄積されていく…。
決して主人公に
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

これを喜劇と観るか
悲劇と観るかで全然印象が変わってくる。

みんなのリアクションを事前に見て、
あー、これは間に受けたらやられる…と思い
【アリアスターのとんでもコメディを観る】というスタンスで鑑賞
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

この暗闇とスリルは
映画館でし味わえない。
2時間近かったとは思えないテンポの良さ
緩急のメリハリが完璧だった!

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.5

失踪した、俳優であり
かつての友人を探す映画監督の物語

やっぱりこの”映画監督”というのが肝
序盤の退屈さと169分という長丁場は賛否が分かれるだろうけど、あのラストシーンを目撃した我々映画好きたち
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

國村準に弄ばれた!
だってみんな怪しいんだもん
ホラー映画で主人公が
ここまで情けないのは意外と斬新かも
物語のテンポが悪いのが難点

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

人が人を支えるってこんなにも
さりげないことや些細なことの積み重ねなんだと気づかされる。
夜や星の解釈が物語に深みを出してた。
プラネタリウムに行きたくなる。
作品全体の空気感が好き

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.5

このふざけたポスターからは想像できないぐらいクールでアツい物語だった!
ポールダノほんとかわいい。
セスローゲンは相変わらず隣人の騒音に悩まされてて面白かった笑
ジャック・ホワイトの”Seven Na
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