田中太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

光る眼(1995年製作の映画)

2.8

オリジナル版は未鑑賞。カーペンターなので見ました。

ある日、ある村で突然多くの人が気を失い、気づいたら妊娠をしていた。
生まれてきた子供たちは感情が欠落していて…

"お化け"でもなく"エイリアン"
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.8

何度も言うけど、ヒッチコック映画は現代人が見ても「面白い〜!」となる面白さが詰まっている。

ストーリー、音楽、そしてカメラワークが一つ一つ完璧に練られていて一つの作品としての完成度がとてつもなく高い
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プロジェクトV(2020年製作の映画)

2.8

ジャッキーチェンの最新作。期待値はそんなにありませんでしたがジャッキーファンなので鑑賞。

いや〜残念。未だに映画に出てくれるのは凄くありがたくてリスペクトなんだけれどやはり"ジャッキー映画"として見
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コンフィデンス(2003年製作の映画)

3.5

このパッケージ、宣伝文句がなければ充分面白かった。

高等な技術を持つ詐欺集団がとあるボスに揺すりをかけられ大物マフィアから大金を盗むよう命じられる話

演技、編集、ストーリーとかなり好きな映画ではあ
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.8

[pickup再レビュー】

スピルバーグが監督を務めておらず、作ったほうが良いか悪いかでいうと作らなくても良かった映画ではある。

がしかし個人的には結構好きで幼い頃から何度も見た映画の一つ。

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スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.0

地球外生命対が美女に化け、子孫を残そうとする話

AVじゃねぇですよ。
とにかくしょうもなかったです。80〜90年代のモンスタームービーは当たりが多いので期待してみたのですが、地球外生命体のビジュアル
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

戦争の分析、陰謀を新聞に掲載するべく奮闘する様を描いた実話。

とにかく面白くて素晴らしい。
演技、撮影、ジョンウィリアムズの音楽、照明、ストーリー
何もかもが「スピルバーグ」だった。面白すぎて見終わ
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.3

孤児院で育てられた男が選ぶ"選択肢"

この世界は「ルール」という「法律」がたくさん決められている。
大昔…人類が存在して間もない頃はこの「ルール」はなかったわけなのだが、今現在地球では

「ルール」
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.5

エロ動画流されてスクールカーストの底辺に落ちてしまったドレアと
過去に性犯罪者扱いされてしまったエレノアが
お互いの復讐相手を交換することでバレずに成功するんじゃね的なノリでリベンジしていく話。

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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.7

山火事に向かう消防部隊を描いた実話。

「トップガン」の新作でその名をさらに轟かせたジョセフコシンスキー監督作品。

ダメだったやつが男臭い部隊に入って気合い入れて鍛錬していくものに弱いのかもしれない
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ビースト(2022年製作の映画)

3.6

イドリス・エルバがライオンと戦う。そんなシンプルな映画があってもいいじゃないか。

こんな頭を使わずひたすら脳筋な映画を映画館で見たのは初めてかもしれない。いつもは午後ローで見ていた光景が大スクリーン
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.6

トンネルが崩壊し生き埋めになった男を描いた作品。

最初から最後まで重苦しい映画…ではなく緊張感を緩和させてくるかのように差し込んでくるコメディ要素が個人的にはほんの少し邪魔に感じた。
この映画は結構
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BTS:PERMISSION TO DANCE ON STAGE –LA(2022年製作の映画)

3.8

高校2年生の頃どハマりにどハマったK-POP
当時はTWICE中心に結構な数のアイドルグループを応援してました。彼らもその中の一つ。

今や世界的人気を誇るBTSのLAライブ。彼らのパフォーマンスに対
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.7

アイヌ文化を通じて、世界を知る。

すごく自然でセンセーショナルな作品だった。アイヌ文化の描き方もすごくいいし一人の男の子の成長物語としても凄くいい。

個人的に好きな「ゴールデンカムイ」という漫画(
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ピノキオ(2022年製作の映画)

2.6

不朽の名作「ピノキオ」の実写版。

結論から言うとつまらなかった。そもそも実写は「やる意味がない」。これに尽きる。

アニメ版ピノキオは大好きで幼い頃何度も見た作品。素敵でユーモアがあってちょっぴり怖
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.1

最高でした。
巨大虫倒しに武力でねじ伏せに行く話。

冒頭にまるでディズニーのスターツアーズ乗る前に流れる映像が流れて

その後はゴリゴリ普通のティーン向け恋愛映画みたいになって

その後は見たくもな
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.7

現代でいう「Siri」が暴走するコメディ映画

スマホ依存症という結構現代っ子には当てはまる症状を持った主人公が新しいスマホを手にするところから物語は始まる

結論から言うと「スマホいじるのは良いけど
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

ブリーフケースを盗んで次の駅で降りるだけの任務…だったはずが…

ブラピ主演のアクション映画。
デビッドリーチ監督のアクション映画が結構好きなので期待して見に行きました。

ダサかっこいいコードネーム
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ジュニア(1994年製作の映画)

2.7

【pickup再レビュー】
久々すぎる再視聴。

初鑑賞は「ナニコレ良いところシュワちゃんの顔芸だけじゃん」という印象を持ちましたが

数年経った今でも感想は何も変わりませんでした。良いところはシュワ
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.3

【pickup再レビュー】

地下鉄ジャックしたトラボルタvsコールセンターのデンゼル

いわゆる二人の演技合戦が見られます。
お互いの顔を見ず、声だけで取引する前半の展開はすごく好き。緊張感があるし
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.8

どうしても……どうしても白石監督の最新作が見たくてたまらなかったので映画館に足を運ぶ気満々でしたが
上映館少なすぎ&時間少なすぎて断念…‥するわけにはいかず!!

レンタルで見ました^^(1900円)
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.1

寝て起きたら姿が変わってしまう男が一人の女性を愛してしまい…

奇想天外な設定とは裏腹にしっかりと地に足ついたラブストーリー。ここ最近見た韓国映画の中では最も心に突き刺さった。

よく聞く言葉として「
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.7

お…おいらもグリーンバレット見たいよぉ!!!!💦

って事で前作を鑑賞。
阪本監督がアクション映画を撮りたいとのことで最強と言われている殺し屋に密着するフェイクドキュメンタリー。

まさかのフェイクド
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Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む(2022年製作の映画)

3.6

「出会いの場が無い」

周りの彼氏彼女がいない人間は口を揃えてこういう。

そんな"出会いの場"を半強制的に準備してくれるのが"ネット"、つまり「出会い系アプリ」である。

ちなみに僕はこういうアプリ
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劇場版 BLEACH ブリーチ The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸(2007年製作の映画)

2.6

[pickup再レビュー]

小学生の頃大好きだったブリーチ。とっくに連載は終わっていて熱もとっくに下がっていた。

そんな作品の最終章「千年血戦編」がアニメ化決定。それに合わせて全74巻を読み直しま
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オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.6

山火事の消火活動中に命を落とした男が恋人に愛を伝えるべく幽霊となって徘徊する話

スピルバーグ作品。そしてヘプバーン最後の出演作。

スピルバーグの写し方がいちいち良い。最初のダンスシーン、ヘプバーン
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.3

ボビーフィッシャーの伝説の試合までを描いたヒューマンドラマ

天才が故に「一般人」としての"何か"が欠落してしまっている。でも「一般人」としてのルールなんてものは存在しないわけで

世間は彼の事を「お
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.9

"純粋無垢"な小学生の恋愛を描いた作品。全ての子供たちが本当に存在する子供に見えたし、そのおかげで恋愛パートもリアルで心掴まれた。

恋愛映画といえば高校生〜大人をターゲットにしたモノが多い。その気持
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.6

デルトロ×ホラーファンタジー
これは例えると
ラーメンに餃子
コーラにポテチのように相性が良い(発想がデブ)

デルトロの創り出す世界観は相変わらず素晴らしく
洋館のセットデザイン、衣装、音楽、ゴース
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

最も好きな監督の一人であるジョーダンピール作品。

彼の創り出す予想外な展開が好きだしこういう映画が今後もっと作られていくべきだと思う。今のホラー業界においてかなり貢献している監督の一人だと思います。
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カーター(2022年製作の映画)

3.3

映画における「長回し」はどんな効果をもたらすのだろうか。

個人的には「緊張感」と「臨場感」を演出する一つの手法だと思っていて、素晴らしい監督というのは長回しを"敢えて"使っている。

「バードマン」
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.9

愛してやまないピクサー作品最新作。

公開当時は就活のため見逃し。ディズニープラス様々ですぜ

アンディーが憧れたバズ。おもちゃの元となった映画。

色々言いたいことはあるけど面白かった。
相変わらず
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.3

かけたはずのドアロックが空いていて……

一人暮らし勢は全員が一度は考える「不審者」事件をやりすぎと言っていいほどに描いた作品。

前半から中盤に至るまではすごく面白かった。不気味で緊張感があり展開も
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カウントダウン(2019年製作の映画)

3.3

「カウントダウン」という余命がわかるアプリを入れてしまった若者達の末路を描いたホラー映画

設定から察する方が多いとは思うが、その通り「アホ」である。

主にアメリカが得意とするティーン向けのアホラー
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.6

【pickup再レビュー】

引退したCIAエージェントが狙われる話

設定だけ聞くと「またそれか」的既視感を感じてしまうけど
この映画の目新しい所は主人公率いる一向が全員"おじいちゃん"と言われてる
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崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.6

【pickup再レビュー】
ジブリを見返そうシリーズ。

これまた幼い頃に見た時と印象が変わった映画だった。
まず作画についてなんだけどとにかくヌルヌル動く。宗介といいポニョといい、幼い子特有の"無駄
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