田中太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

クリープショー(1982年製作の映画)

3.4

とある子供が雑誌を読んでいた。その雑誌はいかにも子供に悪影響を及ぼしそうなホラー雑誌で…

ロメロ監督が送るホラーオムニバス。オムニバスが大好物なので鑑賞。

「父の日」
父の日に集まった親戚達。亡き
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母性(2022年製作の映画)

3.9

キャストも湊かなえ作品も好きなので鑑賞

「母性」を感じた人と
「母性」を感じる事ができなかった人の話


戸田恵梨香演じるルミ子は
"愛情の捧げ方"ではなく
"愛情の受け方"しか知らない

愛情を受
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.8

マジで10年ぶりくらいに鑑賞。
幼い頃はコレと「ザスーラ」という映画は交互によく見てた記憶。

好きなYouTuberが、「ジュマンジは幼い子にとってホラー映画の入り口。コレを見て徐々に怖いものに挑戦
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

世界で一番好きな女優、アニャちゃんが主演のサスペンス映画

選ばれたものしか行けない離島にある超高級レストラン。ボーイフレンドに誘われて参加するものの…

祝日に一人車走らせて見に行ったのですが、田舎
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

「君の名は」「天気の子」新海誠監督最新作

そこまで期待していたわけでは無いですが映像が綺麗なのは分かっていたので見に行きました

率直な感想としては、まぁ普通。普通に楽しめる。

良かったところもあ
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学校の怪談(1995年製作の映画)

3.6

俗にいう「ホラー映画を初めて見る人への肩慣らし」映画にジャンル分けされる映画なんだけど、それだけでは納めきれない映画。

小学生特有の何も考えずに突っ走る感じ、怖いけど興味津々な「怪談」が実に懐かしく
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レッドロック/裏切りの銃弾(1992年製作の映画)

3.8

スピルバーグの「激突!」の続編同様、これまた隠れた名作

職に困っていたケイジ演じるマイケルは、ひょんな事で殺し屋を演じることに
標的の家にて、標的から依頼主を殺すよう倍近くある依頼金を受け取る。
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.7

夫と豪邸で二人暮らし
一見幸せな夫婦に見えるが…

"完璧な妻"でなければならないというプレッシャー
"普通"からはみ出したいという欲望

そんな思惑が彼女を「異食症」へと誘う。

食べては"いけない
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.1

43歳という若さで惜しくもこの世を去ったチャドウィックボーズマン。

彼亡き後、そしてエンドゲーム以降初登場となるブラックパンサーやワカンダ。前作はそこまで好きな作品では無かったのですが予告で映された
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.1

【pickup再レビュー】

「怪盗グルーの月泥棒」でグルーを支えた頼れる(?)手下達、ミニオンが主役のスピンオフ。

アンパンマンで言うチーズが主役の映画みたいな感じ。ミニオンもチーズも言葉が喋れな
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アンダーワールド(2003年製作の映画)

3.4

荒廃した世界を舞台にヴァンパイヤvs狼男の戦いを描いたアクション映画

作り込まれた世界観、セットは結構好きだった。変にコメディシーンとか入れずにずっとカッコつけてる感じも統一感あっていい。CGも決し
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アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!(2010年製作の映画)

3.5

今では硬派なイメージしかないアダムマッケイ監督が使った頭おかしいコメディ映画

とはいえ硬派スタイルの片鱗がストーリー部分に散りばめられているのは面白い。所々難しかった。(笑)

前半はとにかく脳筋コ
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貞子DX(2022年製作の映画)

2.4

散々擦られた「貞子」ネタもここまできたか。という感じ。

「リング」から始まり様々な貞子映画が登場している訳だが、今作ではついに貞子(呪い)に対して「科学」で解決しようとする。

コンセプトだけ聞くと
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.7

大好きな監督、キャストがお送りする"ほとんど"実話。

とにかくキャストが豪華。自分はアニャちゃん目当てで見にいったけどお釣りがめちゃくちゃ多いレベルで豪華だった。

演説を巡る巻き込まれ型戦後映画。
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カンフーハッスル(2004年製作の映画)

3.9

すごく不思議でパワフルで面白い映画。

少林サッカーのチャウシンチー監督作品。中国映画っぽくもなく、邦画っぽくもなく、ハリウッド映画っぽくもない。まさに「チャウシンチー映画」である。

終始独特な表現
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ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合(1996年製作の映画)

3.3

エディマーフィーの、エディーマーフィーによる、エディマーフィーのための映画。

痩せる薬を開発したクランプ教授。
好きな女性ができたことによりその薬を飲むことを決心するが…

全体的にブラックジョーク
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.2

小さな広告代理店で働く吉川。
毎日ノルマに追われカツカツな日々を送る彼女は同じ「1週間」を送っていることに気がつく。

このループを抜け出すにはノンキな部長に"気がつかせる"しかない…

最初から最後
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.9

トムクルーズ史上最も素晴らしい演技が見れる。

戦争映画であり、戦争の"その後"を描いた作品。
混乱と化した戦地で敵も味方も分からないまま放った銃弾が味方に当たってしまい、心と身体に傷を負ったロン
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ライジング・ドラゴン(2012年製作の映画)

3.6

【pickup再レビュー】
ものすごく久々の鑑賞。
今見ると結構面白い。

というのもここ最近のジャッキー映画はジャッキーチェンの体力的(年齢的)衰退により"若手"に花を持たせ自分は重鎮的立ち位置にい
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.5

公開当時から楽しみにしていた作品。

というのも原作のバイオハザードをプレイするのが大好きでして…

中でもこの作品はかなり好きな作品の一つである初代バイオハザードをモチーフにしてるとのことなので期待
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時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

【pickup再レビュー】

過去に戻る力、「タイムリープ」を手に入れた少女の青春ストーリー。

「サマーウォーズ」「バケモノの子」など後に様々なヒット作を世に生み出す細田守監督作品。
彼の映画は後半
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エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

3.6

前作、「ニューヨーク1997」はとにかく世界観が好きで流石カーペンターと痛感させられた作品でしたが
今作はその世界観を借りたひたすらアホなB級映画に仕上がっていました。笑

しかしそのバカさが個人的に
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テリファー(2016年製作の映画)

2.9

劇場公開で嘔吐&失神など病院送りが確認されている続編が何かと話題な映画。

ホラー映画好きなので見てみました。

めっちゃ普通。笑
ジャンルで言うとスプラッター映画。グロいのはいいんだけど、"ただグロ
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ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)

3.5

対立する二つの組織。片方の組織に雇われた男。それを見守る謎の男。

様々なキャラクターが意味ありげな行動をし、それが最後にうまいこと繋がっていく。

意外にもミスリード的展開は少なく、「これはそういう
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ニキータ(1990年製作の映画)

3.9

【pickup再レビュー】
個人的に好きな映画のOP Best10に入るんじゃないかレベルでOPが好き。

リュックベッソン初期作品はどれもキャラクターに愛嬌を持たせるのが上手い。

ヤク中でどうしよ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

見た直後なのにもう記憶消しかけてるくらいには中身がなかった。

原作(ゲーム)シリーズは全作クリア。vitaのよくわかんないやつまでしっかりクリアしました。

まず「もはや映画みたいなゲーム」がコンセ
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.5

事故により29歳のまま歳をとらなくなってしまった女性の恋愛映画

「んなばかな」な理由で歳をとらなくなり
それを頑張って正当化しようとしてる展開には面白味を感じましたが

久々拝見したブレイクライブリ
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ノウイング(2009年製作の映画)

3.1

【pickup再レビュー】

タイムカプセルから死者の数を予想した一枚の紙切れが発掘される。それを貰った少年の父親、ニコラスケイジが奮闘する話。

恐らく初めて見たのは小学5〜6年生くらい。途中までハ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

綿矢リサ原作、大九明子監督作品。
「勝手にふるえてろ」といい、二人のコンビ映画、かなり好きかもしれない。

主人公のみつ子は年下の多田くんが好きだ。そんな想いを頭の中のもう人の自分「A」に話しかけては
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.6

新卒で苦労して就職した会社。
やりたい事は特になくブラック会社に身を投じ、上司のパワハラにひたすら耐える主人公の前に現れた「ヤマモト」

これは中々面白かった。作中に登場する会社がまさに一昔前前の日本
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フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

4.1

肌の色や人種で差別を受けてきた少年少女達が一人の教師に人生を変えられる実話。

いわゆる「教師がバラバラだった生徒達の心を掴んでいく」話が大好物で
今作は人種差別というヘビーなジャンルを取り扱いつつも
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テッド 2(2015年製作の映画)

3.6

【pickup再レビュー】

何故か1ではなく2を見返し。

初鑑賞時はクソつまらん程度の映画でしたが、改めて見ると結構笑える。クソ映画であることに間違いはないけど笑

ぬいぐるみであるテッドが「所有
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光る眼(1995年製作の映画)

2.8

オリジナル版は未鑑賞。カーペンターなので見ました。

ある日、ある村で突然多くの人が気を失い、気づいたら妊娠をしていた。
生まれてきた子供たちは感情が欠落していて…

"お化け"でもなく"エイリアン"
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.8

何度も言うけど、ヒッチコック映画は現代人が見ても「面白い〜!」となる面白さが詰まっている。

ストーリー、音楽、そしてカメラワークが一つ一つ完璧に練られていて一つの作品としての完成度がとてつもなく高い
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プロジェクトV(2020年製作の映画)

2.8

ジャッキーチェンの最新作。期待値はそんなにありませんでしたがジャッキーファンなので鑑賞。

いや〜残念。未だに映画に出てくれるのは凄くありがたくてリスペクトなんだけれどやはり"ジャッキー映画"として見
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コンフィデンス(2003年製作の映画)

3.5

このパッケージ、宣伝文句がなければ充分面白かった。

高等な技術を持つ詐欺集団がとあるボスに揺すりをかけられ大物マフィアから大金を盗むよう命じられる話

演技、編集、ストーリーとかなり好きな映画ではあ
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