こばこばさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

色褪せない名作。何度見てもやっぱり良い。どのカットも絵になる。ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマンがそれぞれの良さを遺憾なく発揮している。

8 Mile(2002年製作の映画)

3.3

エミネムの半自伝的映画。酷い生活環境からスターになったエミネムの片鱗が垣間見える。ラップに興味がないとなかなか響かないかもしれないが、ラストの自分の決めた道を進む意志の強さが良かった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.4

ジョン・ウィックと主席連合との戦いのクライマックス。くどさすら感じるほどのアクションの連続で、壮絶な内容。まだまだ掘り下げられるシリーズだが、ジョン・ウィックの物語はこの辺で終わりで良いと思う。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

1、2作目の世界観をさらに掘り下げ、アクションシーンも相変わらず見事。ただ、1作目はシンプルに面白かったが、3作目まで来ると、内容を詰め込みすぎな感じを受ける。次への繋ぎのような内容だったので、続編が>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.2

ローマの町並みとスタイリッシュなキアヌリーブス。この絵面は最強。ただ、1よりも少しごちゃごちゃした感じがある。前作以上のものを作ろうとするのはわかるが、個人的には1のほうが良かった。明らかに続きがある>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

テンポのよい展開、流れるようなスタイリッシュなアクションに引き込まれた。ホテル内では殺しをしてはいけない「掟」や金貨など、独特な世界観もおもしろい。キアヌはもちろんだが、ウィレムデフォーもいい味を出し>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.7

とても考えさせられる内容で3時間があっという間だった。解説を読むと聖書をモチーフにした作品だと書かれているが、死刑囚が持つ癒す力というややファンタジー的な要素を用いながら、罪や罰などを伝わりやすい形で>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.1

前作よりも散らかった内容。お馴染みの面々の掛け合いは面白いが、キャラクターが増えて、それぞれの連携があまり取れていなかった気がする。ワンダーウーマンの登場はずるいよなあ。

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.0

ドウェイン・ジョンソン無双のヒーロー映画。出来は可もなく不可もなくといったところ。ストーリーが少し単純。ヒーローチームが多すぎるなあ。

アニー(1982年製作の映画)

3.1

トゥモローは知っているが、映画は今まで見たことがなかったので鑑賞。これがジョン・ヒューストンの映画?という驚きが一番。ラジー賞にノミネートされているがそこまで酷い内容ではなかった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

こういう執着質な役柄を演じさせるとデニーロの右に出る者はいない。どうやって演技しているのか本当に不思議。最近はすっかりおじいちゃんだが、こういう役柄が「ザ・デニーロ」って感じがして持ち味が出てると思う>>続きを読む

マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

3.0

前作以上にめちゃくちゃな内容だが、コメディ映画なので許容範囲内。前作のパターンを踏襲しすぎて新鮮味がないのがマイナスポイント。

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.3

テンポの良い推理物。主演2人のコメディ演技が良いので気楽に見れる。ドタバタコメディだが、ラストは意外としっかりしたミステリー映画で、短い尺で綺麗にまとまっていた。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

ユダヤ人ピアニストが主人公の戦争映画であるため、終始暗く、悲しい雰囲気だった。とても重い内容で見応えがあった。やはりショパンのピアノ曲は素晴らしい。廃墟の街に流れたバラード第一番が美しすぎた。終盤に登>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.3

いろいろな映画をミックスさせたかのような映画で、内容的にもテーマ的にも既視感はあるが、個人的には楽しめたと思う。潜在意識の中にある差別というテーマだと、似た作風のアンテベラムのほうが強烈だった気がする>>続きを読む

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

セリフのない短編アニメーションだが、涙が溢れて止まらない。影の使い方がとても印象的。原題、邦題ともに秀逸。

HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

3.9

ロッキーのようなスポ根映画。ベタな展開だが、これこそ老若男女楽しめる映画であること間違いなし。トム・クルーズのザ・エージェントを思い出した。

彼方に(2023年製作の映画)

3.2

短編ならではの余韻が良い。ラストは、絶望の中でそれでも生きなければ、という決意がセリフなしで表現されていて、何とも言えない気持ちになった。

伯爵(2023年製作の映画)

3.3

チリのピノチェト元大統領が吸血鬼だったら…というストーリー。風刺のきいたブラックコメディだが、ある程度の知識が必要な内容だった。Netflixには人知れずとんでもない映画が紛れているなと感じた。

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.8

人間の生命力はこれほどまで強いのかと感じた。実話ベースでドキュメンタリーのような作り。生存者たちは決して癒えることのない傷を背負い、その後の人生を生きることになったのだと思う。助かって良かった、と簡単>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.8

凄いという言葉しか出ない挑戦。胸が熱くなるラスト。アネット・ベニングとジョディ・フォスターはアカデミー賞ノミネートに相応しい気迫の演技。2人の掛け合いが楽しい。ナイアドと彼女を支えるチームに拍手。

ニュー・オリンポスで(2023年製作の映画)

3.5

想像以上に良かった。まさに時間も空間も越えられる関係。イタリアの街並みが切ない物語によくマッチしていた。

海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

3.1

さらっと見るにはちょうどよい尺だが、この2人をもう少しじっくり見たい気もした。引き込まれそうなくらい絵が綺麗。

ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)

3.5

キング牧師の影で、公民権のために闘った一人の男の物語。彼の功績の大きさは初めて知った。手堅い作りでベタな展開だが、胸が熱くなる。

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.5

レナード・バーンスタインの人生を、彼の妻をメインとしながら描いた作品。素晴らしい音楽に反して、私生活は実に乱れており、キャリー・マリガン演じるフェリシアがひたすら耐え続ける姿に長い時間が割かれる。ここ>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

黒人の小説家が、冗談で書いたステレオタイプな黒人小説がベストセラーとなり、思いがけない形で名声を得てしまうというストーリー。全編にわたり風刺に満ちているが、コメディに振り切れているわけではなく、どこか>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.6

この世界はまっすぐに生きれば生きるほど周りとぶつかり、生きづらい世界になり、周りに合わせて生きれば、生きやすい世界になる。すばらしき世界である反面、残酷な世界でもある。その中であなたはどう生きますか、>>続きを読む

僕の巡査(2022年製作の映画)

2.7

1950年代のイギリスを舞台に、当時は許されなかった同性愛を描く。内容は既視感があり、深みはあまりない。時代が違えば3人は別の形で幸せになれたのかなと思うと何とも言えない気分になる。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

会話劇に圧倒される2時間半。法廷劇とはいえハリウッド映画的なすっきりする結末ではないところが、フランス映画らしい。法廷シーンをじっくりと描き、人は事実よりも信じたいものを優先するという点を浮かび上がら>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

2.8

普通に面白いが、それ以上でもそれ以下でもないと思った。ストーリーは意外と入り組んでいた。主人公チームは少人数編成だが、それ以外の登場人物がぐちゃぐちゃな感じ。ヒュー・グラントは最近こういう役柄ばっかり>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

ラッセル・クロウの神父役は不思議と味がある気がした。あの格好でスクーターに乗る姿は笑ってしまう。このジャンルの映画を見るといつも思うのが、1973年版の「エクソシスト」は越えられない壁なのだなと。途中>>続きを読む

セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.2

ウェディングプランナーを主人公に、結婚式場での騒動を描くドタバタコメディ。物凄く面白いわけではないが、笑ってしまう内容。こういう作品を見ると、頑張りすぎず肩の力を抜いて生きれたら楽だろうなと思う。

サスペリア(1977年製作の映画)

3.1

途中までサスペンス展開だったが、急にオカルト展開に変わる。そのため、あのシーンは何だったんだろうという疑問はすべて魔術が原因と言われているようで何とも腑に落ちない感じ。ただ、この映画のビジュアルは脳裏>>続きを読む

英雄の証明(2021年製作の映画)

3.6

些細な嘘が主人公を追い詰めていく様がリアルだった。メディアやSNSで切り取られ、拡散される情報が真実を見えなくさせる恐ろしさ。どこの国でも同じだなと感じた。イライラさせられる主人公の絶妙な描き方も見事>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.7

見て良かったと素直に思える物凄い映画。スピルバーグの思いがこれほどまで入った作品は後にも先にもないのでは。ラストの泣き崩れるシンドラーにこちらも涙した。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.8

戦闘シーンのリアルさは今見てもすごいと思った。スピルバーグの作品は本当に安定して面白い。いつも本物を見せてくれる、そんな感じ。個人的にはミラーが高校教師だったと明かすシーンが印象的だった。こういったシ>>続きを読む