ネオサイタマさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.5

最高。
ずっと見てたい。
ギヨームブラック負け組に優しくて涙出る。

緑の光線(1986年製作の映画)

4.2

自分の居場所のなさを感じて淋しくなるのわかるなって気がした。
身近にいたら嫌な人だけどだんだん共感できるようになる。
ラスト観客にも緑の光線見せてくれる。

静かなる男(1952年製作の映画)

4.5

画面に写るもの全部がいい。
風の流れ風景、テクニカラーのビビットな発色。
窓枠でフレームを作る画面作り、乗り物のアクション全部いい。話はそんなに好きじゃない。
最後のファイト紅の豚のオマージュ元?

川沿いのホテル(2018年製作の映画)

4.2

いつもの大げさなBGMとよくわかんない詩はさておいて最高だった。
猫のショットと雪のショット。
全体的にふわふわしてる。

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

3.8

いまいち面白さがわからんかった。
外ロケめっちゃ綺麗だったからもっと撮って欲しかった。
これも人物がわけわからん方向見てる。
最後横顔で見つめあってるショットめちゃくちゃいい。

奇跡(1954年製作の映画)

4.2

移動撮影の素晴らしさ。
ラストの葬式の一連のシークエンス良すぎる。
みんなこっちを見てる変さがある。画面の整い方がおかしい。内と外。

草の葉(2018年製作の映画)

4.0

ホンサンスの肩なめショット珍しくない?
たった1時間で色々な想像ができて楽しい。
フレームの外の魅力。

紙ひこうき(2012年製作の映画)

4.0

なんとなく赤い風船っぽいなと思ってみてたら風船出てきてテンション上がった。

来る(2018年製作の映画)

4.2

キャスティング素晴らしすぎないか。
何かよくわからないものを何かわからないまま描いていて面白かった。
チェンソーマンのネタ元っぽい感じがして最高だった。

フロンティア・マーシャル(1939年製作の映画)

4.2

超面白い。
スピード感と省略。
終盤、手術からの流れが全部最高。

あなた自身とあなたのこと(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最高。わけわからん。
蝋燭の火にパンして時間の経過を表してからカメラが元に戻ると隣にいない、そのあとフレームインしてくる一連の流れが天才。海鮮焼きの居酒屋のところとか。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

最高だった。仲間がほしくてちょっと背伸びしてみたいなのとか、兄弟とか家族への反抗とかめっちゃいい。
スケボーのシーンどれもいい。引きで撮って坂から降りてくるやつとか。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.2

カメラとの距離がめちゃくちゃいい。
脚本も面白かった。言い争いするけど次のシーンではまた元通りの仲に。
青の時間、白い服が暗闇に浮かんでいていいショット。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.8

よくわかんない早回しと虹色の演出は微妙。
移動撮影が良かった。スケボーの横移動とか。もっと移動撮影を見たい。
マイルドなトウキョウソナタ。

オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

3.8

人の顔のアップが多い。撮影は最近のハリウッドとかインディペンデント系の源流な気がする。劇以外のところも照明が劇っぽい。
結構セリフで説明してくれてるのが微妙。画面でも伝わると思う。

ヒッチ・ハイカー(1953年製作の映画)

3.8

ブロマンスみたいな2人の関係性が良かった。
ラストの照明とかもかっこいい。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.5

多分映画館じゃなきゃ見れなかった。
人の生活を覗き見る楽しさ。
状況設定含めてだんだんわかっていく楽しさ。
ミニマルな作りだからこそ楽しめた。

音楽(2019年製作の映画)

4.2

最高。
初期衝動とか何かをする楽しさってこういうことだと思う。

生活の設計(1933年製作の映画)

3.8

話の内容と堅実な映画の作りのギャップがすごい。
省略の魅力。観客を信じていてよかった。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

ほんのりカウリスマキ風味。
なんもない日曜日の午後に見たい。そんな映画。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.0

アンナカリーナを撮ることに執着していて最高。横移動の所とか動きのあるカメラが好き。
今までみたゴダールの中で一番みやすい。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

顔のアップが多くてあんまり空間的な魅力はない。動と動のショットで繋げてシーンを作っていくのが面白かった。
演技で映画をつくってる。視線とか眼差しがもっと機能すればとも思った。冒頭の見る見られるの関係を
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

やっと見れた。
言葉は思いを伝えるメディアなのか。

本音とか本当のこととか感情とか濱口監督らしいなと思った。
ベッドシーンの切り返し天才。
ラストどういう意味なのか分からん。分からなさもいい。
特集
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

4.2

誰かに従うしかないけど従って選んだことが正しいかもわからない。
引きの画がめちゃくちゃきれい。序盤の丘の上ショットのオーバラップ。広すぎて奥行とかあんまりわからない。

月は上りぬ(1955年製作の映画)

4.0

月明かりの描写が綺麗。
小津の気配がそこかしこにするけど小津じゃない。
技法的な瑞々しさがあってよかった。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.0

何もかもパッとしない。遣る瀬無さとかどうしようもなさ。
観ててしんどくなるな。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

ウェスアンダーソンやっぱりアニメーションとの親和性がめちゃ高い。
平べったい画面が好き。
人がさらっと死ぬ。横移動が今までで一番好き。レアセドゥがフレスコ画横切るとこ。
紛い物というかフェイクというか
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.0

情景の描写とか車の窓からのショットがめちゃくちゃいい。
意図はあんまりわからなかったけどマッサージのところの手のショットとかもいい。

久しぶりに会った友達と距離感わかんなくなるやつわかる。もどかしい
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

4.2

ちょっといいことがあってでも不運が続いてみたいな繰り返しがなんとも言えない。
ミニマルな作りだったけどよるの撮影と横移動がひたすらにいい。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ファンサービスもりもりで楽しかった。
「スパイダーバース」も好きだったから超楽しめた。PUNPEEの「Hero」みたいな話。
版権的なゴタゴタがこういう形で昇華されるのはいいなーって思った。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

AR空間の中のアクションシーンめちゃ好き。
ドクター・ストレンジといいマーベルの現実拡張的なアクションシーンが好き。

草の上の昼食(1959年製作の映画)

4.2

映画ってこんなに自由でいいんだ。
話の流れなんて関係なくただいろんなことが起こりまくる。
おおらかで自由で楽しい。

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.2

仰々しい演出以外はめちゃ最高。
本編は説明せずに画で見せてくれるのがよかった。
いるか?って気がするけど再会シーンの子供の年齢のところとか数セリフで関係性示唆しててすごい。

復讐 THE REVENGE 消えない傷痕(1997年製作の映画)

4.0

画面の平行移動の行ったり来たり。
画面の明暗、逆光がカッコいい。
前作の方が好きかも。