こがもさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ニモーナ(2023年製作の映画)

5.0

人間のある側面が怪物化する物語は数あれど、こんなに正面からクィアの生と怒りを描いたものはなかなかないんじゃないか
ニモーナの軽快な七変化も楽しいし、フツーに主要役でゲイカップルがいるのもいい

悪気の
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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

5.0

人生初コナン、京都が舞台

めっちゃ見覚えある景色がいっぱい出てきたけどギリうちは写らんかった

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

5.0

ジャニスのクィアベイティングにびっくりしちゃったし、アフリカもアジアもステレオタイプすぎてすごい
Y2Kブームのおかげで見た目そこまで古く感じなかったのに、ステレオタイプ描写で時代感じる😂

いい話風
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

5.0

LMMの姿と声がチラついて気が散るけど全部いい曲...
ミラベルとブルーノおじさんで逃げ出して新しい家族作って欲しかった

耳がいいドローレスの声がすき

ズートピア(2016年製作の映画)

5.0

いろんな人にこれ好きだと思うと言われ続けてようやく観た!
思ってた以上に政治的で面白かった、ビースターズとかなりかぶるなと思ったけど同年に出てるのか。

肉食VS草食の力関係描写や恐怖で対立を煽る感じ
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

5.0

ボブフォッシー振付のミュージカルを最近観たり聴いたりしてるので、本人監督の作品も勉強として...

絵に描いたようなあやうい天才アーティストだけど、本人の話ではなくあってくれーと思った、が、半自伝作品
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ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

5.0

トガニみたいに明らかに暴力的に被害を受けることもあればボムシェルみたいに仕事と引き換えに求められることもある、そしてこの作品みたいに少しずつ少しずつ信頼させて“秘密”を共有してグルーミングしていくこと>>続きを読む

ヘアー(1979年製作の映画)

5.0

ヒッピーでラブ&ピースでファンタジーめいた?ミュージカルみがつよい?作品。
演出とか歌詞が面白いしヒッピーのキャラがいい。みんなええやつ。
フラフラした若者コミュニティの雰囲気がRENTっぽいなと思っ
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

5.0

有名ミュージカルだけど怖そうだから避けてきてたのに、今見てるミュージカルオマージュ大盛りドラマで引用されてたのでしょうがなく観た

ソンドハイムの曲はやはり印象的で素晴らしいがなんせ人を殺しすぎて普段
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

5.0

トラウマになるレベルというか子役のケアはされたのか心配になるレベルで描写エグくて悪夢みた
教師から生徒への性暴力だけでもタチ悪いのに聴覚障害であることや孤児であることにつけこんで本当に最悪でした
全然
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サーミの血(2016年製作の映画)

5.0

“白人社会”の中でも差別があることを知れたし、日本のアイヌや琉球や在日の人たちに思いを馳せるきっかけにもなった。
それまで普通に接していたのになにかの要素がマイノリティだと分かった時点で別物扱いされる
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スキャンダル(2019年製作の映画)

5.0

胸糞わるいけど救いもあるフェミニスト映画
なんで被害者がこんなに背負わなきゃいけないんだよまじで...
声を上げることは自分のためというより後続を出さないためだよね、とあの会話で思うなど

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

5.0

ギリシャ哲学、キリスト教、エジプト神話、冷戦、ベルリンの壁崩壊、性自認、パートナーシップ、セルフラブ、などハイコンテクストな要素盛り盛りなパンクミュージカルで頭疲れた、でも基本曲がいいので楽しめた

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃカオスで飛びまくってふざけまくってるけど、本当に伝えたいメッセージの照れ隠し?みたいにも見えてくる
クィアで移民でアジア系で自営業で大変な色々を、スパッと切り捨てたりせずに向き合おうとする
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キャバレー(1972年製作の映画)

5.0

思ってたのと違った!!!最後の緊張感と余韻...こわ
ナチスも中絶もクィア(バイセクシャル)も出てくるじゃん
結果的に好き、ステージの場面も超いい、シカゴを作った人っていうのよく分かる