127Fさんの映画レビュー・感想・評価

127F

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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

コーヒーと煙草とぎこちない会話。日常に溢れている取るに足らない話たちを、隣の席から盗み聴きしている様な感覚。雑多なテーブルを上から映した画にときめく。ジム・ジャームッシュ作品お馴染みの顔ぶれがちらほら>>続きを読む

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

王道ラブコメの元祖。初っ端船から海に飛び込んで泳いで脱走、逞し過ぎて笑っちゃった。やっとジェリコの壁を壊したラストの魅せ方好き。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

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ゴーストドッグとアイスクリーム屋の相手の言語は理解できてないけど、ちゃんと伝えたい事が通じ合ってるのが良い。すべてを熟知

音楽(2019年製作の映画)

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自由で何にも囚われない彼らだけの音楽。森田くんの音を受け取る力が凄くて、生で音楽を浴びて痺れるようなライブに行きたくなった。

ル・ミリオン(1931年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あったはずの宝くじの当たり券が無くなった!探せ探せ!と誰も彼もが鬼ごっこのように彼方此方へと、兎に角走り回る。大金を前にすると友情なんて呆気なく砕け散ってしまうのか…

「この世はお金がすべてじゃない
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(1960年製作の映画)

4.0

兎に角穴を掘りまくって脱獄を目指す映画なんだけど、BGMが一切ないからそんな大きな音出しても大丈夫!?とハラハラドキドキで目が離せなかった。看守や囚人の一つ一つの手際の良さが丁寧に描かれていて楽しい。>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

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意外とチャッキーの動きに違和感がなくて感心したし、思ってたよりサイズ感が人間の子供と同じだった。現実であの大きさの人形が襲ってきたら怖いだろうな。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

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限りある時間の中、ひたすら歩きながら会話して相手の事を知っては惹かれていく。相手を知っていく過程って楽しい。レコードショップでの二人の視線の駆け引き、電話でお互いの気持ちをそれとなく伝え合うシーンとて>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

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疑うこと、信じること。他人に信頼の全てを預ける事なんて果たして出来るのだろうか。信じたかった気持ちとやり場の無い怒りでぐちゃぐちゃ。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

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次々に知らない人が出てくるから理解するの大変。画面の人口密度が高くてすぐもみくちゃになる。銃声と共に人が死んではテレレーテレレー♪ が面白い。田中邦衛のうさんくささと山守組長の小物感ね。他人を利用して>>続きを読む

GONIN(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

鶴見辰吾が見たいと軽い気持ちで鑑賞したら凄まじい作品だった。ヤクザ相手に現金強奪して報復を受けないはずがないんよ。竹中直人の帰宅シーン、完全にホラー観てる時のビビり方しちゃった。怖すぎる。本木雅弘の妖>>続きを読む

龍が如く 劇場版(2007年製作の映画)

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評価とんでも無く低いけど怖いもの見たさで視聴。主要キャラ達の過去とか関係性とか全く説明されない。由美がどれ程遥を思っていたとか、桐生さんと錦の確執とか1ミリも言及無いし神宮も桐生さんと戦いもしないで一>>続きを読む

Destiny(2021年製作の映画)

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物だけで表現されたストーリーが違和感なく入ってくる。可愛いが詰まった映像は見てるだけで癒された。彼氏も友達も、自分を大事にしてくれない人とはおさらばよ。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

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子育てや教育に正解はないからとても難しいけど、自分の理想や信念を子供の意思とは関係なく押し付けるのは違うと思う。きっとこれから彼らは何処にだって行けるし何だって出来る、希望が見える終わり方で良かった。

各駅停車(1992年製作の映画)

3.9

今までの時間は何だったんだと、思わずオチで笑っちゃう。

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

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バロック風の豪華なホテルは色が無くとも煌めいてこんなに美しい。去年マリエンバートで出会い、駆け落ちの約束をした一年後の今日、あなたを迎えに来た。シーンの切り替わりに境界線がなく、どの時間軸の話を見せら>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

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フランシスが不器用で痛々しくてなんだかFleabagを思い出した。転んだってすぐに起き上がって走り出す姿に勇気を貰う。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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癌検査の結果待ちなんて生きた心地がしないだろうし、家でじっとなんてして居られないよね。どの帽子も可愛いよ〜生身のフランスパン素手で持って歩いてる人好き。今日は一年のうちで最も昼の時間が長い日、夏至だ。>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

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赤青紫黄色。映像はこんなにも美しいのに、感心しちゃう程自分勝手で少しも悪びれない男よ。ルノワールっぽい映像だなと思ってたらテレビに映ってる映画、草の上の昼食だ。

夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

三篠の事をより深く知れて嬉しい。美しい景色を先生と共に見たいと思った夏目、ちっぽけな人間と見た月もあっという間に思い出になるのだろうと話す三篠、友人に追いつけないと感じる辛さを共感する田沼。この作品は>>続きを読む

コーラス(2004年製作の映画)

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やられたらやり返すがモットーの、問題児ばかりが集まる寄宿舎池の底。1人の教師との出会いによって音楽で心を通わせていく。ペピノが終始可愛くて愛おしい。美しい歌声、土曜を待ってる男の子、紙飛行機でお別れ。

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

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徹底的にパステルピンクと紫で統一されたファンシーな画面。口と肛門が逆のサマンサ、瞳がダイヤのラウラ、人魚になりたいクリスティアン、変形した顔を持つアナなど。

ここで描かれる奇形では無い人達の精神的な
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お熱い夜をあなたに(1972年製作の映画)

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島中に鮮やかな草花が咲き誇り、暖かい陽の光に照らされる。イタリア文化も散りばめられており、旅行に来たかのような映像を楽しめた。結局親と同じ道を辿るんかいと呆れてしまう。ブチャラティでしか聞いたことない>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

キアヌが復讐のため淡々とひたすらに敵を撃ち殺していくのが最高。後ろに固めた髪が乱闘によりパラパラ落ちて顔にかかる様がもう大好きです。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.9

色んなものに興味がある思春期の男の子が周囲の女性達とフェミニズムに触れながら成長していく。様々な女性達の考え、生き方が普遍的に描かれていて良かった。同じ女性として共感したりしなかったり。ルーカス君かわ>>続きを読む

ACCA13区監察課 Regards(2020年製作の映画)

4.3

TVアニメの物語から1年後のジーンたちを描く後日譚。ニーノ髪伸びて色気が更に増してるぞ!将来に悩むロッタを通して、校長先生の若者達に向けたメッセージに愛を感じた。ACCA独特のこの空気感が本当に好きで>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

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平凡な風景が意味のあるものに変わる、音楽の魔法。人のプレイリスト見るの楽しいよね。イヤホンで同じ曲聴きながら街を歩き回るシーン、良すぎ。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

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何度もすれ違っては後悔してを繰り返す。やっぱりタイミングだよね。ピンクシャドウのリリーコリンズめちゃかわ。

いちご飴(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

子供の声、色鉛筆の柔らかさと内容の暗さの対比。子供の無垢な心につけ込み行われる性暴力、大人の汚さ気持ち悪さに鳥肌が立った。

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

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一瞬でかけがえの無い命が奪われ尊い日常が消え去る。残されたものの悲しみは計り知れない。私の好きなアーティスト、King Princessの1950が流れてちょっと嬉しい。

同級生(2015年製作の映画)

4.5

秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ
わが衣手は露にぬれつつ

柔らかく動く水彩画のような映像に神谷さんとのじけんさんの透明感あるお声が堪らない。ピュアッピュアで可愛いよ…

ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

3.8

可愛いホテルのスイートでアイス大盛り食べながら映画見るの最高の贅沢じゃん

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