kogureawesomeさんの映画レビュー・感想・評価

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座頭市海を渡る(1966年製作の映画)

3.4

市っつぁんが四国に行く話。

海を渡るけれど、海外とかでは無い。

いきなり田中邦衛の講談?から始まる。

『晩春』や『おかあさん』『豚と軍艦』『雁の寺』『切腹』に出ている三島雅夫も独特のクセがあって
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座頭市の歌が聞える(1966年製作の映画)

2.8

市っつぁんの歌は聞こえません。

天知茂が再度登場,別の役。
小川真由美
佐藤慶が出てくる。

琵琶法師も出てくる。

でも、なんかバラバラで、盛り上がらない。

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

4.1


ナン・ゴールディンはアメリカの写真家だ。

写真、自主制作、芸術、セックスワーク、LGBT、エイズ、私生活、友達、ジム・ジャームッシュ、渋川清彦、荒木経惟、薬害、薬物依存、差別偏見、抗議、政治、裁判
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座頭市地獄旅(1965年製作の映画)

3.5

これは面白かった。

成田三樹夫がカッコ良い。
TVドラマ『探偵物語』で松田優作に「工藤ちゃん」と言ってた人とは思えないクールさ。

市っつぁんのことを
「好きな奴がいなくなると寂しくなるからな」
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太陽の蓋(2016年製作の映画)

-

あの時、東京も避難対象区域になる可能性高かったんだな。

見ていて背筋が寒くなった。

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.2

この映画を初めて観た時、
ブルース・リーやジャッキー・チェン、チャウ・シンチー、サモ・ハン・キンポーとも、
ジョン・ウー、ジョニー・トゥーとも、
もちろんウォン・カーワァイとも違う香港映画が出てきたな
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樋口一葉(1939年製作の映画)

5.0

20年くらい前からずっと観たかった映画をやっと観た。

私が最も好きな小説の一つ『たけくらべ』、
吉原の裏手に住んでいる歳の違う同級生の少年と少女の話。喧嘩と格差と初恋の話。この小説を読んでいると書か
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座頭市逆手斬り(1965年製作の映画)

2.8

藤山寛美が出てくる。

市っつぁんが音を頼りに🎯的当てするシーンが面白い。

藤山寛美演じる百太郎はずるくて図々しくて卑怯で偽座頭市を騙ったりするが、あまり喜劇的にも笑えず。

座頭市二段斬り(1965年製作の映画)

2.8

いかさま師の三木のり平と対決相手は加藤武が出てくる話。

三木のり平のシーンは落語的雰囲気。

加藤武から居酒屋で市っつぁんが決闘を申し込まれて市っつぁんが聞く。
「いつ?」
「暮六つ」
「どこで?」
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座頭市関所破り(1964年製作の映画)

2.8

平幹二朗が今回の対決相手。

「座頭市という男を見に来た」とのいう初対面の出来る者同士の一触触発のピリツキ。

雪の降る中での斬り合いが印象的だが、

全体的にはあまり盛り上がらない。

座頭市血笑旅(1964年製作の映画)

4.8

座頭市と間違われて殺された母親から頼まれて赤ちゃんを父親に届けることになる市っつぁん。

その道中の中で知り合った女と、三人親子のようになっていく。

明日は本当の父親に渡すという日に
「あと1日のば
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座頭市あばれ凧(1964年製作の映画)

3.0

蝿目線からのの市っつぁんの居合切り

市っつぁんの水中での居合切り
ジョーズっぽくなる🤣

フェノミナン(1996年製作の映画)

3.2

超能力を持った主人公が差別に会う話。

登場人物の一人が言う「あいつがお前たちに何かしたか?」

もちろん嫌なことをしているはずは無い。したと言えば親切な行いだけだった。

我れ暁に死す(1939年製作の映画)

3.3

新聞記者ジェームズ・キャグニー と
ギャングのジョージ・ラフトが
刑務所で出会う話。 男の友情。

好きな台詞は
「いいやつに会った」

ダンシング・ヒーロー(1992年製作の映画)

3.3

社交ダンスの天才が性格悪すぎてパートナーが見つけられず場末のダンス教室で地味な引っ込み思案な性格美人とパートナーを組むことになる。

音楽が消えて、足でリズム刻むところカッコいい。

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.9

なんて面白いんだ。

ツッコミどころは数多いが、
とにかく面白いので、細かいことを言うのは野暮。

RRR好きは見た方が良い。

座頭市千両首(1964年製作の映画)

3.0

オープニングがめちゃくちゃカッコいい。

勝新の実兄、若山冨三郎が座頭市シリーズ二回目の登場。前の役とは関係ない。
サディスティックにムチで市っつぁんをいたぶる対決がクライマックス。

賭場で、市っつ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

5.0

父と娘の映画
映画が出てくる映画。 
スクリーンを見つめる登場人物。
『ミツバチのささやき』も『エル・スール』もそうだった。
登場人物がスクリーンを見つめ、そのスクリーンを観客である私たちも見つめる。
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座頭市喧嘩旅(1963年製作の映画)

3.0

ザ・座頭市。

座頭市のイメージがまんま作品になったような1本。

これでシリーズの方向性が決まったと言っても過言ではない気がする。

入門編に最適かも。

ちょいと黒澤明の『用心棒』も入ってる。

座頭市兇状旅(1963年製作の映画)

3.0

今回は、クライマックスで市っつぁんに斬られる相手が嫌なこと言って死ぬ。

ただ市っつぁんを嫌な気持ちにさせるためだけに言うからタチが悪い。

新・座頭市物語(1963年製作の映画)

3.0

これも、悲しい。

切ない。

寅さんも市っつぁんも、地道な暮らしを夢みる一瞬があって、でも出来ない。

今作では、蝋燭🕯️を見事な刀さばきで切るシーンや、竹林を師匠の妹と歩くシーンの美しさ、自分を仇
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続・座頭市物語(1962年製作の映画)

3.1

市っつぁんの初恋と兄の話。

市っつぁんの兄を勝新の実の兄の若山富三郎が演じている。本当の兄弟共演も見所。

ラストがそこで終わるの?と思うばっさり感。

初期の座頭市はユーモアもあるけれど、物悲しい
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喜劇 女は度胸(1969年製作の映画)

4.7

私の日本映画ベスト30に入る映画。

久しぶりに観た。

倍賞美津子かわいい。

寅さんじゃない渥美清、笑える。
寅さんみたいにストイックではない。
でも、ほとんど寅さん。
この渥美清も良い。

落語
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

国連の発表する「世界幸福度ランキング」今年も含め6年連続第一位のフィンランド(ちなみに日本は47位)から届いた映画。

世界中にいる小津チルドレンの中で、最も小津のユーモアの面を引き継いでいるのはアキ
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有りがたうさん(1936年製作の映画)

5.0

久しぶりにちょっとだけ観るつもりが最後まで観てしまった。

どんな話、伊豆のバスの道中の話ですぬ。
運転手さんはいつも礼儀正しくお礼をいうので
「有がとうさん」と呼ばれている。
東京に売られていく娘と
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

役所広司がカンヌ映画祭で主演男優賞を受賞した『パーフェクトデイズ』を観て来た。
役所広司の役を勝手に
笠智衆の雰囲気で想像していたけれど
どちらかというとチャップリンと写真で見る小津安二郎監督とBOS
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チャップリンの冒険(1917年製作の映画)

-

チャップリンの番頭さんだった高野虎市さんが運転手役で、出ていた。
初期チャップリン映画に出ていた巨漢のエリック・キャンベルの遺作。

チャップリンは次作の『犬の生活』でネクストレベルに進む。

チャップリンの質屋/チャップリンの番頭(1916年製作の映画)

-

チャップリンがまだ青春時代にいて、恋人や友だちと映画を作ってる感じがあり、これから名声と地位を得ていく。
一緒にバンドをやって来て、インディーズでそこそこ評価されてたメンバーと、メジャーに行けるのはヴ
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キートンの酋長/キートンの白人酋長/キートンのハッタリ酋長(1921年製作の映画)

-

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』と同じように白人にオイルが埋まってる土地を取られるインディアンの話。

(2023年製作の映画)

3.0

黒澤明プラス『雨月物語』プラス『アウトレイジ』プラス『風雲たけし城』

マンガでいうと山田 芳裕の『へうげもの』とみなもと太郎の『風雲児たち』の感じ。

ブラック企業の暗黒社長のような織田信長役は
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夜空に星のあるように(1967年製作の映画)

3.2

ケン・ローチのデビュー作。
ケン・ローチらしさは薄めで60年代のロンドンの雰囲気が良い。
服とか音楽とか。

泥棒家業の夫と妻、その子供。
妻が主人公。
夫は捕まり、夫の友だちと妻は恋に落ちるが、彼も
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.2


セカンドシーズンが始まったので、やっと劇場版を観た。

世界に見つかった西島秀俊もいいに決まってるけれど、内野聖陽がめちゃくちゃいい。

「俺が怒らないのは、俺が何でもいいよいいよって言うのは自分の
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ロミーとミッシェルの場合(1997年製作の映画)

3.9

私の青春は、1時間毎に躁と鬱が交互に来るような感じで、わがままで気まぐれでセンチで生真面目で、・・・。

高校時代からの親友で今からも一緒に住んでるロミーとミッシェル。
高校の同窓会があると知る。
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太陽は、ぼくの瞳(1999年製作の映画)

3.5

過去鑑賞。
真っ黒な画面にスタッフの名前が表示されるバックで大人の声と、子供の声が聞こえる。

やがて画面は、教室を写し出す。
子供達の顔が見える。

目の見えない子供たちの学校の教室だった。

英語
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東京画(1985年製作の映画)

-

「20世紀になお〈聖〉が存在するなら、
もし映画の聖地があるならば、日本の監督小津安二郎の作品にこそふさわしい。


小津の作品は最も日本的だが国境を越え理解される。私は彼の映画に世界中のすべての家族
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