McCOYTOKYOさんの映画レビュー・感想・評価

McCOYTOKYO

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アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

4.2

「それ以外の音楽」
タワレコとは対照的でマイノリティーなお店がメジャーに勝つのはヒトのチカラ。

サブスクが音楽の距離を変えて、
個人商店がなくなり、音楽に夢を抱くヒトが居なくなってしまわない事を祈る
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みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

3.7

8/31に観る映画としてはうってつけ。
あのキャニオニングでのワチャワチャ感に是非混ざりたい。

@ユーロスペース

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.8

独身34歳女性の定職なし、生理、中絶、産後うつ、育児、差別、レズビアン、
中々ヘビーで女性タブーな偏見テーマのオンパレードを主演で脚本のケリーオサリヴァンが、絶妙なユーモアとバランスで描く作品。

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アネット(2021年製作の映画)

4.3

記憶に残る忘れない映画。

呼吸する事すら許さないレオス•カラックス
の本作に込めた意気込みが感じられ、映画館で集中して観れて満足。

ヘンリー、アン、アネット、
それぞれの心情を歌にのせてぶつけ、愛
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.0

ウェス王道の細か過ぎる映像手法を美しく感じるものの、若干このパターンに飽きてしまった。
モノクロシーンが多いオムニバス的な展開、
何度もうたた寝してしまった。

@WHITE CINE QUINTO

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.8

あらゆる距離の家族のカタチに心揺さぶられる。

岩松了と豊原功補の憎たらしさが、
感情移入させる原因かもしれない。

コロンバス(2017年製作の映画)

2.5

美しいコロンバスの街並み、建築に救われているが、会話の内容や台詞仕立てな芝居が全く刺さらなかった。

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.8

死期を悟った時、
人生に纏わる人をシントラへ集めて何を望むのか。

葬儀で集まるよりも、
ずっと意味のある有意義なお別れのカタチのように思う。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

90’s
携帯がカルチャーを支配しないリアルな時代
、東京を舞台に見てみたい

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.0

死と直面して、
はじめて分かる最も大切な義務

豊かな人生を送る、という義務

死を身近な友としてこそ、
残り少ない人生を一瞬でも楽しむことが出来る

よく死ねるように善く生きる

誰にでも訪れるその
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.7

あらゆるものが目の前を通過し、
交わりそうで交わらない。

言葉も通じず、知り合いもいない異国へひとりで訪れた街の空気が味わえる。

ショートムービーをオムニバス的に見ている感覚に近い。

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.5

ホットロッドに乗ってナンパやレースをする不良達や次の日から自分の故郷を離れて大学に進学する主人公。有り余るエネルギーを解放した若者の姿が眩しい。

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.8

6歳の僕が大人になるまで、
を彷彿とさせるイーサンホークの親でありながら男で居続ける姿はある意味、高田純次的な領域。

世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.5

2人の距離が物語る後味の悪さが、
ヴェンダースの映像美を引き立たせる

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.6

どんな時でも中立の立場で父親と母親を見捨てずに、家族を維持しようとする様がワイルドライフといえるのか。

インサイドルーウィン〜以来、
久々のマリガンは、イメージ一変していて鋭く尖って見えた。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.7

タイラーのフラットな視点や言動と、
ザックのダウン症を理由にしない行動力が
重なれば何処まででも行けそうな気がする。

鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

3.5

人を轢くことで一人前の運転士、
っていう歪んだセオリーで進む物語。

イリヤのシーマに対する不器用な愛情表現、

荒野にて(2017年製作の映画)

4.2

自分の居場所を探し求める切望。

荒野の果てに残る、
チャーリーの浮かれない表情が胸を締め付ける。

カーキのキャップ、ネイビーのブルゾン
赤いTシャツにデニム。
なんて事のないスタイル、
空の美しさ
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パパは奮闘中!(2018年製作の映画)

3.6

気付けば父親ムービー3連発。

父親像もこれくらいの距離で接していけるのが理想。

ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.6

どんなに受け入れられない部分があっても
憎みきれない、父親という存在。

ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.7

レコ屋のクローズがバンドの初ライブ、
2人とも楽しんでる表情がたまらなく最高。

現実的な娘に飽きられても、
夢に向かって真っ直ぐな親父の心意気に揺さぶられる。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

白とか黒の話じゃなく、
地位や富に捉われず、互いの世界を不器用にぶつけ合う事で生まれる男の絆。

エメラルドグリーンの車も素敵で、
久々にいいロードムービーに出会えて幸せ。

ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

2.8

私こそが変化の当事者

それぞれの氷山の闇と向き合い、
環境は最悪でも、
通ずるものとは繋がり、
変化を起こすのは仲間の存在。

ラストの自信に満ちた顔が印象的。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

こういう映画を子供に見せて、
人の痛みをしり、世の中からイジメがなくなることを切に願う

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.6

終わりよければ全てよし

家族の中での秘密が、
ウチ明かされた時、より絆が強くなるみたい。

しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

3.8

自分の弱さに気づいた時、
ある意味強さを身につけたように見えた

距離が近いほど見せたくない部分を、
見せれるヒトがいるのは幸せなことかもしれない。

ポルト(2016年製作の映画)

3.4

窓から川と橋が見えるあの部屋に住みたい

ビフォアサンライズ的な流れを期待したが、そんな綺麗に行かないところもまた余韻を残す

バースデーカード(2016年製作の映画)

3.9

最近この手の親子ものに涙腺が緩んでいることに気づく。

泣きましたね✈️

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.0

飛行機の中で翻訳がないので、
映像だけを見ました。

その世界観だけでのめり込みました。

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.9

図書室という閉ざされた設定で流れる時間は心地よく、自分もみんなの愚痴や不満を聞いて会話している感覚に。

たった1日の土曜の補習の話が、
終われば何かを勝ち取ったかのような爽快さ。これこそYOUTH。

ハートストーン(2016年製作の映画)

3.4

銀河鉄道の夜に感じた、
憤りのない感情は、ラストのカサゴに繋がるところ。

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