宮崎駿の最高傑作ではないけど、たしかに集大成。
「宮崎駿はこう生きた」、そしてこれを見ている「君はどう生きるのか」を問う作品。
千と千尋的、もののけ姫的、ハウル的、トトロ的、ラピュタ的、ナウシカ的>>続きを読む
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ラストシーンは泣けてきました。
自分の人生のあこがれだったインディ・ジョーンズ、ハリソン・フォードの雄姿がこれで見納め(最終作とは銘打たれていないものの、ラストでしょう。。。)かと思うと感無量。最後>>続きを読む
あの伝説的映画「トップガン」(1986)の続編として、トム・クルーズとして、2020年代の作品として、80年代にオンタイムで見た世代にも、古典として見た人々にも求められることを、丁寧に、慎重に、大胆に>>続きを読む
心病み悩ましいキレる駆け出しバットマンによるノワール探偵アクション映画。
暗くて、テンポもゆっくり、しかも3時間の長尺映画で見る人を選ぶけど、これは名作シリーズに化ける予感あり。見ておきたいです。>>続きを読む
37年前の初代ゴーストバスターズのノリで作ったゴーストバスターズファンへのプレゼント。音楽も、キャラも、プロットも、いろいろと思い出させてくれる、ありがたい作品。
いろんなテキトーさが、1984年の>>続きを読む
ウソやホントを越えて、規範の歪みで真実が見えない人間のおろかしさを、才人たちその才を持ち寄って練り上げた逸品。
監督のリドリー・スコット。脚本兼出演のマット・デイモンとベン・アフレック。本当にいい仕>>続きを読む
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マトリックスシリーズを懐かしみ思い出し時の流れをしみじみ感じるための、ファンムービー。斬新さで売った前3部作。今作に感じることはノスタルジー。中高年が動き愛し合う姿がまぶしいです。オワコンへを慈しみ愛>>続きを読む
日本人が見たら必ず突っ込みたくなるあのテキトーな日本語シャウトは、どういう狙いなのか、いい加減さなのか。あいかわらず、どこまで冗談なのか、真剣なのかがわからないテイスト。
ここが変だよ、を探しては、>>続きを読む
1作目よりこっちの方が好きです。3作目につなげる気まんまんで、かなり頑張った作品だと思います。
前から気づいてましたが、キアヌ・リーブス、運動神経、微妙な気がしてます。ぎこちないし、のろいし、不器用>>続きを読む
殺しの天才というより、自分を殺す能力のない人間とだけ遭遇する天才、ジョン・ウィック。
財力や人脈を使えば、ジョンを殺す機会や手段なんてありあまるほどあるけど、誰もそれをしないしできないことにいら立だ>>続きを読む
RPGゲーム風スチームパンクSF映画。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソンが関わっているので、ファンタジー風味でもあります。
プレイ時間40時間以上の大作RPGゲームをぎゅ>>続きを読む
たしかにシリーズ最高傑作かもしれないです。
というか、そういうしっかりとした作りです。没頭して最後まで見てしまいました。
佐藤健の剣心ではなく、抜刀斎との演じ分けがすばらしかったことに加えて、やは>>続きを読む
日本映画の枠を超えたアクションレベルですね。
早回し(コマ送り)ではありますが、ワイヤーアクションを使った見せ方、ひとつの手法を確立した気がします。
武井咲、相変わらず可憐ですが、前作までと比べる>>続きを読む
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もう一回みたいです。
最初の方は眠気と戦ってしまいました。でも、眠気がなかったら、もっと印象に残ったはずです。
これは複数回みて、その映像や音楽、衣装やセットのディテールに酔う映画だと思います。>>続きを読む
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No Time To Die(死んでるひまはない)
ダニエル・ボンドの有終の美、忘れないです。
ヴェスパーからマドレーヌへ、ジェームスの愛の引継ぎも完遂。青い目も。
世界を救うようなグローバルや>>続きを読む
よく言えば、大量の高速ゾンビが新鮮。
ゾンビものはジョージ・ロメロ作品から「ウォーキング・デッド」まで一応目を通してますが、今作のゾンビ感に一番近かったのは、ゲームの「ラスト・オブ・アス」シリーズの>>続きを読む
初見で謎を解くためには脳力が試される、という映画のうたい文句を知らずに初見して、結局最後まで謎ときをしてもらえずに放置されてしまいました。
いわゆる解説を読んで味変ムービーですが、解説を読み漁って、>>続きを読む
トム・クルーズ主演「バニラ・スカイ」の元ネタとは知りつつ、
いまさらオリジナルを鑑賞。
性愛の限界、
現実の限界、
技術の限界、
いろんな限界に翻弄される人の精神力の限界を、
巧みに描いている気がし>>続きを読む
中二(=14歳)病の大礼賛!
さようなら、すべてのエヴァンゲリオン。
ありがとう、四半世紀にわたる素敵な謎かけと答え合わせ。
おかげでアニメ版、旧劇場版、新劇場版に加えて、マンガ版も読む必然性を>>続きを読む
資本主義や消費社会への警鐘、みたいな堅い話は抜きです。ジョン・カーペンター監督が、低予算を逆手にとって、有名な5分におよぶ(ムダに長い)格闘(プロレス)シーンを入念なリハーサルをして撮って、本編(ディ>>続きを読む
SFとホラーが、相乗よりも相殺してる気がしますが、あまり出てこない海王星を選ぶところ、好きです。「事象の地平線(イベント・ホライズン)」の方が天文事象としてインパクトが強くて、海王星が脇役。海王星であ>>続きを読む
ジョジョ(マンガ)の石仮面の元ネタ(か?)。永遠の生の醜さを描く。かといって、限りある生の美しさを特に強調せずに説教くさくしないところが、デル・トロのバランス感覚でしょうか。スパニッシュ映画好きとして>>続きを読む