こいももかさんの映画レビュー・感想・評価

こいももか

こいももか

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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.8

合間の熟年カップルの語らいとか。
2人ならではの掛け合いとか。
メグライアンとにかくかわいい。
あの人じゃないとなんか違うというような感じ、あるよね。母とみた。笑った。

美女と野獣(2014年製作の映画)

2.9

あれ?
いつの間に愛してたの?
という感じがした。

野獣の本当は心優しい性格があまり描かれていないまま愛し合う2人になっていて、疑問が消えないままエンディングに入ったので、いまいち入り込めずに観終え
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蝉しぐれ(2005年製作の映画)

4.2

幼なじみで初恋、結ばれないけれど想いを通わせ合うふたり。
藤沢周平の描く日本の時代劇の中の恋、家族、奥ゆかしい生き方、惹き込まれる。

文四郎とふくのやりとり、ほか全てにおいて、言葉少なだが表情で俳優
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.7

見応えあったー!

平穏に裕福な家でメイドさんに世話されながらパーティで男たちを奔放に翻弄してきたスカーレットが、南北戦争を機に家族を養うため奮起するくだりはカッコよかったです。

生きるためになりふ
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夏の終り(2012年製作の映画)

2.9

瀬戸内寂聴さんの自らの会見をもとに綴ったロングセラー小説を映画化。2014年製作。

家庭を捨てて愛に走った相手・涼太と一度別れ、妻子ある作家・慎吾と不倫、寂しいとき、ふたたび別れた相手と会い、関係が
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愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.8

ケニアでコーヒー農園を経営したくましく生きる女性をメリル・ストリープ。
自由に生きて結婚をしないロバートレッドフォード。

途中から見たが、圧巻のロケーションに釘付け。やはりケニア、サバンナはすごい。
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奈緒子(2008年製作の映画)

3.0

春馬くんと鶴瓶監督の青春マラソン映画に見える。が、タイトルは奈緒子。
その辺も腑に落ちないままだった。



設定はいいのにストーリー展開がブツ切れで唐突。
展開についていけなくて感情移入できなかった
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北国の街(1965年製作の映画)

3.1

親世代の青春ということでつきあって鑑賞。

舟木一夫と和泉雅子と山内賢。
舟木一夫の北国の街が流れる。

新潟県十日町市、絹織物が有名で職人の父と二人暮らし。
恋する人と愛し合う設定だが、そのマドンナ
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陽のあたる場所(1951年製作の映画)

3.1

分不相応な憧れに、手が届きそうになると欲が出るのか。
そもそも、社内恋愛禁止というのに手っ取り早くアリスに手を出してしまい、アリスが妊娠した途端「まずいな」と言い出し逃げ腰。お金がないと言い出す。
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夕笛(1967年製作の映画)

2.9

悲恋すぎる。。
ただ、認められない恋だけでなく、
松原智恵子演じる若菜の嫁ぎ先の人たちも嫁の実家に無心したり、嫁の日記を読んだり時計を捨てたり、警察も寄付する人に不正して釈放したり、世間は冷たい。。と
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

いろんな人の人生が仙台という町で交錯する。
人生の中で出会える人たちに影響を受けて、私たちは選択をし続け生きていく。
「あの時出会えたのがこの人でよかった」何度か、いろんな人を介して届けられるこのメッ
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果し合い(2015年製作の映画)

3.0

大爺こと仲代達也演じる男の昔と、兄の孫にあたる桜庭ななみ演じる女の今が描かれている。
自分が若い頃に果たせなかった、愛する人と添い遂げること。

桜庭ななみ演じる女の恋を応援し、縁談を断り愛する人と添
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.7

舞台はモロッコ、カサブランカ。
時代は第二次世界大戦の頃。モロッコはフランス領の時代。ドイツ軍が侵略中。個人的記録なので史実と相違あったらごめんなさい。

劇中、サムが奏でる「時の過ぎゆくまま as
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おとうと(2009年製作の映画)

3.7

おとうと
平成22年
市川 崑監督に捧ぐとなっていた。

吉永小百合と鶴瓶さんのきょうだい。
酒癖の悪い弟、金ぐせもひどい。
母のおとうと、おじさんが蒼井優演じる姪の結婚式で泥酔して相手の家族に怒られ
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深夜の告白(1944年製作の映画)

3.5

1944の白黒映画
スタンダードサイズ 両横に黒帯


ビリーワイルダーの監督作品
母も産まれる前の映画
保険セールスマンが人妻に翻弄され、
アンクレットと香水が忘れられず愛していき、最後には銃口を向
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風立ちぬ(1976年製作の映画)

2.9

ストーリーは知っているため、三浦友和と山口百恵のやりとりをちょっとみてみようと鑑賞。

演技、むかしはこんな感じでも成り立ってたんですね。。学芸会のようで、途中で集中力なくしてしまった。

おふたりは
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.7

日常にそばにいる妖怪、幽霊。
普通に触れ合う、歴史長い鎌倉の町。

ひとめあった時に、この人と結婚すると思ったという高畑充希演じる妻と、もてるのに独身貴族を貫くと思われていた堺雅人演じる作家のお話。
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母と暮せば(2015年製作の映画)

3.2

この世でする使命があるから、したいことがあるから、希望があるから生きる気力が続く。
この世で気にかけていること、心配なことが解決したら、天国に待っている人のもとへいくものなのかな。

戦争で医学生の息
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.8

昔から名前は知ってたけどちゃんと観られてなかった映画をBSプレミアムにて。

アメリカらしいシーンがいっぱい出てくる。
海軍士官学校の修習生の間、週末はお休みになりアメ車で町に繰り出しダーツしたりモー
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バニラ・フォグ(1999年製作の映画)

3.8

なかなかよかった。
現実味が突然出てくる霧とともになくなってファンタジーの世界になるけど。

でもこれ、突如ファンタジーになるのは、誰の頭の中も急に妄想が浮かんだり、こうだったらいいなって夢をみたり、
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.2

「コーヒーが冷めないうちに」

このタイトルは、決まりを守ったら過去にタイムスリップでき、コーヒーが冷めないうちなら戻ってこられるというきまり。

全体的な映像が綺麗で落ち着いて見られた。
喫茶店には
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風に立つライオン(2015年製作の映画)

4.1

風に立つライオン
家族でさだまさしさんの曲が好きで、2015公開時に映画館で観ました。
小説化と映画化を熱望した大沢たかおさんが主演の映画だそう。

志が違うために医学部の同級生と愛し合っていながらも
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

痛快!
笑えるフィクションを本気で演じる俳優陣を改めてすごいと思えた。そして、この企画を思いつき、通し、また協賛したり賛同したり出演を決めた大人たちに敬意を表したくなりました。

そもそもありえない設
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.8

映画だから、こんな非日常のファンタジーもいいなと思えた。

映画から飛び出してきた綾瀬はるかの衣装とすべてがキュート。スクリーンから、坂口健太郎を時々強気の視線で見つめる姿もかわいい。
オードリーみた
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.5

よかった。とても心にあったかい気持ちが残る、すてきな映画。
こういう映画が増えたら、世界はもっと優しくなれるだろうと思った。
2011の映画。東日本大震災の年だ。当時、もっと早く観たかった。

これま
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.9

中井貴一と佐々木蔵之介の堺弁がテンポよく心地いい。

インチキで利休のさいごの作品を贋作で作り、オークションで高く売る仲間たち。

利休のかもめ、大海原。
茶碗をめぐるロマンある話がよかった。

因縁
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.0

人と人とのやりとり、自分の境遇を肯定して言いたいこと我慢しないでより良くしていこうとする登場人物たちに好感が持てた。

阿部寛の三枚目の演技がやっぱり大好き。

担任してる生徒をかわいがる教師像もよか
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砂の器(1974年製作の映画)

4.1

何度も映画やドラマ化されていますが、この作品が原点、秀逸と聞いて見ました。

現代版だと、この初回と内容が変わっている。センシティブな部分が。
親子が妻に離縁され、故郷をあとにしなければいけなかった理
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男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985年製作の映画)

4.1

樋口可奈子見たさと、大好きな秋田ロケから観た作品。 

寅さんとポンシュウがふと手を差し伸べたおばあちゃんの最後の夜を共にし、そのお孫さん、樋口夏菜子につながって彼女の幸せを願い、不器用な東大法学部の
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男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983年製作の映画)

4.0

なぜか博の実家の菩提寺の蓮台寺で、代わりに僧侶をすることになった寅さん。
ありえない、でも法話ですごい笑いをとって檀家さんに気に入られる寅さん。

お寺って、悲しい場面に立ち会わないといけないけど、人
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男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年製作の映画)

3.2

安定の展開。 

岡山の備中高梁の親戚に会いに行く前半。

中に、親戚づきあいのややこしさも描かれていて、その中で遠慮なく頑固な大学教授上がりの博の父に話しかける寅さん。
志村喬さん演じるりんどうの花
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のみとり侍(2018年製作の映画)

2.8

江戸、田沼意次の賄賂など聞いたことのある話から、次々変わる上司に翻弄されていた江戸時代にあったであろう一部分が、わかりやすく描かれていると思った。

殿の機嫌を損ない、のみとりという仕事を分からずにす
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

樹木希林の全身での演技が心に染み入る。

樹木希林そのままのような武田先生曰く、お茶は
まずは形なのよ。はじめに形を作っておいて、その入れ物に後から心が入るものなの。」
「なんでも頭で考えるから、形か
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.3

オードリー、目が離せない愛らしさ。
ストーリーは玉の輿になりふり構わず乗ろうとする酒癖の悪い退廃的で奔放な女性と、彼女が忘れられない売れない小説家のお話。
ストーリーはどうってことなくても、演じる人に
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男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け(1976年製作の映画)

3.0

竜野の町並みがよかった。
古本を神保町に売りに行く寅さん。
神保町も懐かしくていいね。


宇野重吉、寺尾聰のお父さんなのね。
斜め後ろが似てた!

太知喜和子。
笑い方とか、品があまりないのはあえて
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.7

懐かしき寅さんの第一作。
まだ自分は生まれてない頃で、
その時代にこんな痛快ドラマができたというのは楽しいだろうな。

今となってはここまではなかなかない家族やご近所、会社とのつながり。

あったかく
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