こーじさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

こーじ

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君の名は。(2016年製作の映画)

4.2

帰りに、中学生の女の子のグループが、
「訳もなく泣けたー」と言い合っていた。完全に同意です。

話のストーリーは粗があるけど、そんなの気にならないぐらい絵と演出で持っていく。

東京の雑踏のシーンは何
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.8

面白かったけど、タランティーノに対する期待が高すぎたかも。

ジャンゴやデスプルーフには及ばないという感じ。

物語の中盤での、ウォーレンの語りシーンの迫力はさすがでした。

回路(2000年製作の映画)

3.7

独特の世界観と、ぶっ飛んだ展開についていけず。

でも、端々の演出力の高さは凄い。

これは後年、見返すと評価が上がる系かも知れない。

接吻(2006年製作の映画)

3.8

小池栄子の凄まじさを堪能。

贖罪のときは作り込み感がありすぎたけど、こちらはいい塩梅。皆さん、いう通りあの笑顔は背筋が凍る素晴らしさ。
トヨエツも静かな演技でいい感じ。初めて声を出すシーンもタメが効
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ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.5

最初から最後まで一ミクロンも怖くなかった。
これ、ホラー映画の棚に入ってたけど、ブラックコメディでしょう。

絞殺魔っぽいカット割りがあって、本家のごちゃごちゃしたよりも見やすく効果もあげてると思う。
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.6

評論家や映画監督からの高評価と、一般の人からの低評価によって、割れている作品なので興味を持ち鑑賞。

結果は、確かに面白かったけど、そこまで絶賛するほどか、という半端な感想。

①演出力が高い。
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.3

宇多丸とか、黒沢清とか、町山智浩が絶賛しているからかなり期待したんだけど、肩透かしをくらった感じ。

設定は面白いんだけど、展開が読める。
バイオレンス描写も強烈といえば強烈だけど、ただグロいだけで、
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

タッチは軽いけど、こんな重い話とは思わなかった。
チンプンカンプンな箇所が多数だから原作買って勉強しよう。

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.0

おもしろ!

サスペンスとかミステリー期待をすると肩透かしくらう可能性ありですが、卓越した演出と俳優陣の怪演で、笑っちゃうほど不穏な雰囲気が漂っている。

竹内結子が落ちていくシーンは、なんかエロい。
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

この手のSFものとしては異色な印象。

火星に一人取り残されると聞くと、次々と現れる困難に対してドキドキハラハラの展開が常だけど、そこらへんの緊張感はあるにはあるけど薄い。

その代わりに、こんな僻地
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.8

ウディアレンの新作。
そんなに評判よくないのも確かに分かるし、シリアスなテーマの割には胸に迫ってくるものがないし、殺人シーンまでの過程がとにかく退屈。

でも、駄作とバッサリ切り捨てられない。やはり魅
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.8

なんとも不思議な映画でした。

CGも使わないで、生身の人間の演技のみで、幽霊や死などをここまで表現できるものかと驚きました。

どんな明るいシーンにもいつも不穏な雰囲気が漂っており、そのチグハグさに
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太陽(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

入江悠監督作ということで、前情報なしで見てきました。

元々が舞台なのは後で知りましたが、面白い設定。
ノクスとキュリオを通じて、現代社会が抱える問題を色々考えさせられました。
そして、その設定に負け
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