kawaebi99さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

空白(2021年製作の映画)

3.8

キャスト全員の演技が素晴らしかった。
それだけにこの映画の何処を切っても生々しさと虚しさに満ちていて 見いて辛かった。暗い映画の鑑賞を避けている自分にとってこの映画は辛すぎて二度と見れないし見たくはな
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アーカイヴ(2020年製作の映画)

1.2

舞台は山梨県の山奥。出てくる3体のロボットには乙女のハートが植え付けられている。女の子同志だから後から作られた新作ロボットの高機能さ に焼きもちを焼く。でも大人しい娘だからその感情は発散される事なく自>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.3

宇宙生物に襲われ 人類総数50万人まで減った30年後の地球。生き残った軍は戦力確保のため時を超えて2022年の現代人を徴兵しにやって来た。
パッケージにB級っぽさがあり、期待せずに日本語吹き替え版で鑑
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スターシップ9(2016年製作の映画)

3.5

見知らぬ恒星を目指す船、宇宙でひとりぼっちのヒロイン。到着するまでこの先20年も宇宙船の中で一人で過ごすのは孤独だよね、人恋しいよね、と思ったら 序盤からいきなりまさかの展開が発動。SFモノの設定とし>>続きを読む

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.2

地球に巨大な彗星の欠片が落ちてくる。
1990年の終わりごろは核弾頭ミサイルを積んだ宇宙船で破壊を試みる系の超大作SF映画が数本作られて話題を呼んだ。
2000年以降は 彗星衝突や隕石落下を人類終末や
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.2

世界規模の大停電の夜に交通事故にあった売れないミュージシャンの主人公。担ぎ込まれた病院のベッドで目覚めると そこは誰もビートルズの存在を知らない別の世界だった。軽く弾き語るビートルズの名曲たちが次から>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.3

地上波放送に気づかず後半から鑑賞。
新解釈とはあるものの物語自体は既知の通りなのでキャラクター付けの部分が新解釈ということなのか。俳優陣の配役もピッタリで史実のパロディを愉快に楽しめた。
熱血漢で土臭
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.1

一連シリーズの女性版。サンドラ ブロックがオーシャンの妹という設定。最近の彼女は社会派の大人しい役柄が多い傾向だったこともあり期待! 結果 彼女自身はもっぱら参謀というか司令塔。激しい部分は他のメンバ>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

3.1

火星から持ち帰った未知の生命体を研究中の国際宇宙船ISS船内を舞台にしたSF作品。B級を匂わす既存作品感が漂うものの キャスト欄に真田広之の名前があり鑑賞してみたくなった。

冒頭のシーンを観て あぁ
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.1

2022年 1本目。CWニコルのような風貌に膨れ上がったラッセル クロウ。
スパイ物でも無くアクション映画でも無く、普通の母親が激怒スイッチの入った犯人と市街地でカーチェイスを繰り広げる。
過激な運転
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.6

12/19 今日は寒くて映画を立て続けに3本鑑賞。最初の2本がやや消化不良だったため、ずーっと気になっていた少年ものファンタジーを3本目に。
この映画、巨木と闘うネバーエンディングストーリーのような冒
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スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

2.5

あゝ。お金を掛けた感はあり。1作目からの緊張感は無し。 シリーズとしてのカジの切り方が残念・・・
登場人物が多すぎて2作目以上にTVシリーズっぽさが増しSFバラエティーのジャンルの領域に突入していた
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

3.5

前作と別物か〜 とあきらめていたころ、いきなりの直結連動! あー安心😊
時間を忘れてしまうほどの展開&
登場人物の多さ。これ情報量はTVシリーズの1クルーぶんに匹敵だね。
「征服」「奪還」と来て 次
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マーウェン(2018年製作の映画)

3.1

実話だそうで。で、監督がゼメキス?!
あれ?実話を撮るような人だったっけ? あれあれ???


視聴して冒頭の数分でこの世界に没入しました。男の子も女の子もかつてはこんな自分の世界で楽しむ時間を過ごし
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

WOWOW放送にて
小松菜奈ちゃんと菅田くんの結婚を㊗️って鑑賞。
なかなかのファンタジーで良かったぞ。

レプリカズ(2018年製作の映画)

2.5

キアヌ リーブスの映画としては珍しいくらい物語の展開がアレレ???
倫理観ぶっ飛びで後先考えずに行動する上に、当の家族に即答でネタバラししちゃう計画性の無い主人公。脳みそのアルゴリズムを研究している科
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.6

マンガ原作→アニメ化 からの 実写映画化 が大好き!! なので本作も気になっていた。
結果、良かったー こんなに短い時間によくまとめ上げたことを評価!

原作の連載が終わっているのでもう今更続編の制
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

2.5

ゾンビ物でありがちな超B級ではあるものの ゾンビ対老人ホームの元気なおじいちゃんおばあちゃん達 という設定で一体全体どのニーズに向けて作られたのか謎に満ち溢れたコメディー作品。奇想天外な展開は無いもの>>続きを読む

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.0

何十年ぶりだろうかwowowで視聴。
当然 みんな若い^^
柄本さんが後の松ケンの雰囲気を漂わせていてそれが再発見。既に亡くなられているキャストが多い昭和映画だったけれどキャラクター 一人一人の描き方
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.0

んー ここまで長い年月を掛けて引っ張っておいてこのオチかぁ。
エヴァの時代と世界を築き上げて そして支えてきた大勢の声優さん達の最後の奮闘には感じるものがあった。でも結局のところ庵野さんの思い出噺しで
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

4.3

wowow放送にて視聴。
市川崑監督の前作も素晴らしかった! けれど観たのが昔過ぎて詳細まで思い出せない。時を経て今作はそこを埋めてくれた。
血縁の濃さ と 血筋を引き継いで相続していく仕組みの哀れさ
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アトラクション -侵略-(2020年製作の映画)

3.8

1作目の続編。前作がとても良いSFだったのでどんな風になるのか期待しながらWOWOW放送にて鑑賞。
舞台設定や戦闘シーンなど大幅にスケールアップしていて ロシアのSF映画は資金源が潤沢なんだと感心。映
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(2020年製作の映画)

3.1

中島みゆきの 糸 をモチーフにして(おそらく)作られた映画(まちがいなく)。
1回目は後半の30分くらいからwowow放送で鑑賞。2回目は同じくwowow放送の開始15分あたりから鑑賞。どちらも娘が誰
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

WOWOW放送の途中から観た。最後の40分だけ^^; だから本筋ではないかもしれないけど、

現在の時間と未来から逆行して流れてくる時間。アイデアがタイムパラドクスにはまっているのでソコにこだわらない
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.7

独特な思想によって人里離れた所に作り上げられたコミュニティー。閉ざされたカルト集団の風習は怖い。幻覚ハーブが全ての感覚を緩ませ現代人のモラル、常識をおかしな方向に解放していく。ハーブはともかくとして、>>続きを読む

フリッパー(1963年製作の映画)

4.0

主題歌が印象的だったのでタイトルを間違えて「わんぱくフリッパー」って覚えていた^^;
ホバーボートを操る沿岸警備隊のお父さんがカッコよかったなぁ。各話はもう思い出せないけれどサメが現れると突撃して追い
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

2.8

あの未曾有の大惨事を乗り切れたのは原発施設にとどまって被害を最小限に食い止めてくれた彼らがいたから。題名の50は原発事故50日間の記録ではなくて彼ら50名のことだった。海外メディアでは FUKUSHI>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

人気小説の完結編を世界同時完成・同時発売するために極秘裏に集められた9人(9ヵ国向け)の翻訳者達。彼らは外部との情報を遮断された監禁状態の中で翻訳を始めるが開始早々、何者かの手によって最初の数ページが>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

テレビで2回目の視聴。でも前回も今回も冒頭の30分を見逃しているためコミカルな部分しか観れていない><
三谷幸喜がササッと書いたシナリオっぽい感じで、物語やテーマに深みは無いものの四方八方に広がってい
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

2.8

最初に作られたペットセメタリーの印象が思いっきり残っていていて、それを超えているか?という点に期待をよせて今作リメイク版を鑑賞。音楽はオーソドックスなつくりながら細部の音色や重い4拍子のリズムが不気味>>続きを読む

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.5

2020年 最後に観たのはゴッドファーザーPART Ⅲ
清らかで誠実な方向に舵を切りマイケルが守り通そうとした血のつながり。コッポラもそれを投影するかのようにキャストや音楽にファミリーを投入。総指揮と
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.7

5、6年に一度、年末になるとBSで放送する度に観てしまう^^ 今年は1作目を見逃してしまったのでPart Ⅱ からスタート。
今更もう記録として書き留めることは無いけど、
ファミリーの誇りを大切し、
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.7

前作があまりに良く出来ていて面白かったので続けて観てしまった〜
まさか同じ時間を再び(もう何回め?)繰り返すだけでもう一本映画が作れてしまうとは!!
しかも今度は並行世界に紛れ込んで主要キャラの設定が
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

初っ端、ジェシカ・ローテの女子大生役はちょっと無理があるんじゃ・・・と気になりつつも
絶望のサスペンスシーケンスから闘う気満々の反撃に転じて行くあたりでそんなことは吹っ飛んでしまっていた。色々な過去作
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来る(2018年製作の映画)

4.1

最後まで誰が主役なのか、映画が終わっても誰が主役だったのかわからないくらい出演者全員の存在感と豪快さが凄かった。ストーリーは正直、薄い。けれどもシナリオの練り込み方が素晴らしく、それを演じ切る柴田理恵>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

2.5

まさかの3作目^^
新型コロナウィルスによって自宅から出ない生活を余儀なくされている我々。それは「カメ止め」のスタッフ達も同じだった。そんな状況の中、新作撮影の話が決まる。果たして三密を避けてのドラマ
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