こかだじぇいさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

こかだじぇい

こかだじぇい

映画(375)
ドラマ(21)
アニメ(0)

精神0(2020年製作の映画)

3.5

想田監督の「観察映画」にしては、残念ながら、攻めの姿勢が少なく感じた。芳子さんの長年の親友の方の出演場面がよかった。

大進撃(1966年製作の映画)

3.0

ブールヴィルがペンキ屋を、ルイ・ド・フュネスが指揮者を演じる、戦争コメディ。自分は、ルイ・ド・フュネスは大好きなんだが、ブールヴィルが好きじゃない。映画を邪魔しているとすら感じる。

ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

4.1

ジョン・トラボルタが、知的障碍者気味の、映画スターのストーカーを演じる作品。
スターの家に一人で入り込んで、あれもしたい、これもしたいと、ワクワク状態になっているシーンが、可愛かった。

踊る不夜城(1937年製作の映画)

3.9

原題は、Broadway Melody of 1936。

MGMは、エレノア・パウエル主役で、Broadway Melody of 19?? というミュージカルシリーズを作っていたようで。
『踊るブ
>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.8

ライアン・マーフィー作品ということで。「glee/グリー」の兄弟編のようなのりの作品。
アメリカの地方の高校。レズビアンの少女がブロムに拒否されたのを、NYの芸人たちが乗り込んで「応援する」(自分たち
>>続きを読む

停年退職(1963年製作の映画)

3.6

小津安二郎映画のパロディというかリスペクト作(?)のような大映映画。
停年退職が間際の善良な主人公が、自身の退職後と娘の恋愛に、悩むお話。
室内のロー・アングル撮影も、しっかりあるし。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

前半のコメディ展開の時はどうなることかと思っていたが。途中から、いつものポン・ジュノ映画となった。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

台湾系女性アメリカ人監督の、16年ぶりの二作目。繊細で暗めの展開の青春アート系映画というのは、近年はあまりなくて、懐かしい感じ。

ヒュービーのハロウィーン(2020年製作の映画)

3.8

アダム・サンドラーの「知的障害、真面目、いい人」キャラが、究極までいいっていて、異常にやりすぎなのが楽しい。

ベスト・キッド(1984年製作の映画)

5.0

続編にあたるテレビシリーズ「コブラ会」のために、観ました。
未観だったのを、後悔する名作。

パット・モリタのキャラクターもいいし、コブラ会の凶悪さも、いやー、怖い怖い。
初めてできた彼女とのデートを
>>続きを読む

ワイン・カントリー(2019年製作の映画)

3.5

アラフィフの女子6人組の、ワイン産地への、観光旅行映画。ゆるゆるの観光を楽しんでいる感じを共体験できて、なかなか、楽しいが。
コメディ映画としては、さほど、面白くない。

坂をみんなで、順番に転げ落ち
>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.8

これは、あまりにも、前作をもとにした、縮小再生産。
超能力者集団どおしのバトルなのに、銃でバンバン殺しているし。

とはいえ、例のホテルの内部の雰囲気と、ホテル前の雪の迷路の再登場は、楽しかった。

若い娘がいっぱい(1966年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

石坂洋次郎が原作なので、それなりの明朗映画なので油断していたころ。

中盤、金持ちの娘役の浜美枝の、死んだはずの実の母親が、身近に生きていたことが判明したあたりから、どろどろとした展開に。
浜美枝が、
>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.3

ロバート・ミッチャムが、ノリノリで演じている、悪の伝道師役が最高。
ストーリー自体は、子供たちからの視点で、児童文学物のイメージで進んでいる。

ヒューマン・トルネード(1976年製作の映画)

4.0

ドールマイトの続編。ヌード画集の「鑑定士」のセールスマンが、笑った。悪キャラが女子を粗末に扱いすぎ。ドールマイト軍団が、結構強くて、ドールマイト抜きでも、敵を倒しまくっている。ボスキャラをまったく倒さ>>続きを読む

歩け走るな!(1966年製作の映画)

3.0

ケーリー・グラントの遺作が、東京オリンピック時代の日本を舞台にしたコメディとは。まったく知らなかったので以外な感じ。舞台は日本だが、。日本人のキャラクターはほとんど登場せず、アメリカ人のケーリー・グラ>>続きを読む

ハットしてキャット(2003年製作の映画)

4.0

マイク・マイヤーズが演じる「キャット」が、原作のかわいさと反対の、気持ち悪くて、まがまがしい造形。原色使いまくりの、カラーリングも、トリップ系。

子供のころに見て、すりこまれたかった作品。

ダコタ
>>続きを読む

運が良けりゃ(1966年製作の映画)

2.5

落語が原案だが、監督・脚本の山田洋次にあまり合わない、陰惨系の「らくだ」「黄金餅」といった噺をもってきたのが、失敗している。
映画冒頭の、主題歌を流しながら、テンポよく、ハナ肇らが食い逃げする場面まで
>>続きを読む

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

1.5

死刑廃止運動をしていたケヴィン・スペイシーが、運動仲間の女を殺したことにされて、死刑になるという話。アラン・パーカーが監督で、非常にシリアスに撮ってるのだが、かなりのトンデモ映画。大真面目に、この話を>>続きを読む

俺たち ポップスター(2016年製作の映画)

3.8

大量のスターが本人役でカメオ出演している、音楽モノ・モキュメンタリー。実際に、作中で歌われるラップの歌詞が、意味がなしすぎて、非常にかっこよし。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.5

登場する10組くらいのカップルの恋愛が、すべてうまくいくという。恋愛真理教の布教番組と思わせるぐらいの映画だが。
個々のキャラクターの細部描写がうまくて、楽しんでみれる。その「面白い細部」は、コメンタ
>>続きを読む

パグ・アクチュアリー ダメな私のワンダフル・ライフ(2018年製作の映画)

3.9

題名は「ラブ・アクチュアリー」のもじり。
祖母のかたみのパグ犬にふりまわされる30代女性を描く。
あまり恋愛シーンがないロマンティック・コメディ。
結末の「主人公がマラソンに挑戦して頑張り、みんなが応
>>続きを読む

東海道お化け道中(1969年製作の映画)

4.0

「人情股旅物」としての完成度が高く。妖怪の要素はつけたし。
戸浦六宏の、小心な小物だった男の、最後の意地が泣かせる。

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

-

蓮實重彦理論を、実践しようとしている映画か。
今、観せられると、非常にキビシイ。

加藤賢崇、岸野雄一出演だけれども。作中で主人公の洞口依子が聞く「吉岡さんの曲」というのが、東京タワーズの音楽。
篠崎
>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

1.0

「精神科閉鎖病棟」「殺人者」を描いているのだが。通俗的すぎる展開に、ただただ、閉口する。「感動のエンディング」も、ひどすぎて、ギャグかと思った。

ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

4.0

原題は、Dolemite Is My Name。『ドールマイト』は、日本版DVD-BOXも2006年に発売されていたのだが、現在、アマゾンの中古で¥26,354なり。ホームレスからギャグを買い取る場面>>続きを読む

ゴーイング・クリア: サイエントロジーと信仰という監禁(2015年製作の映画)

4.0

脱退した元・幹部たちがインタビューをうける、ドキュメンタリーなのだが。
信者の知人・家族から全員絶縁されたり、サイエントロジーの信徒が、日々、訪問してきたりと。脅迫が続いている日々であった。

「教観
>>続きを読む

水爆と深海の怪物(1955年製作の映画)

1.9

特撮は当然ながらいいが、人間ドラマが退屈の極みで、腹立たしい。女性科学者が妙な性格。

恐竜100万年(1966年製作の映画)

2.5

恐竜が登場するのは、ごく一部分。ドラマの大半は、「遅れた原始人」(黒髪)たちと「少し進んだ原始人」(ブロンドヘア)たちの、人間ドラマで。陰惨な殺し合いが連続して、みていて辛い。これで、当時は、娯楽映画>>続きを読む

SF巨大生物の島(1961年製作の映画)

3.5

「海底2万マイル」の続編、「神秘の島」の映画化。邦題が「巨大生物の島」だが、「巨大生物」は、あまり登場せず。
ネモ船長が提供する潜水服が、オウム貝を利用したもので、これ、カッコいい。