不死身のKOKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

現実と虚構の魔術師、今敏監督の処女作。

アイドルのペルソナを脱却し、念願の女優としてのペルソナを確立していく内に、一人歩きしていくもう一人の自意識。

[アイドルとしてステージに立つ自分、女優として
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.6

MCUマラソン6作目観賞。

シリーズ6作目にして、映画界始まって以来の大革命、クロスオーバーを実現させてしまった記念碑的作品!!

まず最初にこの作品は某配信者の方の発言を借りて言うと、この作品はヒ
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.6

MCUマラソン3作目観賞。

MCU初の異世界転生モノとゆうだけあって、神様ソーの異世界珍道中には笑えたし、俺様神様なソーが人間界でただの人として生活し、人と交流することで、ヒーローとして目覚めていく
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.4

MCUマラソン3作目観賞!!!

前作よりもグレードアップしたスーツには満足したものの、前作よりもパワーダウンしてしまったストーリーが残念すぎた。

と言うのも、アイアンマンスーツを核兵器視点から描写
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.6

MCUマラソン2作目観賞

今作はMCU版モンスター映画とゆうだけあり、ハルクが全シリーズと比べると見ても一番制御不能な怪物として描かれていた思う。

確かに最近のマーク・ラファロ節が炸裂しまくりなコ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.0

何なんだこのゾンビ映画は!!?

こんなに明るくてスカッとするゾンビ映画って今まであっただろうか?ってぐらいにずっと笑いっぱなしな作品だった。

エログロといった、ホラー映画には欠かせない二大要素をし
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BORUTO NARUTO THE MOVIE(2015年製作の映画)

5.0

念願の家族を得たが、家族の愛し方が分からない父親とそんな父親に認められたい息子。

今までのナルトの置かれていた境遇や努力をずっと読み続けてきた読者からしたら、今回のナルトの家族に対する距離感や苦労に
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デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)

3.5

2021年、初新作映画観賞!!

現場にいる兵士達の命をどこか他人事として見ていたドローン操縦士が、AI兵士と実際の戦場に赴き、成長して、しっぺ返しをくらう展開はとても良かった。ただ終盤の雑さになんと
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.6

MCUシリーズ、記念すべき第1作目!!

天才発明家、金持ち、プレイボーイ。どこを切り取っても鼻持ちならねークソ野郎だったオッさんがどん底から這い上がり、人生をやり直すストーリーに泣いた。

出て来る
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

怪獣王ゴジラ、爆誕。

人類による無計画な森林伐採、地質調査、環境破壊により、ついに怪獣達が覚醒してしまった!!

人類サイドのドラマはむちゃくちゃ薄く、むしろサイコパスしかいねーじゃんな内容だった今
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.5

スタジオジブリ久しぶりのアニメーション作品ということで観賞。

ジブリ初のCGアニメということで、懸念はあったけれど慣れればコレも悪くないなぁと。でも出来れば従来の手書きでのアニメを見たかったかなぁと
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.6

ようやく感想が固まったので、再掲載。

このエヴァとゆう作品の持ち味の一つとして挙げられるのは、登場人物もれなく皆面倒くさい。ってところだと私は思っている。

けれど、現実の人間関係なんてそんなもんで
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.6

酒と全裸が彩るキャンパスライフ!!

今年はコロナやらインターンやら就活やらで忙しくて、まったく見れなかった作品をようやく観賞!!

内容はまったく無いも同然だけど、今しかない青い春を半狂乱になって楽
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.8

時は80年代。欲望渦巻く世界でダイアナが貫く正義とは。

脚本といい、背景の色使いといい、全体的に80年代のアクションヒーロー映画に寄せられているように感じられた今作。

話の焦点が再度ダイアナとステ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

生きる意味って何?


とても抽象的で、理解がしづらい箇所が多々あったけれど、とにかく映像がピクサー過去作の中でもブッチギリで美しかったと個人的に思えた今作。

人生は苦労だらけで、どうしても目先の小
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.5

クリスマスだということで、観賞。

今作も前作と同じようにティム・バートン節全開のカオスな世界観に魅力されたと同時に前作以上に社会におけるマイノリティ達の肩身の狭さや怒りが丁寧に描かれていた。

人は
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.8

またもやNetflixが劇場でやりやがれと思わずにはいられないハイクオリティアクションムービーをお出しになられた…

不死身キャラ達を背景とした苦悩、葛藤、陰謀は正直言って今どきあらゆる作品でやり尽く
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.5

自己を自己たらしめている物とは一体何か…

デジタル化が進んでいくにつれて、人間は便利さと引き換えに自己を証明しうる大事な物を手放していき、気づかぬ内に別のナニカになり変わっていっている。

そんな現
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.4

アクション良し、ストーリーイマイチでツッコミどころだらけな作品だった。

けれど、長年シリーズをプレイしてきた身としてはレオンとクリスのバディにそこそこ楽しめた。

X-MEN:フューチャー&パスト ローグ・エディション(2014年製作の映画)

4.8

ついに念願だったローグエディションを観賞した!!

x-men史上最大のクロスオーバー作品とゆうだけあって顔ぶれが豪華で、特に旧3部作の面々を見たときには懐かしさがこみ上がってきた。

また今作は通常
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

開始早々、ワクワクさせられるオープニングシーンからラストまで完全に引き込まれた!!

ショービジネスの原点をきづいたP.Tバーナムの半生を描いた作品なだけあって、主人公の欲望と自尊心がだんだん肥大化し
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X-メン(2000年製作の映画)

4.0

昨今ののアメコミ映画戦国時代の火付け役的な作品であり、人種差別問題に対するアンチテーゼシリーズ第一弾。(再観賞)

敵も味方もマイノリティで、両陣営とも世間から正統な目で認められることを望んでいるとこ
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クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

3.8

コメディとホラーの温度差がすごすぎて、風邪引きかけた。

作画監督が湯浅政明監督だっただけに、映像がいちいちドラッギーでヘンダーランドのカオスな面をよく表現していたと思うし、特に終盤のジョマとマカオ戦
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パニッシャー(2004年製作の映画)

3.5

冷酷な復讐者であると同時に、一般人の人々には限りなく優しいとゆうギャップを兼ね備えるトーマス・ジェーンに惚れた。

イメージしていたよりも、むちゃくちゃ陰湿な復讐劇でちょっと引いたけれど、終盤の大虐殺
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.3

悪魔的な酷さ!!!

永井豪先生の完璧な原作のおかげで、ストーリーの大筋そのものの見応えはそれなりにあるはずなのに、俳優や製作陣など諸々の具材が悪すぎたせいでとんでもない闇鍋が完成してしまった悲劇の作
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スーパーマン リターンズ(2006年製作の映画)

3.7

アローバースに繋がる作品だとゆうことで、観賞。

確かにツッコミ所が満載で登場人物のIQが総じて低いようにも感じたけれど、むしろそれがスーパーマンの持つ牧歌的な部分をより強くしていたと思ったので、正直
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

けっこう前に見たはずなのに、投稿してなかったので。

ジュブナイル作品の代表作であり、どこか懐かしい気持ちにさせられる作品だった。

学校の同級生との友情、街をたむろしている不良達への恐怖、将来への漠
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.3

世間が言うほど悪くはなかったけれど良くもなかった。総合的に普通な映画。

原作の特徴である個性的なキャラクターと彼らの独特な言動を再現しようとする製作者側の努力はすごく感じはしたけれど、やっぱりちょっ
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.8

今まで見てきたヒーロー映画をいや、善と悪についてとても考えさせられる作品だった。

超常的な能力を持ったが故に、人間性を失ってしまったDr.マンハッタンを始めとして、人格に問題抱えてるヒーローが多くて
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.3

ヲタク+宇宙人+ロードムービーとゆう俺の好きなものを詰め込んだ最高の作品。

まず思ったのが、小ネタの量が多すぎて、反応が追いつかないところ。

製作者達のSF映画(特にスピルバーグ作品)に対する愛が
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.3

昨今の鬼滅ブームに乗せられ、大急ぎで原作とアニメを視聴し臨んでみました!

最初こそは、この作品が社会現象を起こすほど盛り上がっていることに対して少し冷めた目線で俯瞰から眺めていましたが、今作の出来栄
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.9

コマンドーに次ぐ、シュワちゃんのおバカアクションムービー!!

「もしも好きな映画の世界に入りこめたら?」とゆう古今東西あらゆるヲタク達が夢に描いてきたことを、我らがヒーローシュワちゃんが本気で映像化
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E.T.(1982年製作の映画)

4.2

幼少期いらい久々の観賞。

この作品もクレヨンしんちゃんのオトナ帝国と同じく、子供の頃に観た時と大人になってから観た時で大きく視点が変わってくる作品だった。

子供の頃はあまり気にも留めなかったエリオ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

私はこの作品をもって、デッドプールが本物のヒーローに成長したと感じた。

今までのデッドプールは顔を直すためだったり、彼女を救うためだったりと、総体的に言えば自分自身の欲求を満たすための行動が多かった
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BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

4.0

BLEACHのときからまったく衰えることなく、むしろより洗練されていっているオサレな演出に感動した。原作は既にジャンプで読んでいたが、動きがつくことでこうまで変わるとは…
BLEACHと世界を共有し
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

忘れられがちだけど、むちゃくちゃシリアスなストーリーだったと思う。

そんなストーリーをさほど重苦しく感じさせず、コミカルにさせたのはライアン・レイノルズ演じるデップーの功績が非常に大きい。

デッド
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