不死身のKOKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.7

銃弾!爆撃!カーチェイス!やっぱり爆発!!これぞマイケル・ベイの原点にして頂点。

まだ駆け出しの頃とは言え、ベイ印の爆発脳筋アクションはこの頃から健在。あんまりにも脳みそを置き去りにしたような展開が
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.8

警官VS囚人VS化け物の人体欠損ショー!!

小手先のドラマには一切頼らず、ただ人が惨たらしく死ぬ様を見せられつづけた122分。どのようなシチュエーションで、どのように人体破壊をすれば凄惨な画が撮れる
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.0

青春ヒーローアニメ、待望の映画化。

特撮ヒーローモノ特有の超巨大戦闘シーンも面白かったんだが、超等身大の青春ラブコメ描写がまあ甘酸っぱすぎる!!

期末テストに怯えながらする文化祭準備とか、季節的に
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.5

前作に引き続き、ゆるい日常描写と殺伐とした戦闘描写の温度差が激しくて、楽しい。

殺し屋という本来ならば共感性皆無なキャラクター達が人並みに恋に悩んだり、生活に悩んだりする下りも前作以上に面白いのだが
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.3

最近の海外アニメは面白いなぁッ!!

3Dに手書きアニメーションみたいな映像表現をブレンドする風潮が最近のハリウッドではトレンドになりつつあるが、その中でも今作は視覚的な面白さだけでなく、実写みたいな
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

天真爛漫な挙動とは裏腹に、底知れぬ孤独を抱えているウタがとにかく恐い。

孤独故に、世界を知らぬが故に、無責任な大衆からアイコンとして勝手に担ぎ上げられ、穿った価値観に支配されてしまった彼女からは、近
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デッドロック4〜絶対王者ボイカ〜(2016年製作の映画)

4.5

スコット・アドキンスって、本当に人間なんでしょうか?

スコット・アドキンス自体は色んな作品でたまに見かけていて、けっこう良い動きをする人だなとは前々から感じてはいたんだが、やはりスタントマン出身なだ
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眼下の敵(1957年製作の映画)

4.5

熱いブロマンス映画。

男と男。お互い国が違えば、立場も違う。まして一度も顔を合わせたことすらない。そんな相手のことをどこまでも理解し、思惑を読み合う。なるほど、これは恋愛映画ですわ。

未だ色褪せな
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

5.0

上げ直し

数多に存在するアクション映画の中でも頂点に君臨する作品。

まるで『ダイ・ハード』を彷彿とさせるような閉鎖空間内での限界バトルが100分の尺の中でコンスタントに展開されていて、とにかく飽き
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.5

上げ直し。

泣ける狂人映画。

ジェイク・ギレンホールはこれまで数々の狂人キャラを演じてきたが、本作がブッチギリでヤバいヤツで、もはや今までよくシャバを五体満足で生き抜いて来れたなって思えてしまうレ
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

4.0

ジョン・ワッツ監督の暗黒ジュブナイル映画。

世界は我が物と意気揚々としている家出少年達をケヴィン・ベーコンを筆頭としたヤベー大人達が総力をかけて分からせにくる展開が気持ちいい!!

中盤までは盗んだ
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ゴジラ(1954年製作の映画)

5.0

上げ直し。

ゴジラ記念すべき第1作目。

ゴジラが街を蹂躙し、人を踏み潰す。そこに昨今のゴジラ映画で見られるような破壊のカタルシスは一切存在せず、ただ純粋な死と恐怖があるのみ。

終戦からまだそう年
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

5.0

上げ直し。

ロッキーが画面越しから俺達に叱咤激励してくれる映画。

妻には先立たれ、息子からは煙たがられ、周囲の人間からは時代遅れのロートル扱い。もはや全盛期の面影なんて一切感じられない老いぼれに成
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

上げ直し。

子供視点で見るか、大人視点で見るかで大分見方が変わる作品。

ヒトラーが掲げるプロパガンダを純粋に信じるジョジョの世界は、コメディリーフで、とても敗色濃厚な当時のドイツの情勢を想起させな
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タイタンズを忘れない(2000年製作の映画)

5.0

再鑑賞。

「見た目じゃなく、魂を信じろ」

白状すると、アメフトのルールなんて知らないし、試合展開なんて最後まで何をしてるのか分からなかった。

しかし、何故だろう。人種が別れているタイタンズがチー
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.0

要素をゴチャ混ぜにしすぎ。

チャドウィック・ボーズマンが急遽したせいもあってなのか、全体的に葬式みたいな内容なんだけど、そこに政治スリラー要素や二代目(?)アイアンマンまでもが組み込まれたことで、ゴ
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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.0

いい加減、クラリス系ヒロインから脱却しなよ…

どこかで見たような謎解き要素に加え、未だに『カリ城』の遺産に縋り続ける展開の数々。何もかもが凡庸で退屈。

せっかくCGアニメーションという今までにない
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散り椿(2018年製作の映画)

4.5

またスゲェ岡田准一アクションを発見してしまった…

昨今のチャンバラ映画にありがちな、大仰なBGMや超人アクションには一切頼らず、ただ純粋に「侍らしさ」を追求した動きがとにかく気持ちいい!!

刀を抜
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

2.0

岡田准一の無駄づかい。

あんだけアクションを推しまくったプロモーションしてたくせに、当のアクションシーンは少ないわ、動きの最中で一々カットを割るせいでとことん見づらいわ、極めつけにゴア描写を一切見せ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.5

異常性MAXなバイキング社会!

バイキング達の独特な思想や文化は、現代人の俺から見ても明らかに常軌を逸していて、それらを映像化させみせた所は素直にスゴいと思う。

ただ、いくらアクションに重きを置い
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ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)

2.5

退屈…

アクションは確かに面白いんだが、映画全体がずっと同じテンションで大して動きもないからか、本当に退屈だった。

宗教をテーマにしてるのもあってか、示唆的な演出は多々見られはしたけれど、そもそも
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ルパン三世 GREEN vs RED(2008年製作の映画)

4.5

「男は、男に生まれるのではなく男になるのだ。ルパンもまた然り…」

物がありふれ、窮屈になっていく世の中において、ルパンは盗みをする意義を失い、存在すらも飽和状態になっているのが従来のシリーズを知っ
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

再鑑賞。

良くも悪くも宮崎アニメ。

従来のルパンシリーズに比べてみると、味付けが明らかにジブリテイストで、演出もキャラクターもどこかキザで仰々しい。

でも、所々で見られるアダルトな雰囲気を醸し出
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コマンドー(1985年製作の映画)

4.5

やはり筋肉‥‥!! 筋肉は全てを解決する‥‥!!

ストーリーに整合性なんて一切ないし、なんなら筋肉頼りすぎて脳みそを置き去りにしてる感が否めないんだが、それでもやっぱりシュワちゃんが自慢の筋肉で野暮
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.0

ガチ過ぎて、笑えない…

全体的にコミカルな内容のため、アクションも軽く見えてしまうが、エンドロールを見ると、思わず手のひら返しをしてしまうくらいに凄惨な現場が広がっていて、何としても作品を完成させよ
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.0

サム・ハーグレイヴとデヴィッド・リーチの共同作品ってだけに、期待していたんだが…

率直な感想を言うと、アクションもストーリーも総じて地味で、コレが本当にあの『タイラー・レイク』を撮った人のアクション
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

4.0

ドニー・イェン無双第二段。

前作の課題だった、「主人公強すぎ問題」を見事にクリアし、今作はしっかり苦戦し、緊迫感のある闘争が繰り広げられていたのが個人的にまずグッド。内容こそは『ロッキーIV』と既視
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.7

良くも悪くもドニー・イェン無双。

ドニー・イェンのキレッキレなカンフーに終始興奮はできたし、十人組み手での無双シーンは、垂涎モノだったんだが…主人公が強すぎるあまり、苦戦する描写が少ないせいかイマイ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

再観賞

『人生、幸せですか?』

飛び出す目玉、動き出す死霊。とにかくライ味が濃くて、ほぼ『死霊のはらわた』の続編みたいな内容なんだが、その中でもマルチバースを絡めた「幸福論」を主軸とするストーリー
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グレイマン(2022年製作の映画)

2.0

再鑑賞

まったくアガれる場面が無い。

こう見返していくと、暗所の場面が多いからというより、場面の切り替えが目まぐるしすぎたため、動きの全体が捉えづらい事態が起きていたんだなと再確認。ようやく視認出
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恋は光(2022年製作の映画)

5.0

恋を解く。

とにかく登場人物達の掛け合いが個性に溢れていて、楽しい。ズレまくってる西条くんと東雲さんにツッコミを入れつつ、優しく見守る北代さんに終始、目を奪われてしまう…

各キャラクターそれぞれの
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バトルシップ(2012年製作の映画)

4.2

今年ラストの1本!!

とにかく熱い。これに尽きる。内容は正直言って、あまり無いどころか割とスッカスカで語れる点なんて無に等しいんだが、クライマックスの戦艦VS宇宙船による、カタルシスの鶴瓶撃ちはやっ
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.0

求めてたんとちゃう。

殺しのカタルシスを求めて見ていたんだが、助けた奴らが悉く足を引っ張りまくるわで、終始イライラが募る作品だったな。

唯一スカッと出来たところと言えば、一番足を引っ張った夫婦の片
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

今年見たどの映画よりも酷い。

余計な掛け合い、余計な恋愛パート、余計なものを詰め合わせるだけ詰め合わせて、オチは結局、ウルトラマンに丸投げ。正直、見ていてこんなに怒りが込み上げる作品は初めてですよ。
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

率直に言って、すごく不思議な作品だった。

スポ根と言うほど、熱くなるような展開はなく、あくまでボクシングを、主人公ケイコが拳を交わすことで感情を発露する拠り所として描写しているところが新鮮で面白い。
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.9

原作既読済み。再鑑賞。

鬼滅の刃に続く高クオリティなジャンプアニメ。

もう何度も単行本を読み返してるからか、話に関しては正直言って初見の時ほどの意外性や驚きは無かった。しかし、原作が発表されてから
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