XA12さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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コシュ・バ・コシュ/恋はロープウェイに乗って(1994年製作の映画)

4.2

ルナパパではもうほとんどクストリッツァだったけど、「少年機関車に乗る」から続くフドイナザーロフの作風が一番濃く出てるんじゃないかな。
人生ベストに入るレベルです。

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.5

フリがちょっと長かった。でも、後半30分はよかった。

ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

3.7

再見。昔、部室で見た記憶だけあった。
ボバンは「サッカーを戦争だと言う者は、本当の戦争を知らない」と言ってたが、野球は戦争だった。
ポルノ以外での岸田森初めて見たかも。

ストーカー(1979年製作の映画)

3.3

いやぁ、やっぱり苦手だ。
あんまり映画を観てない時期に惑星ソラリスを体験しちゃって以降、個人的にSFにも苦手意識を持つようになってしまった。
今回のストーカーは話はわかりやすいけど、本当にそれだけだ。
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.9

正直、アキカウリスマキは周りの評価の割にはあんまり良さが分からなかったけど、この作品は大好き。
でも、欲を言えばもう少しフィンランドの内情とか当時の不況を客観的にというかわかりやすく描いてくれた方が良
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

3.7

予想が付いたラストだった。というか、こんなの絶対このオチにしかならないだろって思う。神経質なジャンヌがどんどん変わっていく様は良かったけど、生活が無機質すぎてなあ。いや、まあ映画のテーマ的にルーティン>>続きを読む

ファスタープッシーキャット キル!キル!(1965年製作の映画)

3.6

ダニエルクロウズのオルタナコミックから存在は知ってた作品。近所のビデオ屋に何故か入荷してたため視聴。
タランティーノ、リンチ、ジョンウォーターズあたりの青写真で正直今の時代の観たらそんなに衝撃は受けな
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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.5

たけし映画の中でもこれは初見だった。
あんまり印象に残らない。
でも、キッズリターンは海外の人が観たらみんなループオチだと思うらしい。この作品のせいじゃないかな。

愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

3.5

オチは綺麗なんだけど、やっぱりちょっと想像の域を出ないなぁ。
別にセックスが愛でも良いんじゃないか。

バナナ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.8

悲情城市と違って、これは外省人が主人公の話。
いやぁ、よかったんですがちょっとラストが唐突で想像と違い過ぎて、、、
主人公二人は最後に中国大陸の地を踏むのかなって思ってたのに
でも、傑作です

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

3.2

本当にジーナローランズに合ってる役ってのはこんなキャラなの?
最初に見たのが壊れゆく女だったから、結局好きになれなかった監督カサヴェテス。

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.9

結局最後はなんで飛び降りじゃなくて拳銃にしたんだろ。サンよりペンに対する愛のが強いから意外に理由あるのかな。

ある子供(2005年製作の映画)

2.8

ダルデンヌ兄弟初鑑賞。
途中で「あれ?このあらすじ何故か知ってるぞ」ってなった。だいぶ昔に「後味の悪い話まとめ」って掲示板のレスで見たんだなぁ。まあ、主人公のブルーノは子供以下です。彼女の心情も理解で
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父、帰る(2003年製作の映画)

3.8

最後のオチは少し、炎628を思い出した。まあ、影響とか受けてはなさそうだけど、かなりキリスト教的モチーフを暗喩してる。それを指摘してるレビューがここにも結構あるけど、ほとんど的外れですよ。

http
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パパは、出張中!(1985年製作の映画)

3.8

クストリッツァの初パルムドール作。初って付くのがまず凄いけど。
主人公の父親はクストリッツァ作品ではお馴染みのあの人。
みんなが言ってるように、のちの作品に続くような画のパワーはないけど、音楽や演出の
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悲しみのミルク(2008年製作の映画)

3.6

なんかあっさり感がアルモドバルっぽさあった。同じスペイン語だからかな。まああっちはヨーロッパだけど。
母からの呪いが解ける物語。

ぼくの小さな恋人たち(1974年製作の映画)

3.3

最後のシーン、ちょっと興奮する。
「大人はわかってくれない」と「マイライフアズアドッグ」を混ぜて少し思春期感を高めた感じ。
正直そこまで好みではなかったです。

ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

2.8

1982年の映画というのを鑑みても、演出もストーリー少し古すぎる。個人的には、古くてもクラシック映画は楽しめるんだが、ちょっとこれは中途半端で微妙。
モロッコを舞台にしてるけど、出てくる現地人の文化と
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永遠の語らい(2003年製作の映画)

2.6

前半は「永遠と一日」的な雰囲気。世界史が好きな自分にとっては今更感の話ばかりだったけど、正直西欧中心主義すぎるな。役柄といえども母親は歴史教授という設定なのに、娘にこんな説明するかね?全体的にかなり保>>続きを読む

戯夢人生(1993年製作の映画)

4.1

ストーリー的には侯孝賢版「活きる」って感じ。
冒頭の弁髪を切れって命令されるところが、植民地化というかアイデンティティの危機というか。でも、まあ侯孝賢は日本軍をだいぶ優しく描写するなとは思う。彼自身は
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.7

親と教師に対する「悲しみ」が「怒り」に変わっていく演出が良いですね。
母親をはじめ大人たちを斬首してレイプしてもう一回殺してやれ!

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

3.3

しょうもない2人のことをこれでもかと見せられる。最後の爆発で2人とも死んだのかはわからない。死んでいて欲しい。

冬の光(1962年製作の映画)

3.9

今のところ、ベルイマンは苦手だけどこの作品は最後20分はかなり楽しめた。
現代とか日本では、無力感とか苦況が原因で宗教に救いを求めるのが一般的だけど、キリスト諸国では生まれた時から信者だからなぁ。まあ
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

4.2

ダニエルクロウズとかのオルタナティブコミックをそのまま実写化したみたいな雰囲気大好き。
この手の映画では一番好きかも。

コブラ・ヴェルデ(1988年製作の映画)

4.2

もう全てが最高でした。ありえないくらいパワー溢れる画と演出。個人的キンスキーのNo. 1演技が見れる作品だと思います。
何より、黒人たちが本当に楽しそうに演技してる。
正直、フィツカラルド以外はピンと
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.4

正直あんまり好きではない監督だけど、この作品は有名だし観てないから借りてきた。
そんなに感想も湧いてこない作品です。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.1

カートゥーンのノリを実写でやった感じ。ルイマルは全部見たわけではないけど見やすい映画を作ってくれますね。
自分はフランスの街並みとか文化をカッコいいとは思わないタイプなのであんまり楽しめなかった。

僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

3.5

惑星ソラリスが苦手だったから手を出してなかったタルコフスキー。
この映画は見やすかったけど、初期だからあんまり彼らしいエッセンスはないのかな?
正直、古典的な戦争モノってイメージしか残らない映画でした
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イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

3.8

アメリカの90年代ミニシアター系のお手本みたいな存在。
スウィートシングはあんまり好きじゃなかったけど、これは割と好きだった。

モード家の一夜(1968年製作の映画)

3.3

ロメールは何個か見たけど今のところ毒にも薬にもならないのばっかり。
ラストの5年後のシーンは良かったけど、それくらい。フリが長すぎる。