この映画の凄い所は、あらゆる不整合を肯定してしまう演出にある。
近年の日本のアニメーション映画では、本編には直接関係のない映像を暗喩として使用するような演出が多用されている。今作は暗喩的な演出が全てメ>>続きを読む
スピルバーグが得意とする観客の視線誘導や登場人物の関係性を描く画面内の配置は、徹底されており面白く観れる。
映画好きな少年を見て感情移入してしまいなんとなく涙が出た。
冒頭の腕時計を捨てるシーン
C#1 腕時計を見るピーターフォンダのロングショット
C#2 ピーターフォンダのアップからカメラをズームアウト、再度ズームイン
C#3ロングショットのズームアウト
C#4ピ>>続きを読む
文句なし
世界観の踏襲と発展が見事
ただ、別に面白くはない!!
SF映画の軸を雰囲気で誤魔化してるだけと言ってしまえばそうなるが、観て悪いことはない。
国立映画アーカイブにて35mmで鑑賞
観客の大半が高齢男性だったのだが、数回笑い声があがった。笑いの意味が理解できず、少々奥ゆかしい。
役者の演技が誇張されており、現代劇向きではない。溝口らしいがや>>続きを読む
『巴里屋根の下』のクレールの演出はトーキーに見事に昇華させていたが、本作は完全にサイレントだった。セリフはあまり効果を生み出せていない。
パソコンの画面で観たことを凄く後悔している。
映画館もしくは暗い室内のプロジェクターで観るべきだった。
たぶんそういう映画
前半の違和感しかないパンは、サスペンスの効果を高めている。また、夢遊病や罪と死などの要素を置き、後半でそれらを具現化している。そして、足や灰なども作為的に映されている。
一方後半はカメラの動きが統一さ>>続きを読む
ロードオブザリングから続けて見たら映像技術の発展を感じられる。
8年ぶりの鑑賞と考えると感慨深い