Nemuimanさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Nemuiman

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ネオ チンピラ 鉄砲玉ぴゅ~(1990年製作の映画)

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良いショットが多い。
哀川翔最高。
泡風呂での泡まみれセックスからの喫煙が良い。
その後の回転ドリーも良い。

X エックス(2022年製作の映画)

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ミア・ゴス最高。
ファーストカット、トラックインしていくに従いスタンダードっぽく存在したフレーム内フレームが徐々に広がっていくところからだいぶテンション上がった。
レトロフューチャーなホラー映画ってこ
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Seventh Code(2013年製作の映画)

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時間の省略が秀逸で、カットが変わるごとにドキドキする。
前田敦子のご飯食べる芝居はどの作品でも安定して素晴らしい。

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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冒頭3カット、フレームを斜めに区切るように映される電車や線路。
4カット目に、それを縦めに捉えたショット。
線路の果ては遥か遠くに揺らめくように映っており、この貨物列車たちが何処に向かっているのか何処
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囚われの女(2000年製作の映画)

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部屋の映し方がとてつもなく秀逸。
扉を映すショットが少なめだったり、人が部屋どうしを移動する際にカットごとの間にあるはずの時間を省略することで構造が最後まで分からなくなってる。
疑心に満ちた心象風景と
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

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限りなく近くに存在する時のほんの少しの遠さと、限りなく遠い時のほんの少しの近さ。

若き詩人(2014年製作の映画)

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触れ合った他人を煮詰めて吐き出す言葉は限りなく個人である、ということ。

裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

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嘘を作る姿は紛れもない真実で、その姿には祈るような切実さがあった。

衣裳が素晴らしい。

マイスモールランド(2022年製作の映画)

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手を赤く染めるためだけに用意されたであろう美大目指してる設定が気になって仕方なかった。

彼女はひとり(2018年製作の映画)

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良い。
芦澤明子の良し悪しに対して皆んなでもう少し考えていきたい。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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面白いところは面白かった。長い。
大喜利激ツヨ映画を期待して行ったけど、そこまでだった。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大半の人間が色んなものを不可視と置くことである種の健全さを保って生きている。
この作品の中ではあみ子のみがそれを実直に見つめ大きな声で話してしまうことで、周囲の健全さを崩してしまう。
世界が意外性も無
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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音を聴きその音源を思うことと、記憶を辿り戻ることのできない過去を思うことはとても似ている。
以前までのアピチャッポンに比べれば幾らか劇的な終盤に思えるけど、相変わらず意味は不明。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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悲しみは使い古された喜びよ。
家庭からも社会からも隔離されたはずの車内で、不安を抱えているカートの顔が映される度に心が揺れる。
喋る時間も喋らない時間も同等に雄弁。
車から顔を出す犬の風に揺れる耳や、
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偶然と想像(2021年製作の映画)

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流石の一言に尽きる。
声に向けられたようなフレームがとても心地よい。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

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カメラってこんなに動き回らなきゃいけないんだっけ。
そこまでしなきゃ伝わらないものがあったとは思えなかった。