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8話 なやめるオスティナート
以西芽衣さん演出回。
音楽において、オスティナートとは、ある種の音楽的なパターンを続けて何度も繰り返す事をさす。ostinatoは、イタリア語で「がんこな、執拗な」とい>>続きを読む
演出や作画カロリーがかなりコントロールされた作品ではあったが錦織、カサヰ回は抜きん出て良かった
ミステリー小説を映像化するにあたって、各々のキャラクターを掘り下げるアプローチや事件の展開に重きを置くアプローチがあるなかで原作の哲学的な会話劇をメインに話を広げるという選択肢をとったのが画期的だと感>>続きを読む
演劇的手法をアニメに落とし込んだ演出が表面的な家族を描いた作風とよく噛み合っていた。
メタフィクションな語り口からでも納得させられる展開や、1場面でほぼ1話が完結させられる程のレイアウト力や計算された>>続きを読む
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サブテーマに時間内容共に割きすぎだと感じた。千束とたきなにとっては最終話で語ったように外の事はどうでも良いのであり、最重要である2人の関係に焦点を当てたストーリーが大きすぎる世界観に食われていたと思う>>続きを読む
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展開の補助以外でグリッドナイトを登場させる意味が薄いと感じた。
等身大の女子高生を意識して作られたのだろうか南のキャラクター性が苦手だった。(感情の動きが分かりづらい、心情の吐露が多い等)なのでちせ>>続きを読む
ミステリーの中で動機を裏付ける心理描写が徹底されていた。
事件の展開と登場人物の心象を絡めていく構成が1番活きていた10話「万人の死角」と、そういった心理描写をすっ飛ばして仮定だけの純粋な推理が見られ>>続きを読む
毎回メインキャラが全員出てくるのでもう少しキャラクターに寄った回が欲しかった。6話はコンテワークでうまく視点を切り替えていたのが好印象。
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最終話以外はかなり好みの作品だった。
メモ
「タクシーがツッコむんかい!」からダイアンはボケツッコミ逆にして再デビューオチだと思った。(西澤の、津田のツッコミへの執着を吹っ切るため。普段は西澤が津田>>続きを読む
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女性が社会へと出ていく事のメタファーをストーリーに組み込んでいるが、話の核に触れ出すのはかなり後半になるので中盤までは不思議な世界観に少し適応しづらいと感じた。逆に、何話もかけて個性的なキャラクター達>>続きを読む
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ミステリー物としてもゲームを追体験できる様なアニメとしてもとても楽しめた。しかし、作品の導入である鬼隠し編とこのシーズンにおいて締めとなる罪滅ぼし編の構成は少し気になった。
この作品は1編5話程度で>>続きを読む