コミ坊さんの映画レビュー・感想・評価

コミ坊

コミ坊

トランスポーター(2002年製作の映画)

3.8


やっぱりヒロインは攫われてなんぼよね。
ピーチ姫がそう教えてくれたもん。

出だしのカーチェイスでかなり気合の入った演出を観れたので運び屋だからカーチェイスに特化した作品なのかと思ったけどそういう訳
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.9


"生きる"とは誰のためなのかを問われる作品。
産み落とされ育てられた親のための人生ではないということ。
自分の人生は自分のもの。
若者一人の命を犠牲に考えさせられる。

R・ウィリアムズさんって絶対
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.7


音楽含めて滑稽でアホくさい場面の数々。
最後ヘリコプターに掴まる場面もあれだけ盛大なフリを見せた後だから掴めずに綺麗に落ちていってくれたら個人的には大笑いではあったかな。
それだと終幕に向かわないか
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ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)

3.7


そりゃ楽しいだろうよって感じ。
おれら(中坊)如きの仕掛けで右往左往する大人たちを見るの相当気持ちいいだろうな。

警察にまで楯突くとはいい度胸だ。
それにしても手が込んでる。コミ過ぎ。

でもこの
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8


美しさと狂気の融合。
白鳥と黒鳥のそれ。

結構グロシーンあり。ささくれをベリベリ剥がす幻覚が一番キツかった。
ああいう地味だけど確実に痛いやつあかんのよ。見てられない。

肩甲骨周りの筋肉は鍛えら
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.7


割と壮大だった記憶。

メモしてたつもりだったけどしてなかったわ。
何回かの絶望感が素晴らしかった。
飛行艇のでかさで一回、その飛行艇のシールドで二回、その飛行艇から出てくるチビ艇にもシールドがあっ
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.6


最近たるんでてレビューが溜まってしまった。
というのも、僕の応援する川崎フロンターレがここ一か月勝ててないので何もやる気が出ないんですよねー。
今住んでる北海道のJ1チーム北海道コンサドーレ札幌も厳
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.3


今この歳で出会って良かった作品。
当分の間は僕がアーサー(旦那)側の立場になることはないだろうからそっち側に思考を巡らせる機会を得られてそれを配信とかで観る幾多の作品に埋もれなかったことが貴重。
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ペット(2016年製作の映画)

3.6


犬、猫ときたらペットだわな。

動物の個性的なルックスと可愛い動物代表と言ってもいい奴が悪側という面白味がある。(面白いとは言ってない。)
子供が観たらうさぎ怖いーってなりそうかも?

動物版ミッシ
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.1


犬の次はやはり猫映画よな、と思い鑑賞したが猫ちゃんそんなに出番なし。
アフラックは大量発生してた。
あとデカデカ豚は車食べてた。

前半はつまらない。というかよくわからなかった。
中盤以降ザーレの結
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.9


ウェス監督作品。
彼特有の独特な世界観ではあるものの、話の筋はしっかりあるので非常に分かりやすい。

そして舞台はメガ進化した日本。ウニ県、メガ崎市。
日本のことをある程度勉強したんだろうなって感じ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0


前作の記憶はほとんどないけど、今作は良かったなー。

爆破とかなんか倒れてきたりとかのスレスレのCGがギリギリアウトかなっていうクオリティではあったけどそんなことを気にしてる場合ではない。
ちゃんと
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.7


アタイでも聞いたことのあるBGMや楽曲がある。

まじで追っ手が機能してないせいで物語が完結する。
主人公の乗る車が強すぎて訳わからん。
爆発に動じない人間も大概だが。

音楽は頭弱くても元気が出て
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アルピニスト(2021年製作の映画)

4.0


リアル「INTO THE WILD」すぎて結末は寄せてこなくてよかったのに。辛い。

最初は自慰のように登攀してるのかと思ってたけど、ちゃんと幸福を人と共有できる人だったので愛おしかった。

岩壁に
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オオカミとライオン(2021年製作の映画)

3.5


一概に人間が絶対悪とも言えない内容ではある。
少なくともオオカミとライオンを実写で撮ってるなら人間によって調教されてるだろうからサーカスと同じなんだよなー。

ある会社の採用試験で「動物園で暮らす動
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オアシス(2002年製作の映画)

3.8


二人の演技がまさに圧巻で、誰も二人を邪魔できない領域に達している。
僕は幸せなことに健常者だけど、脳性麻痺患者
から見たら劇中で不自由なく動ける身体を見せられるのは現実とのギャップを感じて辛いんじゃ
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トラベラー(1974年製作の映画)

4.0


怖いくらい少年時代のコミ坊を観ているようだった。

おれも小学生時代親の金を盗みに盗んで誰かとやる訳でもなくポケモンカードに没頭していた。
それで結局タンスの奥に隠してたへそくりが見つかり、こっぴど
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9


普段事前に情報を入れてから鑑賞することはないから、今回予習してから劇場に着席して映画が始まるまでの時間は授業で習ったことを試験で発揮できるかに似てる緊張感があった。


敗戦国としての立場からはあま
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.6


ありがちな残された余命をどう使うか系映画。

思った以上に戦闘シーンとかはコントのように撃たれることがないのがわかってるような立ち振る舞いであまり緊張感は感じなかった。
この前観た「ビックフィッシュ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

-


「オッペンハイマー」を観る前に日本が加害者側の側面にも目を向けなければと思い、、
という訳でもなく、ただ戦争映画を観ようと。
患者さん宅のテレビでロシアがウクライナの子供たちを拉致してロシア人が里親
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.7


これは劇場で観れなかったので初鑑賞。

1人の沈黙が大勢の行動を歪ましてしまう。
タイトルがぴったりすぎて。

けど、今作の湯川先生は物理学者というよりももう名探偵じゃないですかね。
トリックに仮説
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.8


これも何回目かの鑑賞。
たしか原作も読んだ記憶がある。
東野圭吾好きなんだなーオイラ。

何も知らない子供が結果的に手を下すことになっちゃう結末はかなり酷。
以前観た作品もそういう悪気ない子供がって
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.9


「オッペンハイマー」鑑賞に向けて物理学者の活躍作品を、と言うわけではなく、患者さんの家でガリレオのドラマシリーズが再放送していたので。
以前観たことあったけどレビューしてない作品は平日に気安く観れる
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オンマ/呪縛(2022年製作の映画)

3.2


韓国ホラーだと思ってたのに違ったわ。
誰やこれおれのマイリストに入れた奴!
しかもめちゃくちゃ評価低いし。
尺も中途半端でドラマの長めの一話が終わったみたいなところで終わった。
二話、三話と娘の大学
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正欲(2023年製作の映画)

3.7


すみません。これも新作なのに配信で観てしまいました。


ある程度の人間が多様性と言うのは悪いことではない。
でも学校行きたくないという子供に大人が手助けしてYouTubeやらせるのは好きじゃない。
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市子(2023年製作の映画)

3.7


最近映画館行けてなくて、新作が早々にサブスクで公開されるのは反対派だったんですけど、すみません。観てしまいます。

“市子”という存在しないけど、確かに目の前にいる人物を他者からの視点で解釈しようと
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.0


おお、良い良い。

目の使い方が素晴らしい。
「ああ、私がたとえ君に告白したこと知らないんだ」
→「じゃあ美雪を私のものにしちゃえばたとえ君が離れて私のものになるかも」
って思考巡らせてる場面が最高
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0


「不適切にもほどがある!」で第6話の昔話しちゃダメですか?って話に当てはまるんだけど、嘘でもいいから聞いていて興味が湧くような話なら全然してもらっていいのよ。
何がダメなのかって、興味ない、つまらな
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.8


アクション映画とは、こう!と言わんばかりの。

現代の作品にも利用されてる場面も多い。
威風堂々が流れるのも先日観た「キングスマン」でインパクトのある場面で使われていた。

こういう作品において弾を
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8


あいやー、これは劇場で観なきゃいけん奴やろと思ってたから久々に映画館行くことに成功したんだけど、前作の予習もなにもしてないからまじで頭すっからかん太郎で何が何だかここはどこ、私は誰状態で着席してた。
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.2


傑作かな。


すごいドキュメンタリーみたいな息の詰まる迫真の長回し。
重い題材だけどおとなになったつもりでいる若者に観てほしい作品。
おとなから大人になることの覚悟があるのかどうか。
恋人と夫婦の
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9


劇場で観るのと、宅場で観るのとだったり年代の違いもあるから比較するもんでもないけど個人的には「グランツーリスモ」に軍配かな。


レースの過酷さ、チーム力、レースの臨場感、疾走感どれをとっても少し薄
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0


あかん。
顔がほぐれてきたマイケルが大谷翔平に見えて仕方なかった。
みんな気づいてますか?
想像以上に大谷翔平だと思うんで、大谷翔平ファンの皆様ぜひ。


気持ちいい映画だった。
みんないい人。誰も
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.9


*ゴールデンカムイのネタバレを含みます。
ご了承ください。




有名なサイコサスペンス映画。
先日、「ゴールデンカムイ」の漫画を読破したので今作はそれと共通点が多いなって印象。
「ゴールデンカム
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.8


いいね。
観やすい。
今作は肝心のグロ描写をしっかり目線外してくれるので助かる。大いに助かる。前作より優しくなってる気さえする。

その分アクションは見応えあり。
パンチの速度より相手が吹っ飛ばされ
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テッド(2012年製作の映画)

3.6


酔っ払った状態で観た。
なかなかそんな状態で観ることないけど、そんな時にはこの程度の作品がちょうどいいよな。
もちろんガキの当時もガキだから観たことあるんだけどね。ガキはこういうの好きだから。

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