komugiさんの映画レビュー・感想・評価

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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

人種を理由に拒絶されるかと思いきや、逆にその外見や身体能力に憧れる白人たちが体を奪いにくるホラー。どんな発想よ。

床に沈んで体の制御を失う表現がよかった。見えてるのに届かない。

商品であるはずの黒
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キャリー(2013年製作の映画)

2.8

名作リメイクでもクロエが可愛すぎてティーン向けラノベ映画みたいになっちゃう。いじめられっ子の私が覚醒したら最強だった件。

もっと凄惨な復讐シーンを期待したけど至って控えめ。プロムの彼氏にまともな死に
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.2

美少女系スプラッター。原作は序盤しか読めてない。闇が渋滞してる。想像より全然よかった。

雪原に赤が映えるのは実写ならではのインパクト。「これ触んないほうがいいかな」は秀逸だと思う。唯一直視できなかっ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.4

何事もきっかけがないと自分事として捉えることが難しい。考えることを極力避けようとする人間の性質が色濃く描かれていた。

コールセンターの女性は規則違反ながら申請者と直接会うことで、市役所の男性は身内が
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CODE8/コード・エイト(2019年製作の映画)

3.0

パート2のついでにダイジェストで再視聴。大差ないがパート1のほうが好みだった。

超能力にマイノリティや貧困を絡めた設定がよい。様々な登場人物の抱える葛藤が、舞台となる社会の閉塞感を生み出すのもよかっ
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CODE 8/コード・エイト Part II(2024年製作の映画)

2.8

前作よりスケールダウン。超能力・アクション・クライム成分は薄まり、汚職警官から少女を守る典型的な「いい話」にシフト。好みが分かれそうだけどパート1のほうが好き。ロボット犬かわいい。

ナイン・デイズ(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分でもひくほど泣いた。生前のつらい経験で負った心の傷が癒されるまでの話。

生きるための強さに固執するウィル。彼が選別したお気に入りの魂アマンダは、人知れず苦悩を抱え込んだ末、自殺してしまう。

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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

淡々と描かれる報復劇。下手にドラマ性を求めたら一気に陳腐化しかねないストーリー。監督が強い。

失敗もするし感情で動きもする人間像がリアル。生身の人間同士が腕力で殺し合う光景の見応えが凄かった。Ama
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公が男に振り回されがち。彼氏もダメ男。序盤にジェンダートーク。親切な男もそうでない男もだいたい死んでしまう。

バーバリー通りに住むバーバリアン。野蛮なのは結局誰かという話。不同意性交で訴えられた
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

最悪の事態を想定しつつも、目の前にある自分に出来ることを一つずつこなしていく。前向きに。時にユーモアで自分を鼓舞しながら。そんな人間の姿勢は本当に心を打つ。

アウトフィット(2022年製作の映画)

3.4

良質な密室劇。舞台を観ているようで懐かしい。モノローグが洒落てる。

マフィアのボスとの対峙が緊張感のピーク。後半ほど盛り下がってしまったのが残念ではある。

死んだ娘を受付嬢に投影しているのが分かる
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

登場人物の魅力とやり取りの可笑しさで二時間半の長さを感じさせない。役者としてのピークを過ぎたことを自覚しながらも、もがく姿が刺さった。期待を裏切らないラストだった。

ある男(2022年製作の映画)

3.8

良作。自分ではコントロールできない要素でレッテル貼られるのはつらいな。

マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

3.6

マン・フロム・トーキョーー!!(泣)

さておきバランスの取れたアクションコメディだった。横断歩道を渡る近所のおばあちゃんの最初と最後のギャップがツボ。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーはいいのに演出にくどさを感じるのが残念。ややテレビドラマ的。ただ邦画にしては感傷的な描写は抑えめでテンポがよかった。時効廃止日のちょうど前日に事件が起きるのはさすがに作為的すぎたかな。

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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.2

いつかどこかで見たような映えるシーンの詰め合わせ。

ストーリーに独自性はなく展開が予想できてしまう。キャラクターの背景はモノローグ風に説明される程度で、いまいち厚みが感じられない。長編のMVやゲーム
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ツユクサ(2022年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

月の石のペンダント、海に投げ捨てる必要あったかな。辛い過去を断ち切るため?あるいは自力で幸せになる決意?いや少年が可哀そう。

演出とか音楽とかユーモアとか、シニア向け映画を観ているようで合わなかった
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ザ・ストレンジャー:見知らぬ男(2022年製作の映画)

3.4

怪しまれたら即失敗という緊迫感に惹きつけられる。実話なのがすごい。

“Breathe in clear air and breathe out the black.”

マクマホン・ファイル(2020年製作の映画)

2.0

話はわかる。面白さはわからない。新聞読んでるみたい。

カーゴ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人間の善の側面が際立つゾンビ映画。「結局は人間が一番怖い」的なゾンビものが多い中、すごく新鮮で優しかった。

・自らの発症を利用してまで娘を守りたい父親
・香水で家族との記憶を呼び起こしてあげる少女
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

見せ物たちがキレる話。衝撃的なサルのオープニングで一気に引き込まれた。SFホラーらしからぬシュールな光景満載で笑える描写も多かった。

霧の中からぼんやり浮かび上がるオレンジパーカーの画が秀逸。妙に未
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Winny(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

懐かしのWinny事件の映画化。典型的な「ひたむきな市民 vs 権力の横暴」の構図で理解しやすくはある反面、映画としてはやや物足りなさが残った。作中では杜撰な捜査・起訴を行ったように描かれた京都府警・>>続きを読む