こんちゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

こんちゃ

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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.7

最初見終わった時は、「え!?このどこがあんなに人々を魅了してるんだ…?」ってなったけど、ネット上の解説とかを読んで、なんとなくその魅力が伝わった。

あー、だから『パルプ・フィクション』なんだな、と…
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.2

コテコテ究極のラブストーリー。

映画というよりもアニメ。
ストーリーの単純さもそうだし、映像の鮮やかさや不思議な撮り方も。

これを撮るのに一体いくらかかったんだろう、という疑問が始終頭から離れない
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つぐない(2007年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

良かった。良い作品。

結ばれない二人も可哀想だけど、無知で無垢がゆえに、一生罪悪感を背負って生きていくブライオニーもすごく可哀想だと思った。しかもブライオニーもロビーのことが好きだったし。

ブライ
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.3

なんか、裸体のエロさとかストーカーの気持ち悪さよりも、暴力のシーンが一番主張していて、キツかった。

「存在」をテーマにしていて、小石の下とベッドの下を重ね合わせたり、主人公三井と似ている境遇の水島を
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ステップ(2020年製作の映画)

3.3

「ステップ」が色々な部分にかかっていることは分かった。
「ステップファザー」「ステップマザー」という言葉を初めて知ったが、美紀ちゃんにとってだけでなく、主人公の健一にとっても関係あったんだな〜

でも
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メメント(2000年製作の映画)

4.3

やべえ、とんでもないものを見てしまった…。
めちゃくちゃ面白いし、こんなものを撮ろうと発想した人をまじで尊敬する。

時間が逆走していることによって、見る側も記憶のないレナードと同じ状態になる。その分
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昼顔(2017年製作の映画)

3.5

ドラマも見てないし、人間関係もしょーもなって感じだったけど、蛍の光とかが綺麗に映像に盛り込まれていてそこは好きだった。

いやしょうがないよお前が悪いよ、って思っても、やっぱり最後は泣きそうになったし
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月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.5

中盤から終盤にかけて、恋にならない友情という、男女の微妙な関係を掴みかけてて、「お!!新しいぞ!!」と思ったのに、最後2人が割と情熱なキスをしてて冷めた。
いや、あのキスは恋愛感情あるだろ!怒
恋愛感
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火口のふたり(2019年製作の映画)

4.2

登場人物は二人のみで、食べて話してセックスする。それだけで成り立っている映画。無駄な部分が全て削ぎ落とされ、必要最低限なものだけ残ったとてもシンプルな作品なので、大半の人は退屈に思えちゃうかも。ストー>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.6

全てがライトに描かれている印象。
2人の交わりも、吉岡の過去についても、内閣の陰謀についても、深追いすることがなく、すべてのバランスが良い。
でも自分的にはもっとネットリした感じの話が好きなので、まあ
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.6

なんか設定が斬新だった。
最後の別れ方とか、確かにそうなりそうだなぁ…と、よく練られてる感がした。

全体的によく考えられてる感じ。

何者(2016年製作の映画)

3.4

ちょうど就活しているので、食い入るように見てしまった。

短くて簡潔でよい。好き。

ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

3.3

ほぼミュージカル映画。笑
内容のない歌をそこまで長く使わなくても、と思った。

何も考えず楽しめたからまあいいけど。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.0

んーなんだかなぁ…

監督のやりたいこと詰め込んだ感じ

なんかみんな考察して「浄化の物語」とか言ってるけど、別にそこまで深く考えた気もしないなぁ…

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.8

穢れのない純粋な愛を見せつけられて泣いた…。
ベッドシーンも優しさで溢れていて、全然エロくなかった。

ラブドールと愛する人、重なり合う部分と決定的に違うところが、意識して表現されていたように感じる。
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Red(2020年製作の映画)

3.2

全てが中途半端。

赤モチーフとか、食卓での夫と愛する人の違いとか、細かいところで凝っているのはわかったけど、設定や主題などの大枠の部分で、俯瞰して練られてないなと思った。

原作があるからあまり人物
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.7

途中まで普通に面白い、平凡な刑事ものだと思ったけど、終わり方が予想外すぎて呆気に取られた。

これは他に類を見ない結末。
後味が悪いながらも、絶妙で逆に爽やか。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.4

とりあえず色彩が豊かで、映像的に見ていて楽しい。

肝心の内容は、最後の終わり方どうなるかなーと思って見ていたが、終わるちょい前のムーニーが泣くシーンの雰囲気が良かったのに、そのあとディズニーに走って
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.5

「真実の愛とは何か」を求めて鑑賞したが、まあ確かにその要素はあったけど、それを考えさせられるよりかは、もっと明るくて温かい何かが残るような映画。私の求めていたものは、やっぱり日本映画での方が見つかりそ>>続きを読む

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.0

喜劇の要素があり、戦争の辛さをあまり感じさせないところで、「ジョジョ・ラビット」に似ているなと思った。

前半の半分は戦争関係なく、男女の馴れ初めの話だったので、自分的にはもうちょっとどちらかに振り切
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.5

大学生くらいの女子が作る自主制作映画にありがちな色のお話。

映像の美しさ・神秘さにこだわりが見えて、監督は結構な感覚派なんだな、と思った。

ストーリーも脚本も、蚕にめちゃくちゃ依存している。こだわ
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アメリ(2001年製作の映画)

3.6

妄想好きのちょっと変わった女の子の恋のお話。

フランスっぽいお洒落な雰囲気の中に、アヴァンギャルド的な要素があって、類を見ない作品だった。

途中何やってるのかよく分からなくなることもちょいちょいあ
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

何も引っかからない人にはまじで退屈な映画に思えるかもしれないが、私は個人的にすごく共感できて、めちゃくちゃ身に染みた。

百万円の、いわば「呪い」にかかった女の話。

「別れるのが怖かったけど、人は出
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怒り(2016年製作の映画)

3.5

この監督の作品相変わらず長い。見終わるのに何日もかかってしまった。

「怒り」をもう少し上手く繋げて?生かして欲しかった。

容疑者が3人いるから、わんちゃん誰でもないとか、3人全員なにかしら関わって
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.4

頭空っぽでみた。楽しかった。

「命の環」だけちょっと意識されてたかな。

キャロル(2015年製作の映画)

4.0

クリスマスの、キュンとして温かくなる恋のお話かと思って見たのに、「そうきたか...」と度肝を抜かれた。

思ってた話とは違うが、なぜか普通の恋愛ストーリーよりも切なさが伝わってきて好きだった。

50
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.2

監督のやりたいことを詰め込んだ印象。

主人公の人格が変貌するのが終盤20分くらいからなので、もっと前半のどうでもいいシーンを削って、そちらの内容を膨らませたら面白いのにと思った。

風の電話(2020年製作の映画)

3.4

本日2本目の映画で集中力が切れたのか分からないけど、思ったよりつまらなかった且つ泣けなかったな…。

ほとんどのシーンが長回しで、集中がきれて途中で飽きてしまう。

内容も、東日本大震災を題材にしてい
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

面白かった。良かった。

ナチスという暗い話題を、面白おかしく映し出すことで、より一層の怒り・恐ろしさが感じられた。

10歳という非力で無垢な少年が、お母さんの靴紐を結べないのに一生懸命結んであげよ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.7

友達のオススメで。

特に映像構成で工夫とかは見られないけど、久しぶりに素敵な話を見たな、という感じ。
見終わってすごく温かい気分になれた。

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.5

土田環先生お気に入りらしい。笑

最初はあんまり私の好きなタイプじゃないなーと思ってみていたが、終盤にいくつれ、よくなっていった。

「スタンドバイミー」みたいな少年たちの冒険譚でありながら、主人公の
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ラストレター(2020年製作の映画)

2.9

思ったよりは奥深い内容だったけど、最後に近づくにつれ頭が「?」でいっぱいになった。

交錯する手紙を、飛び交う想いとかけているのは分かるし、想われること自体が人の存在そのものである、ということを色んな
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パターソン(2016年製作の映画)

3.3

深い考察のしがいがあったので、後で書き直す。

百日告別(2015年製作の映画)

3.7

愛する人との「死別」という、最も残酷で辛い失恋のお話。

2人の人に寄り添って物語が進むが、この2人が変に交わりすぎないのが良い。

人によっては少々退屈に思えてしまうかもしれないが、私はゆるやかで柔
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.0

まあ、見終わって何が残ったかと言われれば、何も残ってないような映画だったけど(笑)、普通に楽しめたし映画の歴史を知れて良かった。

空気人形(2009年製作の映画)

3.6

前半は、人形から人間になるところが無理やり過ぎて全然映画に集中できなかった。
あと、ラブドールが題材だから、剥き出しの性欲が気持ち悪い。
異色すぎて、これは本当に是枝監督の作品か?と最初は思った。
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