こんちゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

こんちゃ

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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.6

ある一組のカップル(夫婦)の、熱々に恋していた時から破局までをシンプルに描いた作品。人によって好みが分かれるかも。

でも「愛」について考え悩んだことがある人は、必ずどこかしらに刺さると思う。

男女
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

地下、半地下、金持ちの家、山…と、高さを用いて、韓国の現代問題を暗喩していたので、映像化が上手いと思った。

最後人が人を刺す順番?階層なども考えられている。

映画の構造などなにも分からずとも楽しめ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.8

こういう系毛嫌いしていたが、思ってたよりずっと良くて感動した。

というかアデラインが最悪すぎて、アデラインの7億倍よかった。

ぼーっとしているすずが、世界や自分の気持ちに気づいていく仮定が、また、
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

2.5

ツッコミどころ満載。最初から最後まで都合良すぎる感じがするのは私だけだろうか。

アデラインの恋人(エリス)の父との恋は無かったことにして、息子と恋しだすのヤバすぎだろ。

中身100歳のおばあさんな
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.7

全然感動系の映画じゃないのに、最後のレネーのスピーチで泣きそうになってしまった…
月並みなことしか言えないけど、自分に自信のない人に見てもらいたい。

とりあえず、ずっとオモロイ。笑える。

悪人(2010年製作の映画)

3.5

なんか逃避行する主役2人の家族まで詳細に描かれていて、最初は「なげーなこの映画、そこまで詳細じゃなくていいよ」って思っていたけど、後になってこの映画は、主役2人だけでなく、大切な誰かを抱えた人たちの群>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.4

途中まで、よくある車椅子ストーリーに、恋愛要素が加わっただけの話だなーと思っていたが、ラスト10分でびっくり良い話になっていてビビった。

結末が予想外すぎた。私的には好きな終わり方。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.2

最近こういう世界観に惹かれてしまう自分が怖い。
理屈抜きでめちゃくちゃ良かった。

誰よりも不幸な状況の中で、誰よりも楽しそうに生きている2人が羨ましかった。

MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

2.3

昔予告編見て面白そうだなーって思ってたヤツ。

最初に色々要素出しておきながら、最後全然回収しきれてなくて、あぶらとり紙くらい薄っぺらい話になってしまっていたのが残念。

モブたちが、操られることを知
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.9

中山美穂は初めて見たが、浜辺美波と高畑充希の間のような顔をしていて、とても可愛かった。

すごく素敵な話。
分かりやすい音楽と神秘的な映像の組み合わせが、より一層物語を美しくしている気がした。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.9

2020年初映画はコレ。今更感がすごいけど。

タバコとかピストルとか死体探しの旅とか、隅々にまで男の子の憧れが詰まった作品だな、と思った。

でも一番は、以前ならそこまで良さの分からなかっただろう作
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.2

難しい設定だな、と思った。
こういう時間をいじる系って、見ていて辻褄が合わないところとか、粗探ししちゃう。

でも、見終わって優しい気持ちになった。
たまにこういうの見たくなる。

小松菜奈はまじかわ
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

まじで良かった
理屈なしでとても好き
感性が子供なのかもしれない

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.3

「カメラを止めるな!」と似ている何かを感じた。

めちゃくちゃ暑そうで汗だくで、青春な感じがした。

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

2.7

ビッチのことについて言ってるのは前半だけで、途中から主題が親子の消せない血筋みたいな感じに変わっていて微妙だった。

主人公の、血筋による抑えきれない感情の時を、周囲のサウンドをつかって表現しようとし
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.7

最近周りで「マチルダ」という単語が流行っていて、知らないのは恥ずかしかったので見た。

若き頃のナタリーポートマンが可愛すぎる。

小道具としての植木鉢けっこう好きだった。

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.3

ずっと見たかったけど劇場で見られなかったやつ。

画が始終綺麗で、それだけで見ていて楽しかった。それ以外の良いところは見当たらない。

ダイ・ビューティフル(2016年製作の映画)

3.3

時系列がめちゃくちゃにごちゃついているので、集中力を要する…。

主人公の娘は、幼少期と成長してからの二種類で出てくるが、成長してからの母とのいざこざ等をもっと強調して欲しかった。じゃなきゃ、幼少期だ
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.5

うまく言葉では表現できないが、見終わったあと、心の中に何かがすんと居座り残った気がした。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.4

もうちょっと評価されてもいいんじゃないかな、と思った。私が白石和彌監督の作品が好きなだけかもしれないけど。

でもたしかに、戻ってきた母親の存在がスクリーン上でだいぶ異質に感じてしまった。母親は出てこ
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

大した出来事もなくて、起伏や面白みに欠けるのであまり好きじゃない人も多いのではないかと思うが、まさしく現代の人の心の、繊細で微小な部分を表していて、私はすごく好きだった。今の時代でないと作られないよう>>続きを読む

下女(1960年製作の映画)

3.2

女がサイコパスすぎて、もはや軽くホラー。

しかし、評論に書けそうなフックは沢山あったような気がする。

主戦場(2018年製作の映画)

3.9

どちらの意見にも信憑性があり、絶えず脳内に戦場のような攻防戦が繰り広げられたが、大切なのは「知る」ということだと思った。

どちらの意見が事実なのかではなく、全ての状況を知った上で、自分はどう思うのか
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

2.5

いくら次回作が決定しているからって、ドラマじゃなくて映画なんだから最後もう少しスッキリ終われよ、と思った。
せっかく迷路を出られたのに、謎が解明されるどころか更に増えて、見終わってモヤモヤした。興行収
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乱れる(1964年製作の映画)

3.5

白黒で退屈しそうだな、と思ったけど、結構好きだった。

人生、ただいま修行中(2018年製作の映画)

2.8

ドキュメンタリーだから退屈するかなと思ったが、意外と食い入るように見てしまった。

ただどこを評論に書けばいいのかよく分からない。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

2.8

間宮祥太朗がとりあえずカッコイイ。

なんかカメラワークとか、役者の演技とかもろもろ気になって「なんだこの茶番は」って思ったけど、最後になってちょっと泣いてしまった。悔しい。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

どこまでが妄想かが分からないところが面白い。

途中から笑う病気があまり発症しなくなったのが気になった。

病気が発症してない時は全部妄想なのかな、と思った。
だから意外と、列車の中で三人殺したあとは
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.2

後半の雰囲気が結構よかった。だからこそ前半もうちょっとどうにかできなかったかな、と思う。

「離れても離されても惹きつけ合ってしまう2人」を描いたものなのに、前半は、マネージャーが恋路を邪魔するシーン
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

是枝監督の作品の中でも好きな方のやつだった。

普通の事件もの、法廷ものとは違って、最後まで真相は明かさない、斬新なストーリー。

どちらかというと、一人一人の人物たちの内面をこちらに憶測させるのを主
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.2

これまた是枝監督らしすぎる作品。

でも家族の問題やすれ違いの心境を、コンパクトで繊細に表現しているのはよかった。

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.7

マカロニえんぴつの曲から入った映画。

なんだか不思議な作品だった。
映像の見せ方にすごくこだわっている感じがした。

脚本的にも考えられている印象。

嫌いじゃない。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.6

あいかわらず新海誠監督らしさ全開の作品だったが、思ってたよりずっと良かった。

「靴」と「歩く」が、意味を持って象徴的に描かれていた。

あいかわらず絵が綺麗。

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.3

THE・是枝監督という感じがプンプンする作品。

シーン一つ一つを丁寧に描いて、徐々に崩れていく生活をゆっくりとした時系列に委ねているのはいいが、私はもうちょっと、簡潔というか主張の一貫性がある方が好
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

2.7

気負いせずに見られたのは良かったし、小出ししてくるギャグも面白かったけど、見終わってから何が残ったかと言われると、何も残らなかった。

面白さを考えすぎて、中身が薄い印象。