こーじさんの映画レビュー・感想・評価

こーじ

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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.0

今更ながら、初めて観ました。
ベタベタだけど、随所で泣かせにくるなー。
昭和、商店街店舗の一つだった私の実家。
田舎だったこともあり、
この映画とわりと近しい雰囲気が残る私の少年時代。
「昔はよかった
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.4

「基本は性善説。
でもやられたら倍返し!」

やり返す度胸のないワタシ。
スカッとジャパン的なのも嫌い。
半沢直樹を一度も見たことがなく、
「倍返し」という言葉だけが記憶に残る自分。
仕返しって、お
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26世紀青年(2006年製作の映画)

2.8

おバカな映画とは聞いていたが、
噂通りのおバカっぷりでした。

しかしながら、あながち現実離れしてるとも言いがたく。
最初の裁判の場面での、
真面目が通じない、論理が通じない、
理解できないものはバカ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

2.0

ハデハデな怪獣バトル映画。
昔だったら楽しめたかもしれませんが、
今回はイマイチのれなかった。
一連の平成ゴジラを大人になって
観た時のような気恥ずかしさ…。
当時は『VSビオランテ』とか、
とても好
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.4

『家族』を守るために、
目を覆いたくなるほどの苛烈な行動を取っていく代表(イ・ビョンホン)。

そんなイ・ビョンホンが終盤で言う
「口だけ動かしてて楽ですね」的な言葉。
自分達では決断できず、
誰かを
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.2

原作鬼太郎のダークな感じが残ってて、
なかなかよかったです。
原作世代ではありませんが、
『墓場の鬼太郎』は子どもの頃に読んでました。
そのモチーフを大切にしつつ、
前日譚として新しい話をつけた感じで
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

-

原作がめっちゃ好きなので、
素直に楽しみです。

漫画の高木さんの最終話は、
無事に西片が告白してのゴールになったけど、
そっから『元高木さん』に至るまでの間が謎。
それを、この映画が描くのかな…と、
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.1

とても思い出深い映画だ。



ツムツムしてたら、
時々ベイマックスのスキルに頼ってます。
ツムが大きくなるやつ。

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

4.0

原作未読。
漫画化されたやつは既読。

「何を想いながら仕事をしているか?」

命じられたからか?
生活の金を稼ぐためか?
多くの人々の未来のためか?

どれも大切にしないといけないけど、
3つ目があ
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

連載当時、コミックの1巻が発売されたが、
いきつけの町の書店で予約していたにもかかわらず、
一ヶ月くらい入荷待ちになったのを覚えています。
少ない小遣いで買って、大事に大事に読んだものです。

有名漫
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.7

我々と同じ平たい顔族の一員なのに、
阿部寛や北村一輝やらが、
どー見てもローマ人側なのが、
なんか悔しい。
僕も若い頃にめっちゃ日焼けしてた時、
南方の人と間違われたことあるので、
平たい顔族ではない
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE 4K REMASTER版(年製作の映画)

-

この作品はまだ見てない!
だけど近々見てみよう。
見たらレビューを付け加えます。
ということで、以下の文は
本作には全く関係のない内容ですが。

FFシリーズは10-2以外は全てプレイしてます。
本作
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.8

「抑止力とは?」

学生の頃に読んだのだったか?
一旦は途中で話しが分からなくなって、
何年かしてまた読んだのを覚えてる。
そん時に考えたのが、
「核に限らず、何らかの衝突を回避するための抑止力とは何
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図書館戦争(2013年製作の映画)

3.5

私が初めて読んだ有川浩作品。
今の仕事に就いて程なくして読んだので、
20年近く前の作品?
同時に、すごく面白かったのだけど、
「おもしろかった」という記憶だけが残り、
内容はあやふやになってた。
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

原作大好きゴールデンカムイ。
出演者のビジュアルを、
だいぶ原作に寄せてました。
玉木宏の鶴見が、これほどハマるとは。
まだそれほど出番はないが、
眞栄田郷敦の尾形の『目』。
柳俊太郎の二階堂兄弟のキ
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千年女優(2001年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

話には感じるものがあった。
映像はやっぱし、私にとっては難解な、
この監督の作品。
どこまでが現実で、
どこからが虚構なのか。

追いかける美しさ…というよりは、
積み上げてきた時間を
捨てることので
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.0

何をもって『家族』というのか?

明るく楽しく問う。

最初の場面と最後の場面で、
同じ場面なのに、
落ちている店の看板の並びが違ってた。

NASA→SA(ヨ)NA(ラ)

なんか、意味があるのかな
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.8

すっごい長い間かけて、
自分を不利な方へ偽って晒して、
真犯人を誘き出して
復讐を成し遂げる!!!

哀しい話だったけど、抜群に面白かった。

リメイクとか知らずに、
気楽に観て楽しめた。

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.3

丘の上から戦の全体をみる河了貂たち。
そうそう。
そんな俯瞰した映像を挟んでくれるのが、
大きな戦を映像化していただく時は
大変ありがたい。

飛信隊の奇襲の場面。
「いやいや、むりー」と感じてしまい
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

とても難解な作品だった。

ただ、大人になった娘が、
ある夏の数日の父との記録を観て
今の自分とこれまでの自分に重ねながら
その時の父の心に想いを馳せてるのかな…
そんなかんじ。

私は
最後の夜の父
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.7

正月明けに、
おみくじで大吉が出るまで、
いくつもの神社を回り回り、
今年7つ目の神社でようやく大吉!
その足で見に行った映画。

主人公の狂気とも言える笑いへの没入。
同時にもつ「人間関係不得意」ゆ
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放課後アングラーライフ(2023年製作の映画)

3.3

釣り!高校生!
もはや、特殊な組み合わせではないのかも。
『放課後堤防クラブ』というマンガもあり、
"テーマ買い”したことがある。
(なんとなく面白そうだと感じた時の私独自のマンガや小説の購入衝動)
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

明日、映画館に行かなければ、
本作が今年の最後の劇場鑑賞作品となります。

いい映画だったー。
2時間超の淡々とした作品なのに、
ずっと惹きつけられて、考え続けさせられて。
「今年は邦画の当たり年でし
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

※だいぶ酔っ払って、レビューを書いてます。
 今日入手した日本酒が美味しくて。。。
 4合瓶、二本空けてしまってます。

これが実話をもとにした話ということが、
むっちゃ夢を感じる。浪漫を感じる。
A
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.0



『世界』という概念ができたばかりの世の中。
「世界で一番あなたが…」
自分たちは世界の中にいるのに、
その『世界』を相手に伝えるために表現することができず足掻く。
その場面で、
丸い桶の中に静かに
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ナポレオン(2023年製作の映画)

2.9

いまいち入り込めなかった…。
しかし、映画館でないと、
きっと最後までは観ないであろう長尺!

ナポレオンのことを、
ある程度知ってから鑑賞したら、
また違った楽しみができたのかも。
あるいは戦術史と
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.2

バカだなー。
とても楽しめました。
好きだったのは、
X-MENのくだりと、
アベンジャーズのくだり。
女の人が緑色のペンキか粉か浴びてたのは、
そうなるためなのね。

あちらさんも、笑って許してくれ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.2

これもなん度も観たなー。
心がささくれてる時に、
流しっぱなしにして「ぼー」っとしてしまう。
私にとって、ちょこっと癒しの映画。

柔らかく漂う羽根にはじまり、
栞のようにしばらく閉ざされた後、
また
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とんでもない計画/計画から出た地獄(2015年製作の映画)

2.7

車に群がっていたたくさんの猫が、
車が街灯に衝突した時に、
パラパラと落ちるのが可愛かった。

「車の上に物を置くべきではない」

私自身の教訓でもあります。
むかし、少年ジャンプを
車の屋根の上に置
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完璧な惑星(2019年製作の映画)

3.0

ロボットから見た『人間』の定義は
なんなのだろう?

この作品に出てくる人間は、
どの時点で有機的な“からだ“を失って、
取り替え可能な“からだ“となったのか。

そして
その状態でも『人間』と定義す
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特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦(2022年製作の映画)

2.0

とても体調がわるく、
自宅待機となった1日に観ることになった。
そんで、ますますドヨーンとした
気分になってしまった、すごい作品。

基本的にどんな作品でも、
楽しいとことか、考える視点とか、
作品と
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.2

マリオワールド!!
Nintendoワールド!!
全開の作品でした。

小学校低学年の頃、
デパートの屋上かなんかのゲーセンで
プレイした『ドンキーコング』。
あれが家でもできると聞き、
貯金を叩いて
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.7

ハラハラする映画だったー。
コロナ禍のあの頃と重ねてみてしまいます。

同舟である飛行機内であっても、分断が生じること。

飛行機と陸上という分断状況を作ることで、
同じ国民の間であっても
命の判断に
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クルーソー(2021年製作の映画)

2.6

このショートムービーの、
前後を観たくなる作品。
そういう意味では、力をもった数分間なのかな。

Wonder ワンダー(2019年製作の映画)

3.0

冒頭の女装した男性。
それを見て、ボロクソに言う友人。

父親にカミングアウトする少年。
驚き、言葉を失い、寝付けず、
夜中に寝てる息子の姿をのぞき、
また考える父親。

そして翌日のハロウィンでの父
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ちょー面白かった!
そして、途轍もなく怖かった。
ゴジラの与える絶望感…。
過ぎ去るのを待つしかない、
圧倒的な暴力。
ただでさえ、
恐竜的なものが怖い私にとって、
過去イチの恐ろしさでした。

特に
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