このレビューはネタバレを含みます
終わってしまうのが嫌すぎて今更の鑑賞になったことをジェームズ・ガンに土下座して謝りたい...。文句なしの終わり方。全てのはみ出し者たちへの愛で満ち溢れた最高のシリーズだった。またいつか戻ってくるよね。
低予算ならではの温かみがある作品。ラストがとにかく素敵。アンドレア・ライズボロー素晴らしい。
全然三つ巴になってないブギーマンの無双展開からの、まさかの終盤に置いていかれたけど、血糊大サービスのバイオレンスはとても良かった。
現実はもっと過酷でもミソの生き方に憧れてしまう。派手さは無いけど心の片隅にずっと残るような、久々に心の底から出会えて良かったと思える作品だった。
ひとつひとつのテーマの重さをそこまで感じさせない軽やかなテンポと、寄り添う優しい眼差し。切なさと希望が入り混じった余韻まで全てが愛おしい。
正直いまいちノリきれずだったけど、最後はぐっとくるね