sleepwalkerさんの映画レビュー・感想・評価

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浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

久々に映画館で素直に泣けた
そこに不純物は無く。
色々な視点から家族と言うものを
再認識した素敵な時間でした。

静かな雨(2020年製作の映画)

4.0


過去の記憶に入る隙間は
僕にはない。
でも現在と言う過去に
居座る事は出来るのだ。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.5

言わずもなが
最高の時代だった。
見る物聴く物全ての
カルチャーが眩しくて
退屈なんて言葉はこの世に
無かった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

訳もわからず時間が過ぎて行き
気が付けば映画館を後にしていた。
ノーランの作品は基本的に二回観ないと
理解出来ない脳なので直ぐにもう一回観に行った。
だけど感じる事は一緒だった。
自分はどこの地球にい
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バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)

3.3

ずーーっとイライラする
最初から最後まで胸糞映画。
ウクライナ21を彷彿させる内容に日本未公開の理由もわからなくも無い。
UKクソキッズ怖すぎにより関わってはいけません。
南無三

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

映画が観たくなる映画!
もっと音の良い映画館で観たかった
と言う一点だけ。

ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間(2019年製作の映画)

4.0

言葉にするのは難しい
活字に残すのはもっと難しい
映像に残すのはもっと勇気がいるだろう。
ただ身近にある小さくも大きい問題や悩みを抱えてる人にもう少し聴き耳を立ててそっと手を差し伸べる事が出来たら世の
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さよなら渓谷(2013年製作の映画)

4.0

物理的に殺すと言う行為は勿論非人道的で許される事ではない。
サイコ野郎やシリアルキラーのように無差別に自分の欲求を満たす為に人を殺す、一方、自分の子供が殺された、恋人が殺された、もし自分が同じ立場に立
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.2

寺山修司原作「あゝ、荒野」を昔に読んで他の寺山作品とは少し違う角度での寺山自身の投影作品として私自身も凄く好きな本の一つでした、それが現代風に菅田将暉、ヤン•イクチュンで映像化と言う期待と不安の中をあ>>続きを読む

エサ(2015年製作の映画)

3.5

4分少しのショートショート。
ありがちのようでまんまありがちな話しなのだけど、絵のタッチと動きのバランスがとても心地よくポアポアしてると最後にゴツンと起こされる。

ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

人間、誰かの為に自分を犠牲にしてまで守りたいと言う感情は今の私にはあまり理解の無い事だが唯一考えられるのは母親の子を思う愛情だけなのかもしれない。
目の前で行われている虐待と言う行為に対して後先考えず
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.0

そこのみにて光り輝く
なんとも悲しくも切なくでも生きていると言う現実に少しの希望を持つかのような日本語ならではの言葉。
眩しくて暖かい太陽よりも
優しくて冷たい月が自分には似合っていて月明かりに照らさ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.0

私は書く事が好きで
何かを書く事で自分を保っている。
それが生業となり生きて行けるならなんて素晴らしいだろうとも夢をみる。
自分の年齢や経験値、知識量から言ってもそれは夢の夢で、でもそんな自分を支えて
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.8

点が線になり線がくっ付き円になる。
円が解けて線になりそこに違う線が寄り添いまた円になる。
家族と言うものに対して憧れや理想はあるがまだ解せない事の方が多く、点のままでいる私も親や兄弟とは手を繋ぎ円を
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長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

記憶と言う自身を形成する為に大事なパーツ。人間の中の人間を創るにあたり生きて行く中で一つ一つ記憶と言うパーツを集めてみては形の違う物や無理矢理はめ込む物も沢山あって飲み込んでみては苦くて吐き出す。そん>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.2

これもまた何回観てもいつも新鮮に自分の中の大事なモノを思い出させてくれる作品。
登場人物に悪者がいない世界、不倫してたベティは寂しさ故に過ちを犯し大事な人を失い自分の生き方に気が付く。ギルバートに対す
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

原作とは少し異なるが主人公の視点をこうもってくるか?もはや主役は誰?と言う原作を知らなくても楽しめる作品。
忘れた頃にスーンと出てくるタイトルのタイミングで本当の物語が始まる。。
根底にある失望感や孤
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.8

五十嵐大介と言う漫画家が好きでその中でも海獣の子供はとくに好きな作品で、それがアニメ化されると言う事で凄く楽しみにしていた。原作に忠実でアニメーションと言う技術をふんだんに生かしたとても素晴らしい映画>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.3

あまり恋愛映画は観ない方なのだがこの映画に関しては大泉洋、小松菜奈と言う好きな俳優が主演と言う事で恥ずかしさを隠しながらカップルばかりの映画館の端っこで観ていた。
当たり前のような小松菜奈の美しいフォ
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夜明け(2019年製作の映画)

3.5

秘密を抱えたまま生きて行くのはとても困難で自分の存在すら消そうと死んだように生きて行く。秘密の大小はあれど捉え方は人それぞれ、全てを分かったつもりでその人を強く抱き締めてもそれはきっとエゴであって強く>>続きを読む

Endless Waltz エンドレス・ワルツ(1995年製作の映画)

3.6

阿部薫は孤高の天才サックス奏者、
鈴木いづみはポルノ女優から天才作家
声のない日々は秀逸。
自分にはこのような生き方は絶対に出来ない、憧れは憧れのまま。。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.8

映画館でこの映画を観た時に圧倒的な映像美と音楽に圧倒され後ろに倒れそうになった、押し倒されないように前屈みにスクリーンに食い付き子供のように興奮していた。この映画の素晴らしさは映像、音楽はもちろんなの>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.5

自分の事ならまだしも、人の人生に足を踏み入れると言う衝動。
衣食住があり、死なない程度の収入があれば人は人として生きて行けるのか?
心許せる友人や恋人、絶対的な存在だと信じてる親。
柄本佑、染谷将太、
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.5

遠藤周作、マーティンスコセッシと言う組み合わせに正装をし正座をして挑む心構えの中、緊張感とはうらはらに映画は淡々と始まった。
テーマがテーマだけにどのような表現法を取るのか、宗教と言うテーマの中それも
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つげ義春ワールド ゲンセンカン主人(1993年製作の映画)

3.8

つげ義春の作品を映像化するのは難しいだろうと思っていた。
無能の人、ねじ式、そしてこのゲンセンカン主人。原作に対する意識が強い程に実写化に対する批判の声はよく耳にするのが世の常だが、私は別物としていつ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.2

数ある新海誠作品の中で一番心に残り何回も何回も観てしまう。
ちょっと不安な時や寂しい時、自分の事を信用出来なくなりそうな時。
タカオの夢を追う姿勢やユキノ先生の自暴自棄になりかけている時に何かに寄りか
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

岩井俊二12年ぶりの長編と言う期待と不安の中映画館に足を運んだのを覚えている。
黒木華、Coccoと言う往年の岩井俊二の作品を彷彿とさせる少女的と言う言葉がピタリと来る作品。
気がつくとCoccoの魅
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.7

クズはクズのまま。
最初から最後までそんな印象、良い意味で。
田舎町ならではの息苦しさの中で必死に生きていこうともがき苦しみ平坦に生きて行こう生きて行こうとする中にも微妙に起こりうる抑揚に人は刺激を受
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

4.2

エル•トポから衝撃を受けて
ホーリー•マウンテン、サンタ•サングレと
立て続けに身体に電気が流れたのを幼心に覚えている。
リアリティのダンス、エンドレス•ポエトリーと年月が経てど彼は作品を色褪せる事な
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

よくある話のようでいてとても新鮮な作品。
個性的な俳優人の独創的な演技に吸い込まれて行く中、女優吉田芽吹の存在感に圧巻。
友情、愛情、無情のバランスがとても良く何度でも観たくなる作品の一つ。

凪の海(2019年製作の映画)

3.8

知り合いが携わっているとどうしてもひいき目で観てしまいがちだが、この凪の海と言う作品は色眼鏡無しでとても心震える作品だった。
演者の自然な演技とちょっとノスタルジーで美しい景色の描写。
淡々と進むスト
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

単純にめちゃめちゃ面白い。
ダイナマイト心中と言う衝撃的な事件を経てニッチでアングラではあるが知らない人も興味を沸かせる展開にワクワクが止まらない。
柄本佑、峯田和伸、三浦透子と皆素晴らしいが前田敦子
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.2

大森立嗣監督と言う事でキャスト的にも期待をしていました。
期待を上回る展開と演出、演者達の演技力にあっと言う前に引き込まれて行きあれよあれよと観終わってしまった。
時間の流れと共に印象に残っていたのは
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.0

我々健常者には理解が出来ないのかもしれない、だが理解しようと歩み寄る事は出来る。善悪の線引きとは何処に誰の手によって引かれるのか?感慨深く切なくそれでいて温かい世界。
みんな人の温かさを求め生きている
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

今年一番の期待の邦画。
ポップな演技が目立つ長澤まさみだがシリアスな演技は目を見張る物がある。
彼女の目の奥にある感情の起伏は映画館と言うスクリーンの中でこそ人々に響く演技力の一つだと思う。
監督大森
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