観た。
今の自分にはとても染み入る映画だった。
徘徊するかのように高速道路を歩く父親。
息子が会いにいくと手には、100万ドルの偽当選通知のレター。
頑なに信じてネブラスカ州リンカーンへ行きたがる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
観た。
2分の超ショートスパンのタイムループもの。正直もうこの手法やりよう無いだろ、と思っていた。
3回目くらいですんなりループを受け入れる仲居さん2人。潔ぎよい。客への説明も適度に無責任なのがベ>>続きを読む
観た。
ジム・ジャームッシュのゾンビ映画。
面白くない訳が無い。
ビル・マーレイとアダム・ドライバーが出てくるだけでテンション上がる。2人の車内の会話も最高。「まずい結末になりますよ」とロニー。>>続きを読む
観た。
3話構成のオムニバスアニメ映画。
こういう企画自体、最近あまり無い気がするけど新しい才能の表現の場として良い企画だな。また新たにやってほしいな。
【ラビリンス*ラビリントス】
監督:りんた>>続きを読む
観た。
素晴らしいエンターテイメント。
美男美女に、歌あり、ドンパチのアクションあり、血飛沫も飛び散るけど、恋愛もしっかりある。
デジタルリマスター版なので、映像が綺麗。60年代の東京の景色。走っ>>続きを読む
観た。
こんな存在感のあるエキストラいるか、とは思いつつ。
映像が美しく表現も最小限に抑えられ、緻密な構成で面白かった。
冒頭の幾何学的な屋根瓦も、良い緊張感と映画への期待感を持たせてくれる。
時>>続きを読む
観た。
労働者3部作といわれる中でいちばん救いのないお話かもしれない。
冒頭のマッチ工場のシーン、今回はあまり人が出てこず機械がマッチを作る工程を観せてくる。相変わらず観入ってしまう。
カティ・>>続きを読む
観た。
自由過ぎる。
バラバラな絵のトーンを同じ画面に共存させたり、好きなように説明シーンを入れたり、キャラ設定も、音楽も。上下も。
そして最先端過ぎる…
映像表現としても、アニメーションも、音楽>>続きを読む
観た。
ジャームッシュ監督のオープニングクレジットは本当に毎度格好いい。
鳥視点くらいの高さの空撮に鳩のインサート。赤い手書き感のあるフォント、これだけでこの映画面白いよねと思わせてくれる。
そこ>>続きを読む
観た。
テネット、スペースと入れると難解と出てくる。
やっぱり難しかった‥
でもまず理解を置いておいても、格好いい。まず音楽が格好良すぎる。ルドウィグ・ゴランソン。物語の世界観と完璧にマッチしてい>>続きを読む
観た。
なにこれ、めちゃ良い!
ガンダム、エヴァとか色んな作品のオマージュありまくりだし、主人公の顔とか歪んでいたりするけど。
2046年にもなって携帯そんな形な訳ないだろ、とか。2002年頃制作し>>続きを読む
観た。
林海象さんの初監督作品。
あえてのモノクロ無声映画風に撮っているけど、SEや歌、弁士などは音声がのっているという不思議な手法の映画。
その手法を含めた企画、物語の構成がとても上手い。林監督自>>続きを読む
観た。
震えた。
まず旧ユーゴスラビアに存在する巨大な戦争記念碑、スポメニックの圧倒的な存在感のある映像と、ヨハン・ヨハンソンの荘厳な音楽に震える。
それとは別でティルダ・スウィントンの語る物語が怖>>続きを読む
観た。
世界初のホラー映画とも言われている作品。無声映画。
舞台のセットのような美術。
ドアや壁は歪んでいて独創的な世界観。
オチから考えると、なるほどそういう事かという気もする。
医院長がカリ>>続きを読む
観た。
ジョージ・ルーカスの初の長編作品。
このクオリティが初長編なのか…
その後のルーカス作品を考えると意外な程、アートディレクションに特化しているのかな。ストーリーは正直この作品においてはあま>>続きを読む
観た。
これは青春だなぁ。
希望があって葛藤があって、仲間がいて。久々に胸がキューンとなる映画。
良い。好き。
まずアナのフランス語の響きが可愛い。最初のダンスも可愛い。それだけでも観る価値がある>>続きを読む
観た。
羅生門効果とも呼ばれる多視点で同一の出来事を捉える構造。
ただ最後の子供達視点に重きを置きすぎていて、最初のお母さんの空回りなんだったんだ、とか。先生は無意味に損だったのねとか、前半があんま>>続きを読む
再鑑賞。
La Jetéeが衝撃的だったので観直してみた。公開当時は自分はどんな事を思っていたのだろう。
格好いいテーマ曲と12モンキーズのロゴが印象的だったオープニングクレジット、意外と地味めだ>>続きを読む
観た。
こんな映画初めて観た。
暗い写真のみで構成されて、語り手だけでお話がら進む様は、紙芝居のよう。(フォトロマンという手法らしい)
彼女の瞬きだけは動画に見えたけど。
第三次大戦の後、放射脳で>>続きを読む
観れていなかったシリーズ。
なるほど、これは面白いよね。
ルパンと宮崎駿の両方の良い所がぎゅっと詰まってる。
クラリスが出てきた時は一瞬ナウシカかと。というかルパンシリーズのキャラクター以外は全部>>続きを読む
観た。
とても心地良く、優しくすっきりと泣ける、人生讃歌。
タクシーに乗せた乗客の人生を振り返る、そういう構成自体はたまにあるし、既視感はある。
でもこの映画は最初の入りからとても心地が良い、と>>続きを読む
観た。
日本で最初の前衛映画との事。
多重露光や長いオーバーラップなど実験映画のようでもあり、個人的には懐かしくもある。
精神病院に入院している妻とそこで働く夫の物語。ストーリーを事前に確認してい>>続きを読む
観た。
カリウスマキの労働者三部作、の一つ。
冒頭の労働のシーンは毎度妙なリアリティがある。
閉鎖された炭鉱。同僚は車をくれたのち、自ら死を選ぶ。
古い型のコンバーチブル、出庫した瞬間に粗末な車庫>>続きを読む
観た。
イメージしていた映画と違っていて、思わず笑っちゃうシーンもあった。
冒頭の車窓からの街並み、音楽と相まってめちゃ格好良い。
ダラダラとした台詞のやり取りもクールで好き。
ハメられてからの>>続きを読む
観た。
こんな笑っちゃうくらい大の大人が取り乱すような恋ならしてみたい、とも思う。
前半は会話中心で展開していき、あぁやはりフランス映画かなぁと。若干の眠気に襲われたけど。
アミールの肉体美と、髭>>続きを読む
観た。
アナイスを魅力的に感じるか否かで感想が大きく変わりそう。
いわゆるADHDなんだろうな。
前半はとにかく走ってるし、家賃などの事務処理は苦手で、人と一緒に寝られなくて。でも明るくて若くて綺>>続きを読む
観た。
まず日本語が美しい。
貧しかろうが、ブルジョワだろうが言葉遣いがきちんとしてる。
苦しい生活の中でも母の為、妹の為に動く正夫。目が真っ直ぐで姿勢も正しい。
清貧な暮らし。悲壮感はそこまで感>>続きを読む
観た。
基本的に動物をむやみに殺傷するシーンを描く映画は好きじゃない。
なので冒頭のロバを撃つシーンから、マイナスな印象。兄というか犬の蹴り殺された遺体や、捕らえられ絞められたウサギを必要以上に映す>>続きを読む
観た。
良くも悪くもアメリカのホラー映画って感じかなぁ。
冒頭の車の中の夫婦の軽い口喧嘩っていう始まり方。何度か他の映画で観たことある気がするけど。
物語の始めの常套句みたいなものなのかな。むかー>>続きを読む
観た。
モノクロだし、60年代が舞台なので一瞬時系列がわからなかったけど、パラダイスの夕暮れの8年後に作成された映画なのか。
マッティ・ペロンパーとカティ・オウティネン(タチアナ)の共演。
マッテ>>続きを読む
観た。
カリウスマキの映画は沁みるなぁ。
ぶっきらぼうに聞こえるフィンランド語も、殆ど笑わない無表情なやりとりも早足で歩く感じも、切なくて愛おしく感じる。
最初のゴミ収集のシーンは手慣れた作業が心>>続きを読む
観た。
最初のバンド演奏シーンでいきなりツカまれた。
そのビジュアルでめちゃ牧歌的な演奏。笑う。
ただ、まぁ冒頭がピークだったかなぁ。
アメリカ横断のロードムービーなんだけど、あまりにロードムービ>>続きを読む
観た。
これはもう設定だけで面白くなるのは必然だよな。
自分で自分の殺人依頼をする、そっから先は如何様にも物語を展開できる。
真面目で友達のいないアンリ。帰って、狭い斜面のある屋上で植栽を育ててい>>続きを読む
観た。
不思議な映画。
映画撮影の現場は各スタッフのキャラクターや所作がリアルで、自分も香港から連れて来られて現場に合流したかのような気分に。ニヤニヤしながら観てしまう。フランス人スタッフの英語の発>>続きを読む
観た。
ドラマシリーズがすごく好きなだけに、この劇場版はキレが悪いと感じてしまう。
冒頭から少しもっさり始まるな、と思い。旅館での露伴少年の一連は正直長すぎるし、つまらなかった。高橋一生の岸部露伴>>続きを読む
観た。
デザインされた手書き文字と、静かに飛行する爆撃機が映し出されるオープニングクレジット。その格好良さはレジェンド級。
壮大で質の良い、ブラックなコントだよね。
当時、現実に起こるはずはない(>>続きを読む