kotさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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対峙するふたり(2015年製作の映画)

3.2

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被害者と加害者が、ある一室で淡々と身の上を話している。
それまでは、ただのおばさんと犯罪を犯した男という立場だったのに、それぞれの身の上を知ってからは、互いに思いやる気持ちが生まれ、心の交流が始まる。
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

哀愁漂う絵柄。
一言もセリフはないのだけど、おじいさんの孤独が伝わってくる。
体は一人でも生きていくことは出来るけど、心には愛の記憶が必要なんだなと思える短編アニメ。
最後、明るい終わり方で良かった。

オールド(2021年製作の映画)

3.1

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豪華キャストで、きちんとホラーテイスト。
設定ありきの強引な展開で、深く考えて観るタイプではない作品だった。
観た後には徒労感が残る。

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.3

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期待以上に素晴らしかった。
「トラブル」を歌うシーンは100回くらい繰り返し観たい。
エルヴィス・プレスリーのことをほとんど知らなかったけど、反骨精神と才能あふれた天才パフォーマーであることがひしひし
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チェルノブイリハート(2003年製作の映画)

3.2

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チェルノブイリ原発事故については漠然と知ってはいたが、具体的な被害について赤裸々に記録された映像は初めて観た。

前半はチェルノブイリ・ハートと呼ばれる、チェルノブイリ原発事故以降に多発した心臓疾患を
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

3.3

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羨ましい。
セレブに出会えるこのホテルの従業員が、ではなく、このホテルに泊まれるセレブ達が。
宿泊客に愛され、リピートされる家庭的なホテルの魅力を垣間見ることが出来た。
インテリアやそれを取り巻く空気
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.0

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高評価なので観てみたが、かなり意味不明で苦痛だった。
「私は何を見せられてるんだろう?もしかしてシュールなブラックコメディ?」と思ったほど。
ひとりの醜男(ゴメンナサイ)が色んな役を演じるんだけど…こ
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さすらいの女神(ディーバ)たち(2010年製作の映画)

3.1

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冒頭から、貫禄の裸。
華やかなバーレスクの裏側の生活がドキュメンタリータッチで描かれる。
完璧な美女ばかりではなく、身体を張ったエンターテイメントを提供する人々に脱帽。
クリスティーナ・アギレラ主演の
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夜に生きる(2015年製作の映画)

3.2

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主人公の強運ぶりに驚いた。あんなに危ない橋を渡りまくって、無事とは。
せっかく警視正の父親がキャリアを棒に振ってまで庇ってくれたのだから、改心してくれたら良かったのに、と思ってしまった。
それにしても
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.2

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ウディ・アレンの作品は何作か観ているが、毎回のように軽薄な男とこじらせた女が出てきて、不倫に至り、後味悪く終わる印象がある。
今作ではケイト・ウィンスレットの怪演っぷりが凄い。
あの「タイタニック」で
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種子(2016年製作の映画)

3.2

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16分のショートフィルムシネマ。
配信最終日に駆け込み鑑賞。
雨の薄暗い画面が、今の梅雨時の季節にそっくりで、湿気が伝わってくるかのようにリアルに感じた。そしてその薄暗さは、主人公夫婦の心境をも表して
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.2

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劇場公開時から気になっていた作品。
実話をもとにしたということだけど、エジソンがあんなにアグレッシブで野心的な人物だったとは。
豪華キャストで映像も美しく、見応えはあったものの、どことなく物足りない内
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

トム・ハンクスが出演のクリスマス映画と思って観たら、CG作品だったとは。
内容は、あまりピンと来なかった。
映像が美しいので、クリスマスに流しておきたい感じかな。
一番好きだったシーンが、ホットココア
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センター・オブ・ジ・アース(2008年製作の映画)

2.8

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センターオブジアースと言えば、ディズニーシーのアトラクション。
今回Amazonプライム見放題終了対象にこちらの続編が入っていたので、興味本位で一作目であるこちらから鑑賞。
2008年の公開当時ならば
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

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昨日前作を観たばかりだが、こちらの方が遥かに映画らしい良作だった。
まず、冒頭のタイトルバックで鳥肌。
大スクリーンで観て正解だと直感した。
その後の進展は、ちょっと主人公が感傷的すぎる気もしたけど、
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トップガン(1986年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

新作(続編)を観る前の予習。
うーん、昔の映画ってこんな感じだったのか?
有名なサントラの数々を背景に、エリート美男美女の恋と天才の挫折が描かれる。
映像が綺麗過ぎて、映画というよりミュージックビデオ
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パーフェクト ストーム(2000年製作の映画)

3.1

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前半30分は、まさに嵐の前の静けさ。
人間ドラマがいかにもこれから起きる悲劇のための前振りという感じ。
そして船上のハプニング続出。「嫌な予感」と怯える船員達。
ジョージ・クルーニーのイケメンフィルタ
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あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

3.1

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こういうワチャワチャした家族モノの作品を観ると、大家族も面白そうだな〜と思う。
一人っ子で母子家庭だった私には、知り得ない大家族の苦労もあるのだろうけど、その分絆の深さや家族愛などもひとしおなのだろう
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

半分くらいで眠くなり、リタイア。
豪華キャストに釣られて観たが、登場人物の名前や関係性を覚えるのだけで大変だった。暴力シーンも多く、その割にあまり面白くはない。
実話ベースとはいえ、エンタメ性を期待し
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アクエリアス(2016年製作の映画)

3.1

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こんな年齢になっても性に奔放な主人公と、その生命力が印象的だった。
住む場所に執着したくなる気持ちも分からないでもない。
そして地上げ屋の汚い手口と、白アリのおぞましさ。
全てが生々しく鮮烈だった。

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.3

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意図的に、テッドが真犯人か分からないような構成で物語が進行していく。
映画の内容を見た限りでは、最後の告白(ガラスに指で書いた言葉)だって、もしかしたらやけっぱちで嘘を書いただけなのかもと思えてしまう
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.2

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お弁当の誤配から始まる、満たされぬ若妻と早期退職間近の熟年男性(主人公)の文通。
主人公が人嫌いで職場でも孤立しているというような設定だが、手紙の内容から本当は人の愛情やコミュニケーションに飢えている
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプライム見放題終了間近で鑑賞。
コメディ色が想像以上に濃かった。
人生を勝ち負けで語る主人公夫婦にはあまり共感出来なかったし、子供を産むことで人生のスコアを上げるという発想もなんだかなと感
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

竜巻到来までの前振りがかなり長かったが、程よく笑いの部分もあり、家族愛・恋愛要素などの人間ドラマの要素も盛り込まれていた。
竜巻の映像も壮絶で恐ろしかった。
日本では竜巻被害は少ないので、こういった作
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

マーベル作品は好きなのでこんなこと書きたくないのだが、最近のマーベル作品って、映像技術やキャラクター設定は凄いのに、キャラクターの行動原理が幼稚過ぎて「はぁ?」と鼻白んでしまうことが度々ある。
いきな
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

タイトルと絵柄から、ほのぼの系のハートウォーミングストーリーかと思い、鑑賞。
絵が綺麗で、色合いもとても良かった。古き良きロンドンの街並みの空気感と、戦争の恐怖が伝わってきた。
主人公は「スノーマン」
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーテンポが良く、キャストも絶妙で引き込まれてしまった。
しかし、未解決事件をモチーフにしていたとは知らなかったので、消化不良で終わった。
当時の警察の捜査技術がどれほどのものか分からないが、こ
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

なかなか心を開かない寡黙な容疑者と、新米弁護士。
てっきり真犯人は別にいるのかも?と思いながら観ていたら、悲しい真実が明らかに。
今、ロシア軍のウクライナへの戦争犯罪が毎日のように報道されているが、人
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.1

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冒頭の、自らの特殊能力を使って犯罪を見抜く税関職員というヒロインの設定には、これから何が起こるのかとワクワクした。
その後、同じトロールであるヴォーレと仲を深めていく過程は、獣的な交尾や裸体、同棲して
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

殺人鬼、40年ぶりの復活にしては現役感がすごい(前作は未見)。
「ジョーカー」とかもそうだけど、ハロウィンに仮装OKって、犯罪の温床にならないのだろうか?
バス内の一般市民を誤発砲しておいて、父を置い
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.1

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前作に続き、盲目のお爺ちゃんの無双っぷりがすごい。
しかし、最後まで見てもモヤモヤ。
あの少女はどこから連れてきたの?誘拐?
この辺り、もう少し丁寧に描いてくれた方が作品に深みが出るのでは。
凶悪なグ
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤の方の、新顔の先生へのイジメが壮絶すぎて、観ているのが辛かった。
ああいった悪意が、先生ではなく生徒に向かったら、イジメ自殺事件が起きても、なんら不思議ではない。
つくづく学校って集団心理の塊だな
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カット/オフ(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

しつこく甦る犯人に「お前はジェイソンか?」と言いたくなった。
ただの復讐にしては、殺人の手口が異常過ぎるし、メッセージを遺体の中に隠すという必要性が感じられず、なんだか鼻白んだ。
愛娘がレイプの上に自
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

前作が割と面白かったので期待して観たが、ビミョーだった。
サメの登場率は前作より多めな気がしたけど、内容は薄い。ただ若い女の子達がキャーキャー言ってるだけの、文字通りパニック映画。納涼映画と割り切れば
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.0

リアルな女子中学生のvlogを観ているかのようだった。
つまらないってほどではないけど、面白くもなく、得るものも特に無かった。
でも、あのお父さんは娘思いで、微笑ましかった。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

例によって前作までの内容はあまり覚えてなかったけど、観ながら少しずつ思い出してきて、そこそこ楽しめた。
相変わらず魔獣は可愛いし、ジュードロウの存在感がさすがだった。
映像もお金がかかっていて、魔法の
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