★ 咲いて 割いて 裂いて 差異て
動くところが視たい 生命の躍動が診たい
『殺人分析班』シリーズ第3弾。
というか完結編の勢いを感じました。
このシリーズの主軸は主人公・如月塔子の成長譚。第一>>続きを読む
★ 手を拡げれば浮かぶやさしさ 幻想
ウソしか僕を救えない
『殺人分析班』シリーズのスピンオフ。
主人公は第一作『石の繭』の重要人物なので、事前に本編鑑賞は必須。犯人探しが主眼のドラマではありま>>続きを読む
★ 「大丈夫、何かあったら
お前の後ろに隠れる」
殺人分析班シリーズ第2弾。
ということで前作が下敷きにある作品。確実に予習が必要です。
何しろ、本作の主軸は殺人事件ではなく。
あく>>続きを読む
★ 「お母さんはどこ?」
石の繭。それはモルタル漬けの死体。
生命を弄ぶような殺人に意味はあるのか…?
とても丁寧な作りのサスペンスドラマでした。
やはり、WOWOWのドラマは堅実ですね。
予算の>>続きを読む
★ あなたに逢えて良かった なんて言わない
言えば消えてしまうから
ただ ひたすらに大切にしたいのは笑顔
あなたの まん丸い笑顔
長く続いた『TRICK』も本作が最後の一歩手前。その事実>>続きを読む
★ 紅き空に墨が滲んでいく
いつしか僕も闇になったようだ
だから 帰れない だから 返せない
家に響くのは僕の声だけだから
個人的には『TRICK新作スペシャル』最高峰。
某横溝正史先生>>続きを読む
★ 昨日見かけた宇宙人 歌うよ ららら
今日も佇む悲しみの空 歌うよ ららら
何もないから 何もないけどさあ ららら
『TRICK劇場版2』の裏面。
とは言っても、直接的な繋がりはありません>>続きを読む
★ 薄い青の情景 こぼれ落ちた現実
分断された意識 隣にはあなたがいない
人気シリーズ『TRICK』シーズン3。
これまでは23時台の放送でしたが、本シーズンは21時台。要は“メジャー”なタイト>>続きを読む
★ ラララ 見た目が大切 見た目が大切
ラララ 中身はおが屑 中身はおが屑
人気シリーズ『TRICK』シーズン2。
このシーズンで人気を盤石のものとし、映画化に繋げたことを考えると、とても重要な>>続きを読む
★ 「不思議なことなんて何もない」
と言ったあなたの心がミステリー
人気シリーズ『TRICK』の原点。
初期は真面目な部分が多いですね。
各話ごとに入る冒頭のナレーションも味わい深いですし、ロ>>続きを読む
★ 僕の人生 あなたの人生
交わるために必要なのは笑顔と殺人
そして少しの湯煙旅情
視聴率3%台の衝撃と伺って鑑賞。
…だったのですが、いやいやいや。面白いじゃないですか。サスペンス好きと>>続きを読む
★ ここは底なし沼さ 抜け出せない
そこは地雷原さ 歩み出せない
イヤだ イヤだ イヤだ イヤだ
完全に蛇足となってしまったシーズン。
「脱獄」を広義の意味で捉えたのは仕方がないとは思いま>>続きを読む
★ 房、暴、謀、亡 紙切れのような命
望、紡、貌、冒 だから燃やし尽くす
今回の舞台はパナマの牢獄。
シーズン1の刑務所が天国に思える“世紀末救世主伝説を彷彿させる”場所ですが、やること(脱獄す>>続きを読む
★ 自由 銃 壁を超えた先のルール
十字 you 軛が取れた先に待つ未来
シーズン1のカタルシスから一転。
割と地味な展開が続きますが、ある意味で重要なシーズンだと思います。
何しろ、恋愛映画>>続きを読む
★ 完全なる立方体 解きほぐすのは僕
完全なるIt's show time さあ、行こう
日本でのレンタル開始は2006年。
当時はかなり話題になりましたよね。作品の面白さも然ることながら、売り>>続きを読む
★ キラキラとした光に魅せられて
細い線に身を預けた
飛び散る赤 滲む風景
サヨナラも言えずに
合田警部補シリーズ第1弾。
時系列として、本作のほうが『レディ・ジョーカー』より先なん>>続きを読む
★ きらきらと輝くもの、ざんざんと貫くもの
君が捨てたのは枷ではない、寧ろ希望だ
「これぞ、刑事ドラマのお手本だ」
と言わんばかりの硬質な手触りでした。
ドラマの教科書なるものがあれば、載るのは>>続きを読む
★ 痛い 泣きたい 張り裂けたい
それでも手を伸ばす 底に届くまで
手厳しく言えば、竜頭蛇尾。
2話までは最高の立上りでした。
大島優子さん演じる主人公は容赦がなく、これを地上波で放送しちゃう覚>>続きを読む
★ 大丈夫 生きている意味はある
大丈夫 生きていた意味はある
弾けた冬の花火 あなたの笑顔
それさえも
映画は料理。ドラマはジャンクフード。
誤解を恐れずに言うのならば、そんな棲み分>>続きを読む
★ 絡繰り人形よ 消えぬ業を背負って踊れ
卑屈な烏は言う
「国民は皆豚なのであります」
やっぱり『SPEC』は偉大だったのですね。
映画は色々と叩かれましたけど…その叩く気持ちは分かりま>>続きを読む
★ 膨らんだ黒 萎んだ白 弛んだ赤
どれも君で どれも君じゃない
風が吹けば全てが混ざり 全てが終わる
おう。面白くなってきましたよ。
馴染んできた…というのか。役者さんが掴んできた…という>>続きを読む
★ 空の果てに辿り着いた 銀色の味
もう一度やり直せる そんな希望
堤幸彦監督は天才だと思います。
それはメイキング映像を見れば明瞭。まるで魔法のような“特殊な演出”は凡人では計り知れない領域で>>続きを読む
世の中に遍く存在するもの全て。
楽しむことが出来れば“娯楽”と呼んで良いと思うのです。相対性理論だって、橋脚に作用するモーメントの算出だって。楽しければ娯楽。そこに上下の差なんてありません。
それを>>続きを読む
本編に引き続き、こちらも再鑑賞。
相変わらず“違和感の塊”のような物語ですよね。
精神に異常を来たすような要素と。
牧歌的で思わず頬が緩む演出と。
そして、ミステリと呼ぶには浅い謎解きと。
様々な要>>続きを読む
十何年ぶりくらいに再鑑賞。
初見時は“ミステリ”という先入観で捉えてしまったんですよね。だから、自分の中の評価は高くなかったのです。でも、改めて鑑賞してみると、この物語は“真山と柴田の軌跡”を楽しむド>>続きを読む