このレビューはネタバレを含みます
内容、魅せ方、コンセプト、全てがとてつもない。
アートだし、「意味のある映画を観た」と感じた。
舞台はアウシュビッツ収容所に隣接するヘス邸。主人は収容所所長よルドルフ・ヘスだ。
広い庭には子供達が>>続きを読む
自分は、この映画の勢いと情熱の世界観を乗りこなす事ができなかった。
寝た。
各所で衰えを感じてしまった。
あの「怒らせたら最悪」だったはずのジョン・ウィック。見ようによっては「あれ…こいつジョン・ウィックより強いんじゃね?」と思える敵がチラホラ登場。
とくに大阪でのシーン>>続きを読む
おもろい。
エンタメ映画はこれでいい。
「いや無理でしょ!」とツッコミ入れつつ
楽しく観られた。
楽しむのが上手な人は楽しめる。
どんな映画でも細かい設定や現実味が譲れない人はイマイチなのかも。
雰囲気はとても好きでした。
ややじめっとした映像の質感も
主人公のキャラクターも。
ただ、淡々とし過ぎてて
「感情移入」できずに私は撃沈。
どこかジョン・ウィックを
感じてしまう。
観たのは結構前。というか、劇場で観た。
原作となった漫画は、若い頃ストリートファッションカルチャー誌で連載されていたのでリアルタイムで読んでいた。そういう思い出もあり楽しみに鑑賞したことを覚えている。>>続きを読む
ホラーとして鑑賞したものの、
ミステリー要素も強め。
ずいぶん丁寧に説明してくれるんだなぁ〜と思ったら、よく分からない展開になって終わった。
人は誰しも上書きしたい過去がある。
なんの罪もないのに、
ただその属性で生まれたばかりに
偏見による外圧で息苦しくなり
罪の意識を植え付けられて
自分自身を○したくなる。
過去に囚われた自分の人生を>>続きを読む
鈴木亮平の素晴らしさがとにかく光る作品だ。
子供の頃、再放送で見ていたシティー・ハンターのアニメ。くだらないおバカでありながら時々痺れるほどカッコいい冴羽獠の姿がそこにあった。
銃に詳しいわけでは>>続きを読む
自分には面白くなかった。
クラリスってこんな男みたいな人格だったっけ?時の流れがそうさせた設定なのかもしれないけれど、役者が変わったことでそうは受け取れなかった。
高く評価される理由がよくわかる。
レクター博士のインテリジェンスと異常性のコントラストに惹かれる人が多くいるのもわかる気がする。
そして見覚えのある展開やシーン、構図。デジャヴのように感じるのは、>>続きを読む
これは、人生や生き方の物語だと思った。
決まった時間に起き、決まったルーティーンで準備をし、決まったルートで仕事をこなしていく。1ミリも狂わないパーフェクトデイズである。
ところが、それは違う。本当>>続きを読む
市子が生まれながらに背負う運命と、過去と、絶対に苦しい人生に、終始胸が締め付けられ、鳥肌がたった。
「なんとも作り物のような、機械のようなキャラクターだなぁ」とぼんやり市子を見ていたのだけど、市子を>>続きを読む
実際の事件をもとにしたフィクション。
人間の浅はかさ、残虐さ、醜さをどう表現するのだろうと期待して観たのだけど、中途半端な悪ノリコントを見せられてるようで終始スベってる感。
個人的に何か示唆的なもの>>続きを読む
北野武監督による、ビートたけしの真骨頂。
アウトレイジのように政治的(サラリーマン的)で、座頭市のようなエンタメ性が見事。歴史に深い造詣が無くても、十分楽しめる作品でした。
はじめは「こんな年老い>>続きを読む
少女の死をきっかけに、それぞれが己の心と向き合い、生きる理由を見つける。
少女は自分の思いを言葉にできない。父親はその言葉を聞こうとも知ろうともしない。店長は他人に頼ることができずどうすれば良いかわ>>続きを読む
エンタメ映画として鑑賞。
辛辣な評価がある通り、演技臭さとストーリーの陳腐さは確かになあと頷く。
なんだろう、ゆりやんがやってる昭和コントみたいな臭さというか。
とはいえ、ゴジラが良ければ全て良しの>>続きを読む
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障害者施設で起きた大量殺人事件を題材にし、世間の本音に迫る物語。
生産性とはなにか。人間とは何か。心とは。命とは。自分の内にある本音と向き合う機会を与えてくれた作品だった。
主人公は病気を持って生ま>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
間を見せる北野映画の魅力に溢れる映画でしたが、最近エンタメ作に慣れてしまったためか、少しだれてしまいました。
ヤクザの裏切りと思惑。そのストーリーのど真ん中にある、一時的に彼らを少年に戻してしまう沖>>続きを読む
「怖く違和感のある描写」を作るための工夫は面白かったです。隙間から見える顔を、生身の人間ではなく、プリント?か何かを使っていたり。
ただ、ストーリーがどうとかいうより、やっぱりCGが怖さをギャグにし>>続きを読む
見たのはもう随分と昔。イギー・ポップ見たさに鑑賞したけれど、自分の脳のどの部分も活性化することなく物語が終わっていった。対峙するトム・ウェイツが「これのどこがオモロいねん」とキレて撮影に臨んだという逸>>続きを読む
声が小さい主人公の陰キャ具合にそぐわないバイタリティがすごい。阿部サダヲの気持ち悪さ(演技)、凄まじいと思った。
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この映画を「ホラー」と位置付けてプロモーションするべきだったのか。そこがまず、この映画の不幸だったと思う。もちろん驚き、きみ悪い怖さはあるけど、ホラー的では無い。ホラー的な怖さを期待させたがあまり、観>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
リアリティという点では疑問があるし、某事件をネタにしてたりして、ちょっと安易で稚拙な印象を持った。(あの偽装ではまずバレて捕まるだろうなと)
でも、そういう細かいところは置いといて、うるっとくるシーン>>続きを読む
生きてることを望む母。しかし、生きているということは。
被害者であることを望む父。しかし、それが意味することは。
それぞれ望む結末はちがうが、それぞれが息子を信じることに変わりはない。両親の愛がじわ>>続きを読む
罪と罰。因果応報と言ってしまえばそれまで。自分が犯した罪は貯金されて、いつか突然、引き出される。瞬間、瞬間には同情の気持ちが湧き上がるけれど、ホットドッグ屋の店主はその後、商売を続けられたのだろうか?>>続きを読む