こつぶライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

HIRAKATA(2004年製作の映画)

2.5

We are Janne !!
大好きなJanne Da Arcの映画。
というより、企画ドキュメンタリー作品と言った方が当たっているか。

バンドメンバー5人のうち4人が通った母校・大阪府立枚方西高
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

親子の共依存の出来上がり。
母というタイトルが持つ意味は何か…

お金や男にだらしない秋子。
そんな母に使われるようにして生きる息子の周平。
歪んだ親子関係の物語。

この作品の親子は、映画というフィ
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.4

胃もたれ映画。
内容が暗い。とにかく出てくる人間たちそれぞれ微妙なやつらばっか。
はじめのうちは大島優子扮する奥さんの気持ちも理解できるかな…と半ば強引に飲み込んでいったが、話が進むに連れて、やっぱり
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

邦画史上、群を抜いて完成度の高い感動作!
「湯を沸かすほどの熱い愛」というタイトル通り、壮大な愛の物語だ。

宮沢りえ扮する双葉という母親が癌告知を受けてから始まるストーリーは、ただのお涙頂戴モノとは
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ブタがいた教室(2008年製作の映画)

4.3

賛否両論を呼ぶ内容は間違いないし、手放しに良かった!と叫ぶには難しいテーマを扱っている。しかしながら、間違いなく良かったのは、実話を元にこれだけドキュメントになる作品を撮った製作陣の熱意!感心した!>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

オフビートなブラックユーモア。
ジョニー・デップらしさ満載の大人のドラマ。
壮年期における死の宣告は、人生を見つめ直すきっかけになる。
リチャード自身が語ったように、死が訪れるのは自然なことで、少し早
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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.3

物語は「12モンキーズ」や「トータル・リコール」といった90年代SF作品を最新映像で魅せていったように感じてしまい、二番煎じ感が拭えない。
SF作品の醍醐味であるオリジナリティにおいて他作品と大きな差
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.8

My favorite movie!
田舎の青年、ギルバートの苦悩を描きながらも、アメリカの田舎の良さも悪さも教えてくれた特別な作品。
ジョニー・デップにしては普通な役なんだが、自然体で素敵だった。父
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死の谷間(2015年製作の映画)

3.0

終末世界のアダムとイブの物語。
"旧約聖書"の中にある『アダムとイブ』は有名な話ではあるが、キリスト教に馴染みが薄い日本人には分からず、故にこの作品は響かないかもしれない。
ただ、聖書を知らない人でも
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ノン子36歳 (家事手伝い)(2008年製作の映画)

2.6

オフビートな作品かと思いきや、ノンビートな作品だった。
坂井真紀のダメダメ女振りに、体当たり演技は悪くなかった。それを取り巻くキャストの奏でる人間模様がいかにも普通な流れ過ぎて、映画という形では楽しめ
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うさぎドロップ(2011年製作の映画)

5.0

10月12日は息子の5歳の誕生日でした。
実は、ずっとこの作品の「子どもとの時間も、自分の時間だから」という言葉に幾度となく助けられてきました。

10年前、公開当時に劇場で鑑賞。
当時一緒に観た彼女
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.6

ワイルドスピードシリーズのスピンオフ作品。割と新たなキャラであり、敵でありながら時に味方であるホブスとデッカード・ショウの2人が主役の作品。
ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムの凸凹コンビ
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.9

前作で綺麗に終わっただけに、シリーズ続編としては1番不安があった。その不安が的中し、やはりドラマ性は損なわれてしまった気がする。これまで許容範囲だった無茶苦茶なシナリオが更に加速して、振り幅を超えた感>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

結論としては、良作だが名作には成らず。
私の視点で気になった点は以下。
・過去に戻れる=何でもやり放題=無敵感
・SFだが説明に欠ける、矛盾点あり
・腑に落ちない過去を変えてから、また元に戻す描写
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NANA(2005年製作の映画)

3.5

映画観てから漫画を読んだ私は、このキャスティング最高だし、音楽も最高だと思ったのだよ。
ただ、蓮とシンは続編となる2の方が良かったかな。
しかしだ、漫画の実写版とは再現度がとにかく求められるだけに、顔
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.4

舞台をヨーロッパに移したファミリー。
それも、まさかレティが生きてる!?という衝撃的な展開で終わった前作から、どういった流れで進むのか気になったが、まさかボブスが今度は味方に付くとか…最高に胸熱やん!
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空白(2021年製作の映画)

5.0

衝撃的なまでにリアルな事故シーン。
虚しく、亡くなる生命。
呆気なく失われた娘の亡骸を前に、ふつふつと湧き上がる父親の怒り。その矛先は、事実への追求となり、行動はどんどんとエスカレートしていく。
報道
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レミニセンス(2021年製作の映画)

4.5

初見は「A.I.」みたいな作品だな〜と感じました!

過去の記憶を辿った先の結末は、賛否両論かもしれない。こんなエンド許せないって人がいると思うが、むしろ私にはアリだなって思いました。

どうしてもリ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

文句無しに、良かった!!
100点満点ならば120点の出来栄え!

多くは語りません。
もう1年以上前になるアニメ視聴。また見直したいと思わせるパワーがあった。

アクションシーンとしてはアニメーショ
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

4.5

これは家族愛の物語だ。だから好き。

シリーズ5作目にして1番好きな作品認定!
相変わらずド派手なカーアクションシーンに加えて、銃弾戦に肉弾戦、ちゃっかりラブ(家族愛)も入れてなんでもありのワイスピの
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星の子(2020年製作の映画)

3.7

芦田愛菜さんの演技が素晴らしい!
永瀬正敏、原田知世、岡田将生、高良健吾、黒木華…脇固めの役者も凄い!
完成度の高い作品でした!

内容は、好き嫌い別れると思います。
新興宗教について、是非を問う内容
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

4.0

前作の東京ドリフトで失速した感が否めなかったワイルドスピードシリーズでしたが、1以降ようやくブライアンとドミニクの再タッグでボルテージ再熱!

ブライアンのFBIらしき姿(スーツ)は貴重?

物語の進
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.2

内容、シナリオ、設定、それから外国から見た日本の感じも、とにかく全てが酷かった(笑)

しかし、前作よりも映像やカーアクションは見応えあったなー。シナリオが酷いから盛り上がりには欠けるけどね。

ハン
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.8

1作目が面白かったから続編に手を出した。期待以上に2作目も面白い!このシリーズは楽しいな!

人間ドラマとしては1作目に軍配は上がるが、2作目はアクションが良かったなあー
痛快な感じはどちらも共通して
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ホテル ビーナス(2004年製作の映画)

4.8

生きてれば色んな事がある?
ちょっと違う。

色んなコトがあるから、
僕らは生きてるんだ。

そうだろ?ビーナス。

私の愛する作品のひとつ
『ホテル ビーナス』
キーワード抜き出してみました。

#
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.8

シンプルに面白いカーアクション・エンタメ作品。
故ポール・ウォーカーを初めてお目にして、なんてかっこいい男なんだろうと惚れちゃいました。
こりゃ、同性からも憧れの的だわ!
ヴィン・ディーゼルは、寡黙で
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.0

20年も前の映画だが今観ても圧倒される汚職刑事モノ。
いつも優等生を演じるデンゼル・ワシントンが汚れ役をやっているだけで映画ファンには熱い作品なのは間違いなし。
汚れなき情熱を持った新人警官役のイーサ
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

4.2

世にも奇妙な物語の拡大版のような作品。中村倫也の透明感ある演技も好きでした!

曜日ごとに入れ替わる解離性同一性障害の男性、ある日水曜日の僕が消えてしまう。

ありそうでなかった設定は秀逸だが、設定負
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ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

5.0

下半期鑑賞ベストムービー!!
いざ、想い描いていた場所に立ってみると、やりたいことはその場にはなくて、自分の大切な存在の周囲に存在することを伝えてくれた映画。

カントリー歌手を目指すシングルマザーを
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

2.0

安楽死という倫理観に沿った物語に見えて、ぬるいサスペンス映画で終わっている。中途半端でした。
生と死を向き合うための背景が描かれないから、焦点がぶれすぎていて誰にも感情移入できない。
ドクター・デスま
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.6

伏線回収スッキリ、しかも丁寧な説明の下で進む展開に安心感を抱いた。
主役を演じた神木隆之介くんと有村架純さんも正統派で好印象。
確かにトゲの少ない、丸い雰囲気の作品。優しさが滲み出ている。
「ソラニン
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

5.0

邦画ナンバーワンかってくらい好き。
胸がえぐられた。演技じゃなく役になりきってる。
草彅剛さんは本当に演技うまいね。「ホテル ビーナス」が大好きなんですけど、それより役どころは好きかも。

社会から受
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

ビートルズも影響を受けたというエヴァリー兄弟の兄ドンが亡くなったというニュースを目にして、映画「イエスタデイ」を観ました。
ビートルズがいなかったことになった世界、売れないミュージシャンの物語。
話に
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.8

何が凄いか、言葉で表現するのは難しいけど、凄く暗くて、どこか現実的で、救えない、そんな物語を表現した役者さんの演技と監督の放つ映像に、心鷲掴みされた。

綾野剛も池脇千鶴も、世の中のアングラで生きる人
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

結論から言うと、予想以上に深かった!
青少年よりも、実は大人に観てもらいたい作品です。バディものです。最高です。

話題作に食い付いたが、実は苦手なジャンル。食わず嫌いはもっと嫌なので、奮い立たせて観
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