こつぶライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

2.5

出てくる人みんな共感できない。
綾野剛、多部未華子のW主演は確かにカッコイイし可愛いけど、別に中身は惹かれなかった…

峯田さんや、松坂桃李のキャラも生かせてないし、監督の力不足を感じた。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

三浦春馬さん、亡くなってから1年1ヶ月と1日の今日、2021年8月19日に鑑賞。

大好きな小説家、伊坂幸太郎さんらしい作品。伊坂さんの作品の特徴である"人と人との繋がり"を感じる内容であり、かつ今回
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処刑人(1999年製作の映画)

3.8

ヴァイオレンス映画にしてスタイリッシュ映画でもある。近年の『キングスマン』シリーズに通じるものを感じる。
ダーティーさでは、80〜90年代作風の良さがあり、好きな人は多いだろう。特に『パルプ・フィクシ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.5

鑑賞中は、色彩が豊かだし音楽もオシャレで間違いなく点数は高いはずなのに、かなり中身が重たくて、胃がムカムカした。
しかし、観終えた直後は、本当にすーっと心が浄化してくれた感じ。最高。

前半の兄パート
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.4

シネマンションの紹介から、WOWOW録画で鑑賞。
文句無しに面白い!
単なるラブコメではない、人間ドラマ。
予備校の講師に女子高生が言う。「先生って普通じゃないよ?」
その言葉から始まる物語は、普通に
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.5

90年代半ば、ロサンゼルスのスケボー少年たちの日常を、16mmカメラで撮影した青春映画。
私が幼少期の時代、まさにアメリカ文化を週末ロードショーで学んでいた時代。
スーパーファミコン、タートルズといっ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.2

ハラハラドキドキの展開、息もつかせぬラストの攻防、本当に洗練された作品でした!
韓国のオリジナル作品も、中国版リメイクも未見ではありますが、どこもお国柄に応じた脚色となっているようなので、本作が1番楽
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

4.0

後味最高な、清涼飲料水的な映画。
VHSが擦り切れるまで観た数少ない作品。それくらい思い入れがあるものの、最近は全然観なくなった。
たくさん映画を観ていくと、中身の濃い物を探すようになり、自然とライト
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

ワンシチュエーションのサスペンス作品。
緊急通報司令室を舞台に、1人の警察官が女性の誘拐事件を追っていきながら進むストーリー。
電話口の会話だけで観客は想像を膨らませていく。88分と割と短めではあるが
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浅田家!(2020年製作の映画)

5.0

写真家・浅田政志の半生を、実話を基に構築されたドラマ。
彼について、この作品を観るまでは、失礼ながら全く存じ上げておりませんでした。
しかし、大丈夫です。むしろ知らないくらいの方がより楽しめます!マジ
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.0

ほのぼのと、泣かせにくる映画かと思いきや、割と深掘りせずにもさらっと感動させてくる良作で、ビビりました。

近年、家族の形として賛否両論を生んだ『万引き家族』がありました。あちらの方が、ドロドロとした
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.7

ふざけ倒した内容だと思って観たら、まさにふざけていた(笑)

ドラマは観たことありませんが、劇場版の今作だけでも十分楽しめました!

どうやら同じように映画のみ観た方は満足したレビューが多い印象でした
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夜間もやってる保育園(2017年製作の映画)

3.8

4歳の子どもを育てる父として、夜勤含む不規則勤務をやっている父として、このドキュメンタリー作品を「社会風刺」ではなく「日本の日常」なんだと捉えました。

どのような方々が夜間保育を活用しているのか、複
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A.I.(2001年製作の映画)

5.0

自分にとって物凄く特別な作品。
昨年、数年ぶりに観たのですが、当時の想いが蘇り色褪せない。当時小学生の私が感じた愛情に、今父親の立場になった自分の想いがさらに上乗せの形となった。
レビューを載せたつも
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

4.0

「君の膵臓をたべたい」ではじめて見た2人が素敵過ぎて、キャストから期待大で鑑賞。予想を超える内容とクオリティで大満足です!

4人の高校生男女の少し複雑な恋愛ドラマ。何角関係みたいな、ありがちな物語に
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(2020年製作の映画)

3.9

邦画を久しぶりに観ました。
昨年公開の話題作。豪華キャストで綴られる、平成30年間の男女の物語。
2人の恋愛物語がだらだらと進むのかと予想してたら、割と個人的なストーリーが入っていくから面白かったです
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アルフィー(2004年製作の映画)

2.8

夜中に酒を嗜みながら、ほろ酔い気分で観るには丁度良かった。
プレイボーイのイギリス男がNYで女遊びをする中で気付かされたものとは?のラストが、???でしたね(笑)
滅茶苦茶イケメンなジュード・ロウだけ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

切り口の良い作品でした。
第二次世界大戦中のドイツを舞台に、ナチスに憧れる少年の成長を描いた青春モノ。
単なる反戦お涙モノではないのが評価ポイントでしょうか。悲惨さを主張せずに、あくまでもスパイスとし
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.4

胸糞映画というタレコミしか情報がないまま観た作品。情報シャットダウンして鑑賞して、まさに良かった映画である。

単純明快ではないが、それなりに分かりやすく、それでいて深みがある作品だった。クラシカルで
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

私は看護師として長年認知症の患者さんやその家族と関わってきました。自分の家族が認知症になって介護が必要となった経験もしています。
そんなことから、今作のテーマは、公開前から気になっていました。
また、
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.6

TV放送により2度目の鑑賞。
はじめは新作BDをレンタルして観た記憶があります。ぶっちゃけ初期シリーズのファンとしてみたら、肩透かしを食らう内容でした。というのも、リブートながら新たなエッセンスを加え
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

見事なまでの完成度!
胸の奥の感情をえぐられた!
また、感動は感動だが、ただ泣ける感動ではなくユーモアさも兼ね揃えていて、ラストほっこり笑顔になれた作品。

黒人と白人の友情モノ。
ここで描かれるのは
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

地上波放送をやると話題だったので、久しぶりに観た。
それでも2年前くらいに観た気がする(4歳の息子がすでに生まれていて一緒に観た記憶があるから)。

昔むかし、幼稚園児とか小学生とか、そのあたりに地上
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

3.5

リブート版「スタートレック」シリーズを駆け足で観てきて、早くも3作目へ突入。
前作が面白かっただけに、期待を膨らませて観たが、やはり前作たちを超える出来栄えではなかった…というのが率直な感想。
カーク
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スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

4.3

前作に引き続き鑑賞。
個人的に前作よりも面白かった!
SFとしての知性はもちろん、ラストは地球での肉弾戦もあり、様々な要素を散りばめた傑作でした!

悪役を演じたベネディクト・カンバーバッチ、私にとっ
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スター・トレック(2009年製作の映画)

4.0

スタートレック予備知識ゼロでの鑑賞。
世間の評判は良いがあまり観る気がおきず距離を置いていた作品だったが、本格的なSFながらライトに楽しめるものを探していてなんとなく…
期待値が低かっただけに、出来栄
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リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)

4.0

よくある歳の差カップルの物語ではあるが、これが大女優グロリア・グレアムの実話ということに驚愕。
クラシカルな内容を音楽や回想映像を上手く織り交ぜながらまとめ上げていた。
何より主役の2人、アネット・ベ
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.3

IQ高い天才だろうと人間関係が希薄だったり社会経験がなければ分からないことだらけ。上辺の知識はあろうと経験しなければ本質を理解出来ない。
そこは、子どもが子どもと言われるところで、いかにして大人になっ
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

トム・クルーズ主演の有名過ぎるシリーズ第1作目。
初期作にして人気No.1と呼ばれるゆえんがわかる、ハラハラドキドキのサスペンス色強めのアクション作品。
これぞ潜入スパイものの典型的な作品。
だが、し
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アジャストメント(2011年製作の映画)

3.8

運命は決まっていて、誰かが調整しているとしたら…というテーマをライトに描いたSFラブサスペンス。

一見、難しそうな設定に見えるが、説明もわかりやすく物語の展開も単純なため、コアなSFファンより初心者
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.4

スティーブン・スピルバーグ監督がトム・クルーズとタッグを組んだ本格SFクライム作品。

新たな映像技術とハートフルな物語が特徴のスピルバーグ監督。本作は彼らしくないテーマながらも、巨匠はやはり巨匠たる
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メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

3.1

キャメロン・ディアスが美人扱いされてるのは私にはよくわからなくて…よく見たら別に美人ではないよね?
でも、この作品観れば彼女のキャラクターやスタイルから魅力を感じました!

よくある下ネタありなラブコ
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ダイバージェント FINAL(2016年製作の映画)

1.0

眠い目をこすりながら、ようやく観終えたシリーズラスト。しかし、実際にはファイナルと明記しながらも大人の事情で続編制作が行き滞ってしまった結果、ラスト作品の位置づけになったみたい。

そんな背景をあとか
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ダイバージェントNEO(2015年製作の映画)

3.1

試験的な1作目からようやく本題に入ってくる今作では、大義を掲げる指導者との戦いとダイバージェントの存在理由についてもいよいよ触れられてきて怒涛の展開に。

予想していた戦争には至らず、あっけらかんとし
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ダイバージェント(2013年製作の映画)

3.5

ヤングアダルト小説の映画化というと、どうしても「メイズランナー」「ハンガーゲーム」に似てしまう。

ストーリーテラーは人の善し悪しがあるものの、なんとかラスト駆け足でまとめた感が強い。続編ありきの展開
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8

看護師として勉強になりました。

同じナースの同期が映画好きの私にオススメしてきた作品。しかし、それは7,8年以上前になるかな…当時は、確かアンビリーバボーで取り上げられた実話を元にした映画と知ってい
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