こつぶライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

全てを意のままに。

タイトル『死刑にいたる病』とはいったいなんなのか?そこに迫るミステリー。
連続猟奇殺人犯の冤罪について捜査する大学生。彼は捜査していた気になっていて、実は操作されていたなんて…(
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

アースラとトリトンで白飯3杯いけます!

原作未見ゆえ、物語は楽しめましたし、何やら物議を醸し出している件についても気になりませんでした。
普通にアリエル可愛かった!

under the seaとか
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.9

本当は自分が許せないんだよね。

いつもぶっきらぼうで怒ったような榊さん。「私、恋愛しないので」
その背景を描き、彼女が前に進むための物語。
広瀬すずさんがお姉さんになってる不思議感。自分も歳をとった
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

好きに勝る才能なし。

さかなクンの自伝的お話。もう突き抜けてるキラキラ感。
のんさん演じるミー坊の、魚が好きという純粋な姿に胸打たれた。

私の息子もよく変わってると言われる。
エレベーターや電車の
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

人は見たもの・聞いた事を自分の都合の良いように解釈する。
それぞれから見た怪物なる存在も、その人をよく知ることで怪物なんかじゃないことがわかる。
人と人とが理解し合うのって難しい。

①イジメ被害者の
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

ド派手なノンストップカーアクションを劇場で体験してきました。最高でした!

正直に言うと、あまり期待値は高くありませんでした。理由としては、前々作あたりからはストーリー構成に難を感じて飽きていたからで
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.2

カルマ、運命、因果応報。
『マグノリア』をSF大作にした印象。

キャストを見るとウォシャウスキー姉妹&トム・ティクヴァ監督の過去作に出演している役者さんが勢揃い。
かなり豪華であるが、名前に負けない
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人数の町(2020年製作の映画)

3.2

そこはパラダイスか?それとも…。

"人数の町"とは、その名の通りでしたね。
政治利用等、数によって左右されるようなパワーを発揮するために人が利用されていると。
食欲や性欲など、ある程度の生活は確保さ
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ハード・フィーリング!(2023年製作の映画)

3.2

性交渉未体験の男女の親友が、学校のカーストに左右されながら大人の階段のぼるまでを描く学園コメディ。

主役の男の子の冴えなさ具合がちょうど良い塩梅でしたね。
女の子は、ルーニー・マーラを少し子どもらし
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.8

警察大学2年生の親友同士が誘拐事件解決に奮闘するドタバタアクション&コメディ。
男臭く、男子校だったヤツらには突き刺さる作品。
姫救出に一度は敗れるも、鍛え上げてリベンジするあたりも少年漫画の王道な流
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

知的障害のシングルファザーが娘の親権を奪われる危機に。プライドの塊のような弁護士と共に法廷で戦う。
実直なサムの姿と娘ルーシーの絆に涙。ビートルズやクレイマー・クレイマーを絡めたセンス光る感動作。
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.8

バグズライフvsヒューマンライフ。
昆虫型宇宙人と人間との戦争を描いたSF佳作。
若者の青春と戦争SFを掛け合わせ、テンポ良く進むストーリーに、クリーチャーの造形やエログロを楽しめる。
昆虫たちも、可
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0

大切なものって無くしてから気づくよね。

出てくる人たち皆、良くも悪くも人間臭くて良かったです。
ただし、エゴ的な部分とかナルシズムみたいなところは見ていて不愉快でした。
つまり、長澤まさみさんが演じ
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さがす(2022年製作の映画)

4.2

タイトル『さがす』の本当の意味がわかるラストに鳥肌。

いきなり物語の肝となる父親の失踪から始まり、逃亡中の連続殺人犯と遭遇。そこまでかなりの急ピッチで描かれる。
展開が早過ぎて、2時間の尺まわるんか
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EXIT(2019年製作の映画)

3.3

毒ガステロから逃れるためにひたすらビル街をクライミングしながら進む男女のアクション。

就職できずうだつの上がらない先輩。かつて学生時代にふられた後輩に未だに未練タラタラ。そんな彼女を見返すつもりが、
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.5

シリーズスタートとなった前作はあまり刺さらず、続編どうなるか恐る恐る鑑賞。
やはりアクションは素晴らしい。CGではない、アクションがそこにあった。
演出も見事。しっかり心に響かせるものを作れている。場
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

5.0

邦画版『スタンド・バイ・ミー』
オジサンの回想。
昭和、夏、少年、冒険。
それだけでジュブナイル。

これを観て自分の少年時代を振り返れた。
セミの鳴くジリジリと暑い日、貸家のエアコンのない和室でやっ
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

27年振りの劇場版コナン鑑賞でした。
いや〜おもしろかった!!!
毎年恒例、コナンが観客動員数更新していく様は、正直「日本人、アニメばっか見てんじゃねぇよ!ヲタクが!」って気持ちでいましたが…すみませ
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ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.5

ないものねだり。
美しくも現実を生きられない37歳女性。
作家となって田舎町から飛び出したが、結局心は満たされないまま。
自分が1番輝いていた若かりしころの元カレとよりを戻すために故郷へ。

痛い女性
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キミとボクの距離(2016年製作の映画)

4.3

純粋な気持ちって素敵。歳を重ねるとピュアさはなくなってしまいがちだが、こういった作品に出逢う回数は上がる。いつだってピュアになれる。ぴゅあぴゅあはーと。

昔むかし『母をたずねて三千里』という物語があ
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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.5

遂にシリーズラスト。スケールの大きさは間違いなく1番であるが、いささか物語の構成がおざなりで、新しいキャラの魅力が落ちている。
とはいえ音楽は健在。ラストは予想していた通り、涙なしでは観られなかった。
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

3.9

前作の規模を大きくした形なので基本構造は一緒。ただし、切れ味するどいセリフとラストステージの感動は段違いにレベルアップしていた!!感動した!!

まず最初のシーンからビックリ。バラク・オバマ大統領やん
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.5

歌とダンス、何より学園コメディも相まって最高にクール。
アナ・ケンドリック、大好きです!顔というより、姿形ファッション全てドツボ。歌も上手くて神々しい。

個人的に盛り上がりは中盤のフーバスタンク使用
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.4

ニューヨーカーってこんなアホなん?ってイメージ持たせる系。良い意味で。これくらいのノリ、もちろんNYでは通じない場面が多々あるだろうが、誇張し過ぎるくらいがコメディにちょうど良い。

恋に恋するタイプ
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密林の悪魔(2017年製作の映画)

3.2

ベトナム戦争から時間が経った今だから創れたSFかと。
アイディアを活かした作品は短編に持ってこい。それを強く感じられる作品。
あの兵士は悪魔の力を得たのだろうか?
イーストウッド監督の『アメリカン・ス
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ラッカ(2017年製作の映画)

3.5

SF好きのディテールに拘る感じは流石だし、短編ながら先を期待させる感じゾクゾクしました。
確かに物語は中途半端ではある。
結局能力も分からないしなぁ。
人間に勝る地球外生命体の侵害に対して、人類はその
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ビルの楽しいクッキング(2017年製作の映画)

2.0

つまんなすぎた。
グロいにはグロいけど、どっちかっていうと笑えない気持ち悪さ。シュールではない、ただ引いた。

ブラザー(2017年製作の映画)

3.2

韓国のコメディはテンポ良いし、感動させるところとのバランスも良いから好印象。
マ・ドンソクの兄貴とイ・ドンフィが兄弟役。母親の死以降疎遠だった父が亡くなり、葬儀へ向かう最中で謎の女性を車でひいてしまう
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.4

いやー難しくてわからなかったなぁ。
男女の別れ話を描いたのかと思いきや…な、ミスリードを活かした作品。
ミステリアスで、先読み出来ないが、ホラーとも違う独特な雰囲気を纏った130分。
意味があるのかな
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

文句なしで面白かった!
コメディに突き抜けた爽快作品!
キャラ立ちも良いが、1番は脚本の良さでしょう!
こねくり回してよく分からなくなる作品が多い中で、話の主軸はブレずにシンプル。
ダメダメ麻薬捜査官
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

韓国映画らしい様々なジャンルが絡み合うヴァイオレンスSF。
ダークな序盤から記憶喪失の主人公を追う組織の手が迫ってきてからは怒涛のアクション。まるで『マトリックス』ではあるので新鮮さはないが、ミスリー
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

マリオの王道ストーリーを改変しなかったのが良かった。あくまでも子ども向け、それでいて誰もが知っているマリオたちの世界観は大人にも刺さる。
発売当時に流行った懐かしい曲もエモい。グッズにサントラ、絶対売
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.0

いや〜ジェイク・ギレンホールwww

豚さん大好きなので…つらかった!!!
ラストは、どうにか子孫繁栄に繋がるのかな?
エンドロール後もあるのでお見逃しなく!

オクジャがかわいかった。
ポン・ジュノ
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.8

切り口の良さが光ったSFサスペンス。
映像美が素晴らしい。特に虹色に輝くシマーと自然は桃源郷のようにも見えるし、夢心地に感じさせる。クリーチャーの造形も悪くなかった。

監督は『エクス・マキナ』でアカ
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.7

面白いとか、良くできたとか、そういうのではないんだけど、様々な要素が絡み合って複数のドラマがひとつに繋がる系としては、まずまず楽しめました。

序盤の藤原竜也と風間俊介の掛け合いは台詞が寒すぎだんだけ
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