二人の動きは常に予想がつかず、セリフも詩の引用が多いこともありほぼ支離滅裂。こういう予定調和と真逆をいく展開や画面外への接触などのメタ的表現など既存の概念を壊していく様子は、どこかこの時代を象徴するよ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
あんまり前情報入れて見ない方が良い。
どんでん返しというフレーズも良くない。返す方向そっちしかないから、たぶん分かっちゃう。
最初から続いていた緊迫の展開が、望まないラストへと落ち着いてしまった。ほぼスリラー映画です。歴代の小津の中でも珍しい雰囲気。
子供から見るとなぜか大人ってみんな偉大に見えるもの。ほとんどの人の場合、大人になればそれが錯覚であったと身をもって知るわけになるわけだが。
小津映画に出てくる子供が、相手が誰であろうと鋭く率直に物申す>>続きを読む
もはやこの時代の香港映画あるあるとなっている感傷的BGM。
今まで見た中でもトップクラスにショットの切り替えが早い上に映画自体も少し早送りしてる箇所がある(よね?)から見てる側にとっては落ち着く隙を>>続きを読む
一作目で掴まれないと、この膨大なシリーズを見る気が起きない…。こち亀みたいに70巻あたりから面白くなるのかもしれないけど。
笑いの本質を捉えてるからこそ面白い。
たまに見かける四六時中面白くしてやろうと試みた(ギャグ?)映画はギャグが面白いのではなく、2時間ずっと張りつめない緩やかな空気感に自然と(人間の本能的に)同調の>>続きを読む
仲代達矢、恐るべし。29でこれとは一体どういうことなのか。
数少ない、死ぬまでに映画館で見たい映画が1つ増えた。
旅行のついでに見た訳だが、もちろん全編イタリア語。意味は挨拶くらいしか分からないけど、メッセージは十分伝わった。
映像だけでも伝わらないのならそれは映画とは呼べないとから、この映画は良かったに違いな>>続きを読む