koumeinchelseaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.1

未だ多様性という言葉に幻想を抱いている人に是非見てもらいたい。多様性を否定してるわけではなく言葉の解釈の違いの話。まぁ多様性って言葉自体、矛盾してる撞着語っぽい感じするけど。他人は他人だからって言って>>続きを読む

生きものの記録(1955年製作の映画)

3.8

国立映画アーカイブで、黒澤監督が本作のタイトルを悩んだ様子が窺える直筆の候補集を見たことがあるが、それを知った上で見てみると選ばれたこのタイトルに込められた沸々とした思いが読み取れる。黒澤監督は決して>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

4.0

ある男。つまりこれは誰かに限定された話ではないということ。

多重に見えるテーマの根本は結局は同じであり、この問題は完全には終わらないということが示されているように感じる。素晴らしいです。

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.8

最近、素材を意識してご飯を食べていなかった。そりゃいただきますもただの呪文と化すわけだ。

映画館でこんなのを見て、喉が鳴らない訳がない。ごちそうさまでした。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

色んな障壁があまり誇張して描かれてないおかげで、いい意味でフィクションらしくない。粗い映像もやっぱり良さがあるね。

楢山節考(1983年製作の映画)

4.0

姥捨山伝説は本当だったのか?現代も形を変えて姥を捨てる行為は行われているのか?

奇妙な風習であり、単なる自然淘汰でもある。ある死は他の生に繋がる、こんな当たり前なことも現代文明を余すことなく享受して
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チャップリンの給料日(1922年製作の映画)

3.7

正直100年も前の作品に現代の感覚での面白さなど期待していなかったことを恥じたい。単にギャグセンスも素晴らしいが、アクションやら作曲やら喜劇王の名にふさわしい多才っぷり。

道を聞くシーンとか面白すぎ
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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

3.7

開幕早々、いつもの姿で雪山登ってるだけで堪えきれなかった。

霧幻鉄道 只見線を300日撮る男(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

利用客が減り、更に災害に見舞われれば廃線やむ無しなのは当然であるが、それでも地元の人たちと写真家で観光地化としての再興を目指していこう!

という展開ではあるがコロナの影響で今は厳しいわけか…。映画見
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あのこと(2021年製作の映画)

3.8

「TITANE」見といて良かった…というのは冗談だが、主人公の視点で描かれていて追い込まれる様子がリアルに痛いほど味わえる。「17歳の瞳に映る世界」と似たストーリーだが、二作通して見ると結局今の時代も>>続きを読む

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.6

なにこれ…。何かの風刺のように見えるが、よくわからない。

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

2人ババ抜きの様な映画。無駄そうに見えるけど実際に無駄、いやその無駄も悪くないかと。

期待通りの恋愛観会話劇。そろそろこのジャンルってサメゾンビ映画とかバイオレンス映画みたいに特定のコアファンの付く
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

良い意味で王道のパニック映画。注文した品が、メニューの写真通りそのまんま出てきた感じ。久々に欲しかった映画館でのハラハラ体験、期待通りで大満足です。