とさかさんの映画レビュー・感想・評価

とさか

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笛を吹く男(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ハーメルンの笛吹男が題材の本作。
私にとっては完全にギャグになってしまい最後の展開で笑ってしまった。
所々病気に対する偏見など社会的な要素をちりばめるものの、ハーメルンの笛吹男の要素をそれなりに忠実に
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ホラー的な部分で言うとあまり好きなホラーではなかった。
脅威を与えてくる主体が物理的に怖いだけで心理的にはあまり怖くなかった気がする。
ネタが明らかになるにつれてあ~そういうことなのねとなり、怖くなく
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.4

こういうことが起きたということを映像にしてくれるのが大事。
ただ心が痛かった。
撮影の工夫としては、とにかくカメラが動かない。ほぼ定点。
部屋の中の様子をただ無機質に切り取り続けるカメラが、子どもを守
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予告犯(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

物凄くスカッとした。
個人的に好きなシーンは女刑事とのやり取り。
刑事さんにはわからない世界がある。
バイタリティーを持って生まれたから、無気力な人間の理解ができない。
頑張れること事態が才能や環境に
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

演出が最高の一言。
人を怖がらせたり、気味の悪い思いをさせるのに通常は日が当たらず、じめっとした舞台を描きがちだが、ミッドサマーの舞台は終始明るい。
これが抜群に良かった。
ホラーを見に来ているのに明
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

精神病棟に入るまでが非常に長く感じた。
精神病棟に入った後もホラーが動き始めるまでにそれなりの我慢が必要。
ホラー展開が始まってからはそれなりに怖いのだが、暗すぎて視聴者にも何が起こっているのかわかり
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

障害・ハンディキャップに無理解な社会や人間の描写がリアル。障害に何らの配慮もされることなく冷遇されるジョーカーに物凄く同情する。
アメコミらしくない作品で、アクションシーンはほぼない。
カウンセラー・
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