おばけシューターさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

おばけシューター

おばけシューター

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イコライザー(2014年製作の映画)

3.3

今の時代には最早珍しめな100%Pureな勧善懲悪物。アメリカの人気ドラマシリーズの映画化らしい。

シチュエーション自体はかなり好きな部類だし、似た設定の96時間とか大好きだが本作は自分にはあまりハ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.0

最悪!面白かった!

事件のことは知っていたが犬を熱帯魚に設定変更してくれたおかげでなんとか最後まで観れた。
みたくないものを皿からはみ出るほど盛りに盛ったありがた迷惑な作品だが、どこまでがノンフィク
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.7

ずいぶん昔に何故死が怖いのかと考え抜いた末、経験上あるいは知識上身に付いている「あらゆることには例外がある」「永遠というものはない」という二つの絶対的事実を(いとも簡単に)乗り越えてくるから、と結論付>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.4

さすがよくまとまってた。登場人物全員に活躍の場を設け、笑えるパンチラインを散りばめる脚本と役者の「正解感」は安定
テーマや問題提起となると一気に中身がないと突き上げるのはナンセンスか。面白いんだからイ
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.2

忘れてました。
どうしたって初代には見劣りがちでも犬をたくさん出せば問題なし。ただ喋る犬は好みじゃねぇ

前作はウィルスミスの面白ムーブが引っ張ってた印象だったが今回はトミーリージョーンズもより光って
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.1

ニューフェイトと間違えて鑑賞したターミネーターn作目(nは1以上の自然数)。チャイルドプレイでいうとチャッキーの子どもが出てくるところくらい。わかりやすい例えですね。

過去作と比べると真新しさよりも
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.7

ハリーポッターがオナラの推進力で発射されるシーンで感動したことはあるか?俺はある

監督はBattlesやFoster the Peopleも担当したMV作家でそれ由来の音楽との親和性とカットのテンポ
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来る(2018年製作の映画)

4.0


面白かった!近年のJホラーなら一番かも!

全体的にクオリティ高くクールな作りで、その点これまでの日本のホラーと異なってて新鮮で良かった。
所々怖いカット(特にトイレのとこ。倒れ方やば〜)はあるが上
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.3

AKIRAとLucyを足して更に血とアクションを混ぜ込んだような韓国映画!かっこいい!

前半ほとんど不要なのと特に主人公の行動に合理性が無いのは気になったが、覚醒する演出やそれに付随する主人公の演技
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凶悪(2013年製作の映画)

3.7

個性派の三竦みが強烈に匂い立つ!

最も不幸なのは被害者であることは間違い無いのに、敢えてそこから視点を逸らし人生計画から逸脱していく主人公に集中させることで誰が最も可哀想で誰が凶悪なのかわからなくな
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マイリトルゴート(2018年製作の映画)

3.7

PUI PUIモルカーの監督が東京藝術大学の卒業制作でドロップした恐るべき短編!
羊の皮を被った児童虐待がテーマのダークメルヘンという時点でずいぶん尖ってるが、学生の分際(失礼)でフェルト人形で24F
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

2.5

実家で録画を鑑賞。

3Dアニメでもちゃんとジブリムーブを表現できててよかった。サクッと観られるのもいい。

が、脚本は本当にダメだった。
物語の軸になるところのアーヤの動機や他の登場人物の心変わりの
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

過激な映画に巧妙に偽装された犬映画
彼に残っている純真な心理のメタファー?知らん

レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

2.2

悪魔のいけにえの何度目かの新作。一応オリジナル作品の監督が担当しているので正当なシリーズではある。

内容はレザーフェイスの過去編であるが、一作目のババソーヤーではなく別の世界線の話ですね
ゆえにバッ
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地下幻燈劇画 少女椿(1992年製作の映画)

3.8

健康な人間は地獄へ落ちろ!

エログロ文化の代名詞的漫画の、かなり気合の入ったアニメ作品。
まず制作過程がすごい。ドラえもん映画やニャル子さんなんかの動画・絵コンテを担当した原田浩氏が、スポンサーやA
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映画 怪物くん(2011年製作の映画)

2.2

#宇多丸が酷評してたからみたやつ

ドラマ版(大麻くんが大野やったみたいな噂流れた時期に「薬物くん」とか言われてたな)観てませんが、同じ感じなんでしょうか?

なんというか、映画作品としてみると明らか
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.7

学生の頃友人にオススメのコメディを聞いたらオススメされた作品。
「デブが走りまわっててウケる」みたいな脳筋コメントで油断させられた(意図的だったかは不明)が、本編みてかなりビックリした記憶がある。そん
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ソウ3(2006年製作の映画)

2.9

前作までが良かっただけにただ痛いだけの映画になってしまったのは残念。痛さが増しているという意味でそっちの需要はあるのか?いずれにしろ客層を大きく分けたと思う

ソウ2(2005年製作の映画)

3.8

無印より先にこちらを観た故の補正があるが、オチに本当にびっくりして、素直に面白い脚本だなと感心した思い出

私はゴースト(2012年製作の映画)

3.5

Kickstarter発のホラー映画。
意味わからん部分もあるが、二週目見るとなかなか練られてるナァと思う。卵2つってそういうことね。
エミリーは確かに、”成仏”できたんだろうね。ただし仕様が思ってた
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.8

アメリカでの「面白い映画ランキング」で一位に輝き続けた作品。確かに面白いが、解説をみてその技巧レベルに2度ビックリ

女優霊(1995年製作の映画)

3.8

(追記)
再度視聴。ラジオで言われてた「想像の中で、思い出すほどに怖くなる」という表現が非常に的を得ていると思う。


のちにリングを撮る中田秀夫監督の元祖ジャパニーズホラー。
言わずもがな現代作品ほ
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呪怨(2002年製作の映画)

3.1

白い肌に長い黒髪、着てる服まで貞子に寄ったヴィジュアルながら不思議とイメージが被らない伽倻子のキャラ作りは上手く、後々ライバルと戦わされるのも必然だったという気がしなくも無い。やっぱりしない。
ストー
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.4

あれだけ評判だった一作目を超えることは困難でも若干ベクトルを変えて易々と対比させないというディズニーの得意とする手法が光る。
それ以上に映像技術の進化も目まぐるしく特に流体の表現は最高峰で美しい。
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キラー・メイズ(2017年製作の映画)

2.6

ミニシアターでトレイラーをみて、ずっとみたいと思ってた作品。
いざみてみると、「段ボールで作った迷路の中に迷い込む」というアイディアだけでとりあえず撮ってみたって感じの作品で
それってまるで…

血飛
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

2024/2/3 また観たので記録

・最後、たくさんの豚の中に両親がいないことがわかった理由
…髪が無かったから…というのは冗談で、この点は湯婆婆との関係について立ち返る必要がありそうです。湯婆婆は
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ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

3.4

前作のレビューを書くために見直そうと思ったら最後の方で続編みてることに気づきました。初鑑賞です。

記憶が正してければ前作よりもギャグが多めであるが、前半は嫌いじゃないがあまり捻りがないように感じた。
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.8

同じ1日を繰り返すという設定のコメディだがコメディに留まらず、気が触れてモグラと心中するような深い絶望感まで描いているのが物語を際立たせるが、良いか悪いかは判断が分かれそうなところ。個人的には好き。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

一見(短気で無気力なだけの)つまらない男の過去が明らかにされる事でその暗い態度には相応の理由のあるものだと説明されるという構図自体は奇抜ではないが、その理由自体とそこにフォーカスした精緻な脚本により説>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

面白い!
悲劇の天才アランチューリングは現代に続いている数学やコンピュータの礎を築いた数学者であるが、代表的な仕事は停止問題、チューリングマシーン、そしてチューリングマシーンである。
停止問題とは、現
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ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

3.4

めちゃくちゃアクションもちゃんとしてるのに、ミスタービーンが戦ってるようにしか見えない。30年かけてコツコツ積み上げたビーンのキャラが強すぎた。

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

3.3

前作よりストーリーに重点が置かれてる分、ミスタービーン的ギャグがナリを潜めて若干洒落た演出に寄せてる印象。超下品なカットとかは少ないですね。いい意味で。
ストリートパフォーマンスのシークエンスはオリジ
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ビーン(1997年製作の映画)

3.5

誰とは言わないがホリエモンと氏の対談動画をみてこの映画を思い出した

絵画の修繕は予想を上回る出来でさすがはMr.ゴーン。猿にされたキリストのフレスコ画が全然マシにみえる
5000万ドルもする絵をめち
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ソドムの市(1975年製作の映画)

2.9

歴史に残る問題作としてタイトルだけがやたら引用されているのをよく見るが、内容については知らなかった。
結局上映禁止になったとか、監督が極右に暗殺されたりとか、日本で猟奇殺人を起こした犯人が本作に影響さ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

有名な”初心者におすすめ元気が出る映画”コピペに名を連ねる作品。いわく、「女版はじめの一 歩。ボクシングで成り上がるサクセススト ーリー!!」。やめなさいよ(笑)

この映画では悪役は明確に描かれるも
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