koyamaxさんの映画レビュー・感想・評価

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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観てからだいぶ経ってしまったのは
良かったことは良かったのですが、どう良かったのか
言語化できてなかったということに尽きるのですが、、。

こう言ってしまうとあれですけど
トイレの清掃員に憧れはなかっ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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尊い。けど。
男はつらいよ。女もつらいよ。

PART1は、行き場のない母子のやるせなさに満ちた映画でしたが
PART2もまた、男と女のやるせなさに満ちた映画でした。


シャラメ扮するポールと取り巻
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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世界を変えるとどうなるんだろう。

「これまでを破壊しながら創造しているのか
これからを創造しながら破壊しているのか。」

世界の構造そのものに注目し、それを丸ごと再構築する
毎作まるで映画を使って新
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THX-1138(1971年製作の映画)

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精神と肉体の管理からの卒業目指して。

スターウォーズの監督とは思えない(いい意味で)
ディストピアな世界観。

機械に支配されても尚、
人は人を愛することができるのか?

ということで、
近未来の管
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運命の女(2002年製作の映画)

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運命の女というか不貞の女。(原題もこれ、不貞。ストレートすぎる^^;)

あの日あの時あの場所で出会わなかったら、、
二人はあのときのまま、、、。

どこかの月曜9時みたいな導入ですが、

いっちゃ悪
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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ゲームが人生のメタファとするならば、
むしろモブなりの生き方も観てみたい。。


(だいぶ前に観た映画ですが。。感想が出ていませんでした。)
ほんの数ミリ踏み出せば、自分も世界も今と違う新しい可能性に
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マンディンゴ(1975年製作の映画)

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いともたやすく行われるえげつない行為。
そのまんまですが、、。(©︎一応荒木先生。。)

このフレーズをそのままこの映画にも、自分自身にも捧げたい。。


アメリカ19世紀半ば。南北戦争より少し前の、
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暗殺の森(1970年製作の映画)

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揺れる思い。揺れる光と影。

時代、性、イデオロギー。正常と異常。過去と現在。
様々な状況に翻弄される
そんな想いをそのまんまビジュアル化。

様々な苦悩と葛藤を光と影の形として抽象化した映像が印象的
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眼下の敵(1957年製作の映画)

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敵の思惑を読み合う将棋みたいな。
相手を強く思うって意味では恋の駆け引きみたいな。

第二次大戦下、
海上のアメリカ海軍駆逐艦VS海中のドイツ海軍潜水艦
というシチュエーションということで、、

戦闘
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デスペラード(1995年製作の映画)

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とにかく、無駄っぽい要素が多いのです。
でも、なぜかそこが謎の個性になっていて「無駄に面白い」^^;

恋人を殺されたマリアッチの復讐劇なんですけど、

全編にわたって
凝りすぎ
やりすぎ
無駄死にが
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ほかげ(2023年製作の映画)

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想像してみます。
殴っても殴られても、痛みは続くよ。

鉄から刀、そして銃、「都市」を経由し、
「心と身体」の痛みに向かい続けてきた塚本監督作品。

「人を殺す」可能性を示唆するあらゆる暴力的なものを
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

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侮れない恐怖。

ベトナム帰還兵、PTSDに悩まされ、
夢と現実を彷徨う先を描く。。


エイドリアンライン監督といえば、
「ナインハーフ」「危険な情事」
「謎の異性に出会ったことで異常体験をする」2
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(2023年製作の映画)

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「不謹慎」さに和む。

パワハラとセクハラの概念ばかりが必要以上に独り歩きしている気がする昨今。
反感買わないように忖度する。表現規制する。

そんなもんどうでもいいんだ!

とばかりに
たけしが元気
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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君たちはどう死ぬか

と言ったかどうかわかりませんが、
鬼才ギャスパーノエが描く「老いと病、薬と死」終焉の渦。


毎度、正視に耐えない悲惨な状況、展開が多いのですが、
今回はいつになくPG12指定と
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危険な情事(1987年製作の映画)

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ワンナイトカーニバル ビヨンド 地獄!

一夜の恋VS宿命の絆
相反する男女の世界観、壮絶なバトル!


再鑑賞。


家庭持ち男のワンナイト。。。
はっきり言って、民法上の不法行為に間違いありません
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

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ディストピア近未来では
どんな夢をみるのでしょうか?

世はまさに!大弱肉強食時代^^;
人口増加。格差社会。
食べ物が不足している世界。
それを解消するべく、ソイレントグリーンという合成食品が配給さ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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ゴジラVS朝ドラ

戦後舞台の朝ドラにゴジラがやってきた。という話。。

たたかう相手はゴジラの向こう側にいる自分、過去。

色々あって、、

戦えなかった俺→戦う俺になる!
集約しているところがわか
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ナインハーフ(1985年製作の映画)

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男の妖気に巻き込まれ、理性のタガが神隠し。
街の煙、夜の雨、野菜やフルーツでさえがエロくなるフィルターをのせた9週間半。

今作もエイドリアンラインの真骨頂とでもいうべき
シルエットとスモーク、そして
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ぼんち(1960年製作の映画)

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市川雷蔵VS女性たち
放蕩の限りを尽くす男は果たして「ぼんち」になれるのか?

「若尾文子を観る」一環で鑑賞。
ですが、市川崑、市川雷蔵、京マチ子、宮川一夫を視る系譜にも繋がり。
原作山崎豊子。そのほ
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

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その一歩。エピソード0

有名なダンスシーン、オーディションシーンしか知らなかったのですが。。

貧乏ながらも明日を夢を見てダンスに明け暮れて、ライバルたちとの凌ぎ合い。
最終的に自分のやりたいステー
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復活の日(1980年製作の映画)

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ただ一人。
世界をひたすら歩くには事情があってだな。。


DVDジャケットがかっこいいので鑑賞。
ウィルスパニックの世界。

コロナの影響など、ウィルスによって起こりうる世界の混乱の可能性をこの頃す
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スリザー(2006年製作の映画)

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適者生存。

田舎、ゾンビ、触手、グロ、なんとなくエロス、SF侵略ホラー要素など全部もり。

こんなこと言うのもなんですが、あんまり何も考えなくてよくて、
ぶっちゃけそんなに面白くない。というのがすご
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

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家畜化された我々のような。
本来の我々のような。

ある意味で誤魔化しの効かない超絶な作画。
結構前に見たので、設定などはほぼ忘れ。ですが。
以下はこびりついて離れない強烈な記憶。

神の如き、超俯瞰
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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「舐めてかかったらとんでもない。」と思わせる映画。

今更感ある鑑賞ですが。

駄話と過激な暴力アクション。
タラさんの派生的展開なんですけども

主人公二人を全然すごいと思わせない。
舐められた生活
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

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Aiに愛はあるんかい?みたいなとこから始まって。

人間の知的産業が機械にとってかわられる時、
人間は機械と共存するのか、脅威に思うのか?

絵空事ではなく、リアルにビジネス、教育、医療、芸術 恋愛と
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東京おにぎり娘(1961年製作の映画)

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頑固親父のテーラー潰して娘がおにぎり屋を始めました。

お話しの流れは
大体「最高殊勲夫人」と同じで
縁談に乗り気じゃないあややに複数人の候補。
その中のあややのお相手の一人は川口浩も同じ。
何千回も
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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忙しい仕事。
子供には、iPad YouTube 観てもらう。
その間は集中して、子供の手間かからないから。
正直よくあります。

という共感率120%くらいの導入が秀逸でした。

あるある、からの〜
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浮草(1959年製作の映画)

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終わりゆく何か。予定調和と虚無。
諦念の先に残る何か。

「予定調和」という意味を改めて考えたくなる笑

旅芸人一座の悲喜交々。。。


小津にわかから観る「静かなイメージ」を大きく覆す、
割と感情の
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女経(じょきょう)(1960年製作の映画)

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タイトルからして意味深め^^

社会と男に対して「女の生き方」で立ち向かう三者三様オムニバスです。

耳を噛みたがる女
物を高く売りつける女
恋を忘れていた女

サブタイトルも想像力を掻き立てられます
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赤線地帯(1956年製作の映画)

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女の知らない女の世界。
男の知らない女の世界。

売春禁止法に揺れる夜の街

「たった一人であやや映画祭」の一環で鑑賞^^;

お色気満載な遊女=エロス的なイメージを掻き立てられるものの、

敷居を跨
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バービー(2023年製作の映画)

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「もう一つの、今まで気づかなかった世界がある。」

ということで、、
ピンク色をたくさん使っている世界ということで鑑賞しました。

バービーランドの絵面はとっても楽しげで良かったです。
西海岸のココナ
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祇園囃子(1953年製作の映画)

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祇園の世界。
伝統芸能、舞妓、芸妓の真実。

取り沙汰される事案が今と全然変わってない^^;
昔がヤバい、今がヤバいというよりも、
こうしたものはずっとあって、今はようやく声を公にすることができる土壌
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

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それぞれ言いたいことをはっきり言う人たちが揃って小気味よい笑

見てて楽しいんだから、そこに生きてて楽しいんだろうなという雰囲気で。

商事会社御曹司の三兄弟と中流家庭三姉妹のラブコメ。
上の二人が結
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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まさにインディジョーンズ^^

インディージョーンズっぽさを踏襲した正当続編でした。

インディぽいとは、、、


ネタバレ?あるかもしれませんが、、、


・最初からピンチ。
・癖強い女に翻弄される
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青空娘(1957年製作の映画)

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心の中の青空を見る。

にわかなんですが、
「増村保造で爽やか」ってありえるの?

と思っていましたが、、
うっかり爽やかあややのファンになってしまいそうです笑
(ミヤコ蝶々夫妻も素晴らしい)


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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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「諦めない心」というか「執着」

二ヶ月前に鑑賞。。

ストーリーは大雑把なところしか覚えていませんが、、^^;

修行中、同じシーケンス(?)ステージ?を何回ゲームオーバーになっても
諦めずやり直す
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