『ほえる犬は噛まない』でしょうか。
草彅剛の底の知れなさあっての作品。
そこにエンケンさんもヤン・イクチュンも配置すれば、とっ散らかって整理できないのも仕方なし。
悪い評判しか聞かず、ハードルを下げての鑑賞。
それでもギラギラした当時のLAの街並み、逞しいライアン、闘う漢たち、、、グッとくるぜ!
ノワール感は薄く、ルックスだけの映画なのは間違いないけれども、>>続きを読む
ウルトラセブンの「ノンマルトの使者」の様な傑作クリーチャーホラー。
古代より地下で文明を築いてきた先住民族(作中ではマウントウォーカーと呼ばれる)と、あるアメリカ人一家の家族VS家族の哀しき争い。
東映お得意のプログラムピクチャー。
きちんとお色気あり、観光映画としてもの配慮も忘れず、大泉洋も締めるところは締める!
安心して観られる、お父さんも満足の一本。
想像の範疇を超えませんが、笑えて温かな気持ちになるヒューマンドラマ。
「よい映画」でした。
自然災害の凄まじさはハリウッド産のパニック映画を凌駕しており、正直緊張のあまり気分が悪くなった。
だからこそ、その後の「母をたずねて三千里」的なドラマの感動が真に迫ってくるのだろう。
私はおいおい>>続きを読む
あまりに空虚で中身が無く、「それがスプリングブレイクだろ?」とか言われると返す言葉もないのだが、やはり面白くはない。
ブリトニーの件とかは笑えるのだが面白くはない。
火力もカーアクションも肉弾戦も十分に楽しめる。
正に血沸き肉踊る素晴らしいアクション映画。
キム・ジウンは俺たちの見たい映画をわかっている!
サービス精神に溢れた、血と肉も盛り沢山の、そしてオリジナルを程よく再構築した娯楽ホラー映画。
とは言えスラッシャーは得意ではないもので、、、
ラストの大感動を目の当たりにすると、冒頭のかったるさもすべて輝かしく見える。
久々にさめざめ泣いた。
1995年の東京がふと俯瞰で見ると紛れもない2012年の東京で、その1ショットでつい冷めてしまうものです。
良作でしたが気になる箇所が多々あり、惜しい作品。
嫌いではないが肌に合わず。
米国経済と気怠いトーンとうんざりする会話と
作中に所々配置された漆黒の余白。
拭い切れない緊張感。
ああ、洗脳のなんと恐ろしいことか。
とにかく冒頭の短編『紙ひこうき』を観るだけで、本作を観る価値はあるはずです!!
ビン・ラディン暗殺を遂げた後のジェシカ・チャステインの表情、三時間の長い道程を歩んだ観客もここで救われるだろう。
『スプリング・ブレイカーズ』『チェリーについて』など常に軽薄で胡散臭いジェームズ・フランコ。『オズ〜はじまりの物語』のオズは正に適役。(しかし猿とばかり共演してるな)そしてサム・ライミの映画愛に満ちて>>続きを読む
後半の怒涛のあまりにサービス過多なサスペンス描写に少し盛り下がるものの、それでも十分に楽しめる娯楽映画。
破壊と再生を繰り返してきた大都市東京の味気なさを再認識すると共に、各登場人物たちの現代の図(2005年頃でしょうか)にほんのり湿っぽさを覚える。
案外客観的に世之介を描いていた原作小説に比べると、>>続きを読む
冒頭の航空パニックと、腑抜けのデンゼル・ワシントンが白い粉を吸引した途端にスーパーヒーローに様変わりする描写。これだけでも『フライト』を観に行く価値はあるのではないでしょうか。
あれ!?定番の若者たちと山小屋シチュエーションなのにホラーじゃない!??
それでも血沸き肉踊る面白さと快感!!
是非、予備知識を入れずに劇場へ!!