こざらさんの映画レビュー・感想・評価

こざら

こざら

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.0

キャラクターの下準備をせずに、MCUの展開を真似ている印象を受けました。ストーリーもグダグダだし、キャラクター性もブレブレです。ただ、CGの良さで最後まで飽きずに観れました。

マイケル・ベイ監督の頃
>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.0

TVシリーズの単なる延長ではなく、映画のフォーマットに合わせて映像表現を最大限に拡張した作品です。そのため、劇場での視聴をオススメします。

まず、音響が最高でした。本シリーズがサラウンドになるとここ
>>続きを読む

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.5

ずっと楽しみにしていた、ロルカン・フィネガン監督最新作を満を持して視聴しました。

演出やオカルト設定の面白さは前作に引き続きで、観ていて飽きませんでした。現実をうまく投影したようなストーリーも良かっ
>>続きを読む

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.5

劇場版アニメは、「原作ファン・シリーズファンをどれだけ劇場に連れ出せるか」が重要だと思っていました。

しかし本作はその逆で、「劇場版ファンをどれだけ原作に引っ張り長期IPに出来るか」を重要視して作ら
>>続きを読む

ハイキュー!! コンセプトの戦い(2017年製作の映画)

4.0

月島くんの感情を表現する演出が半端じゃないです。音響、カメラワーク等、どれを取っても、あのカットは最高でした。

何度でも見返す作品になるんだろうと思います。

ハイキュー!! 才能とセンス(2017年製作の映画)

4.0

これまで数々の総集編を観てきましたが、一番良い総集編だと思いました。本シリーズを知る上で必要最低限の要素だけを切り取りつつ、今作における一貫とした軸がしっかりとあるので、とても感情移入がしやすかったで>>続きを読む

ハイキュー!! 勝者と敗者(2015年製作の映画)

4.0

キャラクターデザインとテンポの緩急が完璧すぎて、見せ場の度に感情がブワっと引き出される感覚になります。

各キャラクターがとても早いペースで成長していくので、物語の展開もずっと熱い状態を維持出来ている
>>続きを読む

アンノウン: 宇宙の起源に迫る、究極の望遠鏡(2023年製作の映画)

3.0

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で撮影した写真を始めて観た時、大学生だった自分はとても興奮したことを覚えています。

「この写真の、このプロジェクトの何が凄いのか」を再認識することができ、楽しかったです
>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

4.0

ファンムービーと捉えれば最高の作品です。
80年代レトロ感のあるデザインそのままに、最新技術が織り交ぜられたガジェットの数々は、興奮せざるを得ませんでした。「ゴーストバスターズ」のビジュアルがどれだけ
>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.5

吉田さん脚本に惹かれ鑑賞。原作未読なので、淡々とカオスが描かれると思っていましたが、とても整理された設定と脚本で、こんな世界に日常を感じることが出来、驚きました。

UAPと共存(?)する日常世界とい
>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.0

ミアの、少し背伸びをしてしまうところとか、勝手にわかった気になってしまうところとか…若者ゆえの未熟さ(?)みたいな部分にとても自分を重ねてしまいました。

ドラッグ文化が海外と比べれると浸透していない
>>続きを読む

犬人間(2022年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃ気持ち悪い、ネジがどこか外れていないと思いつかないラストですね…。中盤の何気ない会話シーンがこの展開の伏線になっているとは…全く気付きませんでした。

設定、展開、尺などはホラー映画として
>>続きを読む

機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-(2005年製作の映画)

3.0

「機動戦士ガンダム」では120分以上の尺があったので、ある程度丁寧に描かれていましたが、今作は90分強の尺しかなく、ストーリーラインがゴチャゴチャしています。

総集編版「ガンダムSEED」同様、初見
>>続きを読む

機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ロボット系の作品なのに、最終決戦ではロボットを使わない作品は、面白いという謎理論が自分の中で確立してきました。

結局は生身で心をぶつけ合うという展開は、敵味方共にしっかりと深掘りをして、各キャラクタ
>>続きを読む

機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

3.5

かなり古い作品ではありますが、私が観た「ガンダム」シリーズの中では一番わかりやすいです。

各キャラクターに焦点を当てた話がしっかり描かれているので、敵味方関係なく皆好きになっていきます。

だからこ
>>続きを読む

機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

3.0

今作は、ニュータイプという設定を用いて、死生観をテーマにしていますが、全体を通して掘り下げが足りないため、とても浅く感じます。

特に、NTのキャラクター達は深掘りされないので、しっかりと深掘りされて
>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『キングスマン』のマシュー・ヴォーン監督が新たなスパイ映画を作ったかと思えば、まさかの『キングスマン』シリーズでした!?

今作の『キングスマン』要素は単なるセルフオマージュやメタ的表現に留まりません
>>続きを読む

大室家 dear sisters(2024年製作の映画)

3.0

「ゆるゆり」は全く知らずに初見で本作に飛び込みました。数年前であればOVA作品だったであろう短尺の作品で、映像業界の移り変わりを感じます。

脚本の横谷さんが今作のテイストにとても合っていたと思います
>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.5

スクリーンでの初ガンダム。20年分の映像技術進歩を体感することができ、大満足の時間でした。

歴史の長いIPかつ、20年前に放送していたシリーズの続編ということで、万人受けするような作品にはあえてせず
>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション それぞれの剣 HDリマスター(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

再び決別するアスランとキラ…どちらも正しくてどちらも間違っている。この展開を前作のメインキャラでするからとんでもなく物語に深みが出ています。

展開が面白すぎます。続きが楽しみです。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 HDリマスター(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

4部作に分けたことで、前作と比べ、とても丁寧に展開されるようになりました。

SEEDで一旦決着した戦争がまた勃発してしまう展開はとても考えさせられましたし、ここを丁寧に描いてくれて良かったです。

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 鳴動の宇宙 HDリマスター(2020年製作の映画)

3.5

"何"が起こったかは一通り分かるようになっていますが、3部作にわたって"なんで"起こったかが分からないです。その展開に至る動機が大きくカットされているので、視聴時間をケチらずにTVシリーズで見ればよか>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 HDリマスター(2019年製作の映画)

2.5

流石に21話分を90分にまとめるのは無理があるように感じました。世界観も説明しきれていないように思います。

ただ戦闘描写を存分に楽しむことが出来ましたし、キラとアスランの関係性や戦争の残酷さなどガン
>>続きを読む

>|