モンペの末路。
良かったとは言いづらい作品。
最後の怒涛の展開にはさすがにちょっと無理あったかな。
COCOちゃん演技初挑戦とは思えない。
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普通の人に擬態化して生きる女子高生と、普通を知りたい変人予備校講師の普通化大作戦って感じのストーリー。お話全体がなんだか可愛い。ちょっとワガママで我が強い女性となんだか情けない男性が繰り広げるテンポの>>続きを読む
毎回思うけど沖田修一が手掛ける作品は沖田修一にしか撮ることができない。今回もとにかく素晴らしかった。
こんなに愛おしくてギュッと抱きしめたくなる作品は沖田修一作品だけ。この監督の作品は私からもともと少>>続きを読む
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藤井道人の演出力がさらに際立つ作品。
綾野剛も刺々しい芝居からどんどん味のある渋い芝居になって幅の広さを感じた。
磯村勇斗と市原隼人もラストの表情が素晴らしくて、役者としての良さを実感できた。
19>>続きを読む
どうしても武田鉄矢演じる欽也のキャラクターを受け入れられなくて、どんどん嫌いになってきてしまって終盤前までモヤモヤしながら観てしまったけど、最後の倍賞さんの表情ですべて浄化。私にとってこのロードムービ>>続きを読む
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東京にも椎名の記憶の中にも存在することが出来ない"私"の話。
東京はダメでも、あの時世界の中心にいた椎名の記憶になら存在しているのではないかと微かに願ってしまったんだよね。
私にも椎名がいるから、少し>>続きを読む
料理屋で、お互いの表情から心を読もうとするあの視線とカット割がめちゃくちゃ好き。そのあとにあった別日の料理屋での今ヶ瀬と夏生のやりとりも素晴らしい。
食欲を満たす場で、食欲とは違う別の欲を曝け出す感じ>>続きを読む
犯罪者かもしれないけど生きていてほしいという望みと、殺されているかもしれないけど無実であってほしいという望み。
規士への想いはそれぞれ違っても、登場人物みんなが規士という存在に望みをかけてた。
静かに>>続きを読む
正直、今まで特別、草彅剛のお芝居を上手いと思ったことがなかったけど、今回のお芝居は本当に素晴らしかった。彼無くしては語れない作品。
一果がバレエを踊るシーンでは、『花とアリス』のあの透明感と初々しさ溢>>続きを読む
チャレンジ精神伝わるカメラワークとキャストの本気がスクリーンからひしひしと伝わってきて、久しぶりに純粋に映画を楽しめた気がする。想像以上に見応えのあるスポーツ映画だった。
永瀬廉は決してずば抜けて芝居>>続きを読む
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消えない傷がついた顔、人間扱いされない人種、ゲイ、反ナチス。
第二次世界大戦真っ只中のドイツではすべてが醜い者だったかもしれない。ジョジョとエルサが静かに体を揺らして踊るシーンに醜い者はいなかった。た>>続きを読む