ききけさんの映画レビュー・感想・評価

ききけ

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戦争と平和(1956年製作の映画)

4.0

美しきロシア、戦争で踏み荒らされる絶望。オードリー・ヘプバーンの笑顔がなんとも純粋な温かい微笑みで、これは色んな男に言い寄られるのも納得。

信仰が様々なところに根付いてる。美しい。

3096 Days(2013年製作の映画)

3.5

『ガール・イン・ザ・ボックス』を思い出した。

同じ部屋の場面が長く続き、追体験させられるような気分。この何千倍もの時間を実際に過ごしていたとは、本当に恐ろしい。今もどこかで沢山いるんだろう。

ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)

4.0

FFコッポラがちゃんとアーティストしてる。なんとなくBeat ItのMVが頭によぎる。

生まれる場所と時代さえ違っていたら。

駅馬車(1939年製作の映画)

4.5

うわー!面白い!映画として最高すぎる。

前半に何か起こるしかないであろう要素が散りばめられる。些細な雑談が変わったヤツらの人間性を浮き出しにする。ラストシーンは『用心棒』のようで、嵐の前の静けさが堪
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.6

世界観が面白いから退屈せずに観れる。チェスの戦いはハリーポッターってよりもデスゲームドラマにありそうな展開で笑った。ほうきの授業も先生の管理ガバガバで生徒死にかけてて、死生観がユルユルでよかった。10>>続きを読む

聖衣(1953年製作の映画)

4.5

スコセッシが子供の頃に衝撃を受けたということも考えながら観てみると、とても感慨深い。

死をも恐れぬ心の王国。

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

4.1

あまりに有名な曲。オープニングがめちゃくちゃ恐ろしい。胸が痛くなる。

スペル(2009年製作の映画)

3.8

ウジがぶわあーって出るのこれか。面白ホラー。

猫が。

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

4.2

こんなにも恐怖と胸糞を覚えさせられたのは久々。ベティ・デイヴィスの怪演が嫌ほど素晴らしい。こういう役のために生まれてきたのでは無いかと。『イヴの総て』での演技も良かったが、これは更に拍車を掛けているよ>>続きを読む

八月の鯨(1987年製作の映画)

3.9

美しい空間がずっと流れてた。
変わらない岬、変わらない海、変わらない姉さんの白鳥のように白い髪。窓のやり取りによって、まだ人生が終わってないことを告げる。

ツイスター(1996年製作の映画)

3.5

なんだこの茶番は...!竜巻に人生捧げられる大人達はかっこいいけど。

フィリップ・シーモア・ホフマンがフィリップ・シーモア・ホフマンしてて良かった。

昼下りの決斗(1962年製作の映画)

4.0

聖書の引用勝負おもしろい。男が野蛮な奴しか居なくてギルがまともに見えてくる。ロケ地選びが素晴らしい。特に終盤の湖のほとり。

悪者には悪者なりの矜恃があって、カッコイイ。悪党がカッコよかった時代。

イヴの総て(1950年製作の映画)

4.2

どの女優もオーラが凄い。ベティ・デイヴィス好きすぎる。

『ナイトクローラー』を思い出した。

恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.4

ヘレン・ハントの演技が良すぎた。

よくあるハッピーストーリーは物事が難なく上手くいって、浮世離れした出来事が起こるのに対して、メルヴィンは強迫性障害持ち、キャロルは病弱の息子持ちで満身創痍、サイモン
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グロリア(1980年製作の映画)

4.4

ジーナ・ローランズが本当に良い。

あれ、ねこチャンは...どこに行ったの...?

失われた週末(1945年製作の映画)

4.3

ヘレンの愛にやられた。ドンのアル中演技が本物。グローリアの癖ある人物像もとても好き。

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.8

光の使い方がとてもすき。悪夢の中にある現実というより、現実がどんどん悪夢に侵食されていく感じが良かった。インセプションとサイレントヒル混ぜた感じ。後半は悲しい話へ。

設定や演出はとても好きなんだが、
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.9

歳とったメンヘラは本当に観ていて辛い。
女優の演技、大迫力。

戦場にかける橋(1957年製作の映画)

4.0

サル、ゴリラ、チンパンジーの空耳で有名な曲。この時代の映画にしては国際色がとても強くてとてもびっくり。橋作りを巡って起こる争い、友情。

ラストは虚無すぎて哀しい。

狩人の夜(1955年製作の映画)

3.9

子供達が主人公なの良い。階段の場面とボートの場面は些細な演出だけでこんなにも怖い。

聖書と悪魔、狼と羊、梟と兎、朝と夜。殺人鬼が眠らなすぎて恐ろしいや。

アルビン/歌うシマリス3兄弟(2007年製作の映画)

3.5

実写×アニメーション。喋るシマリスが可愛すぎる。主人公のソングライターもなんだかんだ良い奴で好き。

ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

3.7

どんなに装ったブルジョワ達も、食欲や性欲、睡眠欲に振り回される、野性的で、人間的。それをコメディ調に。

田舎道のシーンが虚無って感じですき。

プロジェクト X(2012年製作の映画)

4.0

高校生がバカ騒ぎするアホ映画。正直結構すき。『ハングオーバー』の高校生バージョンみたいな感じで、製作がトッド・フィリップスなのも納得。

ただただ犬が可愛そうで笑えてくる。

ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録(1991年製作の映画)

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『地獄の黙示録』をはじめて観た時、これは映画を超えたなにかであるという確信と共に、制作裏こそが戦場に違いないと感じていた。今回はそれが明らかになった。

一言で表すなら、フランシスの妻が言った「反対側
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欲望(1966年製作の映画)

4.0

奇抜で、意味不明で、圧倒的。

観ることによってこの世界に巻き込まれ、今観てる景色・モデル達の行動がどういう意味を持ってるのか、カメラマンは何を考えているのか、、というのを強制的に考えさせられる。台詞
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ良い話だ、ボロボロ泣き。

悪いことして人が幸せになるなら、悪いことじゃない気がしてきちゃった。

天国の日々(1978年製作の映画)

3.9

リチャード・ギア、若すぎてびっくり!

貧困だと選択肢が狭まってしまうのが、どうにも虚しい。完全な悪人も完全な善人も居ないのが、また。

アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

結構ヒヤヒヤしたな、ベン・アフレックかっこよかった。

ただ史実を扱う時にヒヤヒヤさせる為だけに脚色するのはちょっとな、冷める。ただこれが現実に起こっていたこととして知れたのはとても有難い。勉強になる
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U・ボート ディレクターズカット(1981年製作の映画)

4.0

こりゃすげえ。3時間超える映画で初めて納得できるかもしれん。

なんといっても、次の瞬間に死ぬかもしれない彼等が冷静をずっと保つ精神力に脱帽。ドイツ兵は、本当に凄かったんだ。

ラストの衝撃、話にビッ
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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白い。海上の戦場ものはこれ一本でいいかもしれん。ラッセル・クロウが似合いすぎてる。男臭さも堪らんかった。

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

4.3

これはラブロマンスというより、戦争だ。

心の中にある葛藤がよく描かれている、流石スコセッシ。

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

4.0

この時代の再現、堪らん。

なんか最後辺り、進撃の巨人と重なった気がするんだが、気のせいだろうか。

嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

4.5

大好きなお話が映像化していた!

人間味があって、とってもすき。

二百三高地(1980年製作の映画)

4.2

現実が酷すぎて、もはやフィクションでは無いのかと。同じ人間なんだよな。


(500本目記念)

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